回転寿司の話題をまとめ。<美味しい100円回転寿司チェーンとヤバい回転寿司店の見分け方>、<ゴミが出てくる!もう一つの有名大手回転寿司チェーン店がひどい>、<悪い方の店舗は記事でヒントがないがあのブラック企業では?と噂>などの話をやっています。
2022/06/10追記:
●あの良心的なお店がまさか!ウニのおとり広告で景品表示法違反 【NEW】
2022/07/14追記:
●ほぼ詐欺同然 生ビール半額と宣伝、会計時に「フェア開始前」 【NEW】
●店員レベルは、良い回転寿司と悪い回転寿司の見分け方のひとつ 【NEW】
●美味しい100円回転寿司チェーンとヤバい回転寿司店の見分け方
2014/8/29:
「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。
の宣伝記事である
回転寿司の実力は「イカ」に出る! 大手回転寿司チェーン2店を食べ比べてみた【前編】- 東洋経済オンライン(2014年7月10日08時00分)では、"同じ全国チェーン店でも、つくり方やおいしさには、歴然とした「差」が"あるとしていました。"ネタを、店内でサク(刺身のカタマリ)から切っているところもあれば、工場であらかじめカットした冷凍の寿司ネタを仕入れて「寿司ロボット」が握るシャリの上にただ載せているだけの店もあります"いうことで、かなり方針に違いがあるようです。
私はどうせあんまりうまい・まずいを見分けられないので別にいいや…という感じなんですけど、お店のレベルを見抜くポイントはまず「イカ」だそうです。「イカの表面に切れ目が入っているかどうか」がポイントで、"表面に切れ目のないイカは、回転寿司に限らず、ほぼ100%冷凍品と思って間違いない。これは断言していい"とのこと。なぜかと言うと、"表面に切れ目を入れるのは、食べやすくすると同時に、「アニサキス」を殺す目的"があるため。冷凍でも死滅するために、冷凍イカなら包丁を入れる手間を省けるのです。
もう一つのポイントは 「鉄火巻き」の中の「マグロ」を見ること。"マグロだけを取り出して、指で潰してみる"と、"「本物のマグロ」は潰れないけど、「ニセモノマグロ」はぐにょっと潰れる"んだそうな。食べに行ったA店は切り方が雑なものの本物。先のイカも包丁が入っていました。"このチェーンは急成長して、数年前に売り上げトップになっている"ということですから、特定できそうですね。
●「外食の裏側」が押しまくっている回転寿司店はあのお店で確定
「スシローが、売上日本一に。」・・・回転寿司・売上日本一はどこなのか!?をスッキリ解決!/ フードビジネス・ニュースの見方によると、業界1位は見方によって「かっぱ寿司」だったり「スシロー」だったりで何とも言い難いみたいです。ただ、追い抜いたというのであれば、スシローでしょう。他に"社長さんが職人出身"という情報もありました。これもあきんどスシローの豊﨑賢一社長のことで良さそうです。
2015/2/11追記:この話をやってからどうしても行きたくなって、近くじゃないのにわざわざスシローに行ってきました! でも、ん?と首を傾げたんですよ。大体何でもおいしく感じる人なのでマズイとは思わなかったんですが、今まで行った回転寿司としてはむしろ一番おいしくないと感じました。
魚のおいしい地域の方が寿司もおいしいものなので、地域的なものかな?と、その後近くのかっぱ寿司に行ったら、こちらは大満足。店舗によるんでしょうね。やっぱり同じチェーン店だからとひとくくりにはできません。別の地域のスシローも評判が悪かったですし、そうでもない感じ。情報に騙されてませんかね。(最後だけ2016/05/08追記)
●ゴミが出てくる!もう一つの有名大手回転寿司チェーン店がひどい
2014/8/29:最初の記事に戻って、もっと便利な見分け方を。"寿司に限らず、刺身の鮮度は「角(かど)」"でわかるそう。"切り口の角が立っていたら、切りたて"、角が丸まっていると時間が経った証拠だそうです。また、シャリはお店で炊いた証拠である温かいものをというアドバイス。全体にわかりやすい見分け方で丁寧ですね。
一方、もう一つのB店の方は「あの店はひどかったね。同じ100円寿司とは思えない」というものでした。こちらは、後半の
ヤバすぎる「某100円回転寿司」の裏側 大手回転寿司チェーン2店を食べ比べてみた【後編】- 東洋経済オンライン(2014年7月24日08時00分)で出てきます。
このチェーンも「100円均一で誰もが知る有名店」だそう。食べる前から"厨房の床がところどころ真っ黒でヘドロみたいになっているし、寿司を載せて運ぶレーンに米粒がついている"、"、寿司を作るアルバイトのお姉さんは手袋をしているけど、その手でレーンをペタペタ触っている。こういう店は、いつ食中毒が出てもおかしくないよ"とさんざんな感じ。ヤバそうな予感がします。
案の定、前述した見分け方ポイントの「イカ」は切れ目なしでいきなりアウト。マグロは潰れない本物…でしたが、黒い筋が入っている筋の部分。"本来は捨てるところ、ゴミの部分"だそうな。めちゃくちゃです。ここは他も酷評の嵐ですが、特にひどかったのがウニ。"もともといいウニじゃないけど、本来は廃棄してもおかしくないレベルのものを使っている"、"食べ物から遠ざかった物体"とさんざんです。
●悪い方の店舗は記事でヒントがないがあのブラック企業では?と噂
また、先ほどあった見分け方のご飯。ここは甘かったとのこと。劣化を防ぐために砂糖を入れているというのは良いのですが、入れすぎてダダ甘に…。ただ、ここも人気店で待たされての入場。不思議です。味の違いはわからないと書いたものの、味以前に衛生面・安全面がヤバそうですので私もさすがに遠慮したいですわ。
最初にあったイカの見分け方は包丁を入れるだけで、冷凍イカでも偽装できそうと思ってました。ただ、そういった手間すら惜しむのが悪いお店なのかも…。例えば、B店のシメサバは、ネタを載せただけで握っていないため、シャリの上に、宙に浮くように、ドンと反り返った状態。少しの手間を省いているようです。
皆さん気になるであろう、この悪い方の店名のヒントは良いお店と違ってはっきり書いていません。ただ、検索して出てきた2ちゃんねるでは推測している人たちも…。私も店名を出す気になれないのですが、「回転寿司 ブラック企業」の検索で上位を独占しているところの名前がそこでは出ていました。
特に根拠はないものの、ありそうな話。社員の扱いがひどいのですから、ネタの扱いもひどくても不思議ないかも…と思ってしまいます。そもそも会社からひどい扱いをされている社員やバイトらが、一生懸命手を抜かずに頑張る…というのが、考えづらいですものね…。
(2021/10/24追記:今検索したら検索対策(逆SEO、ネガティブSEO)したのか、あまりこの名前店は出てこなくて、別のチェーンの名前が出てきます。当時予想されていたお店は、ブラック社員研修で有名なところでした)
●あの良心的なお店がまさか!ウニのおとり広告で景品表示法違反 【NEW】
2022/06/10追記:個人的にはそういうイメージはないものの、良心的なお店と定評があるスシロー。そのスシローで、<「ウニ」「カニ」が無い…“おとり広告”スシローに措置命令 “仕方ないね”で終わらなかった理由は?弁護士解説 | TBS>(2022年6月9日)というニュースが出ていました。
<回転寿司チェーン最大手の「スシロー」が、広告でキャンペーンとして宣伝していた寿司ネタを、実際には多くの店舗で販売していなかったとして、消費者庁は6月9日、「スシロー」の運営会社に対し、景品表示法違反の措置命令を出しました>
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/66672?display=1
公正取引委員会は、回転ずしチェーン最大手「あきんどスシロー」の、ウニやカニなど3種類の寿司キャンペーンの表示について “おとり広告” であると認定。おとり広告とは「商品・サービスが実際には購入できないにもかかわらず、購入できるかのような表示」のこと。例えば、ウニは以下のような感じでした。
<「新物!濃厚うに包み(税込110円)」の販売期間は2021年9月8日〜20日にかけてでした。(中略)
早い段階に売り切れる可能性があると判断して「新物!濃厚うに包み」に関しては9月14日〜17日の4日間、「とやま鮨し人考案 新物うに 鮨し人流3種盛り」に関しては9月18日〜20日の3日間、販売停止をしていました。
幅を広げて調査をしたところ、全国594店舗のうち540店舗、9割近くで1日以上販売できていなかったということ、これが “おとり広告” に当たるのではないかと判断されたわけです>
カニもほぼ同じですが、準備が整わず、初日から販売していなかった店舗でも、提供しているかのように表示していたという問題も発生。公取委はこれを特に悪質と判断しました。スシローは良心的…とされており、ファンが多く擁護もありそうですが、他のお店で置き換えて考えてみると、問題があるとわかると思います。
また、今回特に悪いとされた理由は他にもいくつか。大々的にキャンペーンを張って、しかも目玉商品であったというところもポイントだとのこと。また、弁護士は販売停止についてもわかりやすく告知すべきではないかともしていました。あと、弁護士は以下のように、過去の問題についても触れています。
<愛知・スシロー蟹江店では「天然本鮪中とろ」としていたものが、「インド鮪中とろ」を使っていたということが後々わかっています(販売期間 2022年2月23日~28日)。
また、「中国産のうなぎ」が「九州産のうなぎ」として販売されていたこともあったようです(販売期間 2022年2月23日~27日)>
●ほぼ詐欺同然 生ビール半額と宣伝、会計時に「フェア開始前」
2022/07/14追記:この前不正があったばかりのスシローでまた不正です。意図して行ったわけではないミスの可能性が高そうですが、その場合はミスした店員の対応が悪すぎる上に、最初のミス自体が「良い回転寿司の見分け方」でポイントとなる店員の質が低下している…と言わざるをえない形になってしまいます。
ツイッター情報は通常デマの可能性があるのですが、会社側が認めており、やはり普通に問題があった模様。しかも、1店舗ではなく複数の店舗で問題が発生。
スシロー、複数店舗で「生ビール半額」と宣伝→未実施だった 運営会社「誤掲出」と謝罪..返金対応へ : J-CAST ニュース(2022年07月13日)という記事が出ていました。
<運営会社のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は2022年7月13日、公式サイトに謝罪文を掲出し、誤って対象商品を注文した客に差額分の返金対応を行うと発表した>
<誤って期間外にポスターを掲出していた店舗で、キャンペーン告知を見て対象商品を購入した客に対し、一杯につき差額の264円を返金すると発表した。対応を希望する客は、購入店舗にレシートを持参し、スタッフに声をかけるよう呼び掛けている。
発表によれば、戸田店、相模原中央店では誤って10日からポスターを掲示していたとしている。このほかの店舗は現在確認中だとして、確認でき次第、改めて知らせるとしている>
●店員レベルは、良い回転寿司と悪い回転寿司の見分け方のひとつ
私はレシートを何年もとっておきますが、すぐ捨ててしまう人も多く、差額を返金してもらえないかもしれません。また、そもそも半額になっていると思い込んでいて、だまし取られたことにすら気づかない人もいるでしょう。レシートなしでも返金…となると、確認が取れないので仕方ないのですが…。
以前やった「良い回転寿司の見分け方」では、スシローは良心的な店舗とされおり、悪い店舗は店員の質がとにかく低レベルでした。前述の通り、意図して行ったわけではないミスの可能性が高いですが、ミスが出ること自体が店員のレベルの低さを示している上に、会計のときの対応もよくありませんでした。
スシローのテイクアウトは早く作りすぎておいしくないときがあるものの、私は仕方ないと思っていました。ただ、これもよくよく考えてみると全然良心的じゃない・顧客本位ではない…と言えるもの。また、今回のポスターはフェア開始日を書くだけで防げる問題であり、会社レベルでの質の低さを感じてしまう話でもありました。
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