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実はコンビニおでんは売れない?販売期間を短縮し真冬は販売せず


 コンビニおでんの話をまとめ。<実はコンビニおでんは売れない?販売期間を短縮し真冬は販売せず>、<無断発注!強制的におでんをお店に買わせてたセブンイレブン>、<手間がかかりすぎるコンビニおでん…人手不足でやめるお店も>などをまとめています。

2022/10/21追記:
●期間短縮どころか一年中おでんを売っているコンビニもあるが…
2023/10/02追記:
●手間がかかりすぎるコンビニおでん…人手不足でやめるお店も
2024/04/07追記:
●おでんはお店の任意…と言いつつ、なぜか1社だけほとんど販売してる 【NEW】


コンビニおでん日本縦断より 14種




●実はコンビニおでんは売れない?販売期間を短縮し真冬は販売せず

2019/11/27:<ファミマのレジ横おでん販売推奨、11月末までに短縮>(読売新聞 / 2019年11月26日 18時58分)という記事がありました。レジ横の好立地にドカンと場所を取っていてるおでん販売は、「コンビニ本部がうるさく指示している重要商品」というイメージがあったので、予想外のニュースです。
https://news.infoseek.co.jp/article/20191126_yol_oyt1t50236/

 ファミリーマートは、推奨期間を設けて、本部が加盟店に対し、レジ横に置いているおでんを積極的に仕入れて販売に力を入れるよう勧めているそうです。この販売推奨期間を短縮することに。これまでの推奨期間は、9月から翌年の3月末までの7か月間でした。これを9月から11月末までの3か月間にまで減らします。

 おでんをはじめとする季節商品にかかる加盟店側の負担を減らし、売れ残った商品を捨てる「食品ロス」の削減につなげたいというのが理由。おでんは、だしを具材に長時間しみこませる手間がかかるうえ、見栄えを良くするため品数を増やすと食品ロスも多くなりがちだといいます。

 冬本番という期間にむしろおでんを売らないというのが不思議でした。しかし、肌寒さを感じる9~11月が書き入れ時であり、真冬と言えそうな12月以降はクリスマスや正月の関連商品が増え、おでんの販売はむしろ減る傾向にあるとのことでした。実を言うと、真冬は売れてなかった模様。予想外でした。


●「食品ロス」の削減につなげたい…には、金銭的メリットも

 また、「食品ロス」の削減につなげたいというのは、きれいごとだけではなく、金銭的にもメリットがありそうだったんですよ。ファミリーマートは、今夏から、うなぎのかば焼きなどの完全予約制を始めたのですけど、廃棄した商品は金額ベースで8割も減りました。これにより、廃棄に必要な費用を減らすことができたため、利益の増加につながったのです。

 コンビニは廃棄費用が大きすぎて、非常に負担が大きいと言われています。この廃棄費用は、コンビニのブラックな要素の代表的なもので、セブンイレブンが以前お弁当値引き問題で相当揉めました。値引きして売ることで、廃棄費用が大きく削減できるため、お店側が値引きしたがったものの、セブン側がそれを許さなかったんですね。

 私がなぜこの件が問題だと考えていたのか?と言うと、事実上セブンイレブンのコンビニ本部が大量のお弁当入荷を強制しておきながら、お弁当が売れ残った場合の廃棄費用はお店側が負担していたということ。意思決定者と責任を取る人が別になっています。下請けに命令してやらせて、失敗の責任も全部押し付け、利益だけは奪うという形です。


●無断発注!強制的におでんをお店に買わせてたセブンイレブン

 で、上記の記事を見ていたら同じ「おでん」で、<セブン「おでん無断発注事件」に進展 ホットライン開設で本格調査へ 08年にも同様のケース>(ITmedia ビジネスオンライン / 2019年11月26日 17時17分)というものが目に入りました。よくわからないタイトルだと思ったのですけど、上記の事実上入荷を強制…をさらに悪質にした話でした!
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_bizmakoto_20191126116/

 セブン‐イレブンの本部社員がフランチャイズチェーン(FC)加盟店の店員に無断でおでん発注していたことが、2019年9月に都内の加盟店で発覚。2019年11月18日付の共同通信報道によると、少なくとも08年には同様の無断発注事案が起きていたともされており、今に始まった話ではなさそうです。

 セブンイレブンは無断発注できないようなシステムの構築をするとしていましたが、そもそも今まで社員が発注できていたというのがおかしな話。コンビニのやり方で問題なのは、コンビニ本部がお店側を事実上社員のように扱っておきながら、社員に必要な責任・保護などをやらず、都合の悪いことは独立した組織という建前で全部丸投げしていること。さっきのお弁当の話も、別組織というであるはずのお店に対して、なぜかコンビニ本部が値引き禁止を命じてましたよね。コンビニのやり方自体に問題があると思います。

 また、おでんだけでなく恵方巻などの季節商品でも“自爆営業”として、ノルマを達成できなかった分をFC加盟店に買い取らせていたことも過去には話題になっている、とも記事では指摘。恵方巻きなどのノルマ・自爆営業、ブラックバイトで違法の可能性でやっているように、ノルマによるペナルティの場合はそもそも正社員相手でも問題になるものであり、コンビニには悪いことだらけです。


●期間短縮どころか一年中おでんを売っているコンビニもあるが…

2022/10/21追記:最初の投稿は、ファミマがおでん販売期間短縮…という話。そうは言ってもおでんを重視しているコンビニチェーンがあるのではないか?と思います。販売期間が長いどころか、おでんを1年中売っているお店もあったはず!と思って、今回、検索してみることにしました。

 すると、予想外に検索ではヒットせず。関係ない話ばかり出てきます。一年を通しておでんを店頭販売しているコンビニはセブンイレブンぐらいで... - Yahoo!知恵袋は数少ない関係するものでしたが、質問サイト情報であり、信頼性が低い上に古い質問でした。2013年5月の質問です。以前から年間販売していた店舗はあまりなかったのかもしれません。

質問
<一年を通して おでん を店頭販売しているコンビニはセブンイレブンぐらいですか?>
ベストアンサー
<店によってはおでんは年中やらないです…もとい年中やる店のほうが珍しいのではないでしょうか。うちは年中やります!>
他の回答
<うちの近所のファミマも販売してます…なぜか中華まんも>

 …と書いてから、検索キーワードに肝心要の「おでん」というワードを入れ忘れていたことに気づきました。そりゃ、ヒットしませんわ。で、ちゃんとしたキーワードで検索するとたくさんヒットしましたが、結局、個人サイト情報ばかりで信頼性は低め。とりあえず、これらを見ると、「店舗によるので期間はまちまち。1年中売っているところもある」くらいな感じ。1年中を推奨しているチェーンはなさそうでした。


●手間がかかりすぎるコンビニおでん…人手不足でやめるお店も

2023/10/02追記:<季節の風物詩に異変!?おでん最新事情>(NHK 2021年11月26日 21時04分)という記事が出ていました。ただし、2021年ですからおでんをやめたのは、新型コロナウイルス問題の特殊事情という可能性も…。で、実際、読んでみると、おでんがピンチの理由のひとつはそれでした。

 例えば、NHKが取材した「ローソン」の担当者は新型コロナウイルスの影響を挙げています。「コンビニ評論家」とも言われる流通アナリストの渡辺広明さんは、単に新型コロナウイルス対策でやめたのではなく、新型コロナウイルス対策で蓋をしたことが原因じゃないかと言っていたそうです。

<「従来、コンビニのおでんは多くの店でふたをしていない鍋がそのまま置いてあり、客が自由に具材やつゆをよそう方法で販売していました。それが新型コロナウイルスの感染防止のため鍋にふたをしたり間仕切りをしたうえで、注文を受けて店員がよそうスタイルへと変わったんです」
(中略)
「おでんのあの香りに、客はまるで吸い込まれるように店を訪れたり買い求めたりしていたのです。たかが”ふた”と言えど、おでんの展開が縮小した大きな理由と考えられます」
おでんのように客を引き寄せる商品は「マグネット商材」と呼ばれて現場では重宝されるそうです。しかし、ふたをすることで「香り」という武器がなくなり役目を失ったおでんをやめる店舗が増えている可能性がある、と渡辺さんは言うのです。>
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211126/k10013362951000.html

 ただ、うちで書いていたように、それ以前からおでんを販売するコンビニは減っていたよね?と私は上記の説に疑問でした。すると、流通アナリスト 渡辺広明さんも実は「コロナの感染拡大前からコンビニおでんの販売縮小が始まっていた」と指摘。以下のような説明をしていたそうです。

「おでんというのは非常に手がかかる商品です。私も実際に経験したことがありますが深夜の時間帯に鍋を洗ったり、新たに仕込み直すのには多くの時間がかかります。つゆの状態に気を配ったりこまめに具材を足したり、本当にたくさんの労力がかかるんです。(中略)そういった意味では少子高齢化に伴う人手不足がおでんにつながっていると言えるのかもしれません」


●おでんはお店の任意…と言いつつ、なぜか1社だけほとんど販売してる

2024/04/07追記:前回のNHK記事から「おでんが少ない」という話をもう少し見ていきましょう。記者が見た10店舗のコンビニでは、あったのは3店舗だけでした。11月後半の記事ですので、たぶん調査もそれくらいの時期でしょうね。調査数が少ないですが、少なくとも「あって当たり前」という感じじゃないことがわかります。

 記者が大手コンビニエンスストア3社に聞いてみると、3社とも「店舗ごとの判断に任せている」とのことですが、セブンイレブンだけはなぜかほとんどのお店がおでんを売るとのこと。過去に強制的におでんをお店に買わせてたセブンですし、結局、裏で強制してるんじゃ?と心配になります。

<「ファミリーマート」はおととしまでほぼ全店舗で取り扱っていましたが、ことし9月時点では全店舗の約2割にとどまり、「ローソン」もことし9月時点で全店舗の約4割に減少したということです。
 一方「セブン-イレブン」はこの冬も大半の店舗でおでんを販売する見込みだとしています。>


【本文中でリンクした投稿】
  ■恵方巻きなどのノルマ・自爆営業、ブラックバイトで違法の可能性

【関連投稿】
  ■セブン-イレブンが3位のコンビニ閉店率ランキング 閉店費用は莫大
  ■コンビニは絶対勝てない スーパーとの大きな違いは生鮮食品の新鮮さ
  ■ファミリーマートのコインランドリー参入が良い狙いである理由 ローソンは薬局クオールと提携してコンビニと併設
  ■ローソン竹増貞信社長が外国人奴隷を希望、外国人技能実習で日本の小売のノウハウ学べると強弁
  ■店内DJイベント…デイリーヤマザキとは違うヤマザキショップが自由すぎる!
  ■食べ物・飲み物・嗜好品についての投稿まとめ

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