【ベルギーチョコソフト ミニストップ】
{ベルギーチョコソフト試食会シリーズ1}
ベルギーチョコソフトというソフトクリームの試食会があって、参加してきました。
私はこういったイベントに参加するのは初めてだったんですけど、「ああ、こういうことするんだ」みたいなのも関心もあって、始める前から終わった後までおもしろくて堪りませんでした。(「おもしろい」じゃなくて、「興味深い」というのもたくさん)
で、その感想だけで二桁近く記事が書けそうなのですが、取り急ぎ肝心の試食に関するものだけ3つアップして、後は小出しで行きます。
初めこのミニストップのベルギーチョコソフトが「新商品」(9月7日発売開始)なのに、なんで「発売9年目」と言っているのか意味がわからなかったのですが、どうやら毎年リニューアルしているということのようです。
最初の発売が2002年ですので、今年で9年目。私はベルギーのチョコレートが有名だということすら知りませんでしたが、プレゼンテーションではその前身のものより「ベルギーチョコ」になってからの方が好評だとおっしゃっていましたし、実績があるようです。
↓ベルギーチョコソフトの後ろに何やら器械が映っていますが、実店舗みたいなところでの開催でした。

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ベルギーチョコソフトの売りの一つとしては、国際規格を満たした「クーベルチュールチョコレート」(名前の響きがわけもなく好きです)を使っていることだそうです。
その規格は日本では適用外らしいですけど、「総カカオ固形分35%以上、ココアバター31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上、ココアバター以外の代用油脂の使用不可」なんてのが主な基準だそうです。(Codex(コーデックス)委員会の基準)
国際規格と言われて思いつくのはISO(アイエスオー、アイソ、イソ)やHACCP(ハサップ、ハセップ)ですけど、食品の規格もあるんですね。
それでは、味の話。
チョコレートは非常に濃厚さが目立ちましたが、それもそのはず「過去最高値」のカカオ成分を配合したベルギーチョコソフトだとか。
数字を書かれてもよくわかんないと思いますが(少なくとも私にはさっぱり)一応紹介しておくと、カカオ55%のチョコレートをベースに、香りの高いカカオ豆を用いた72%のビターなチョコレートを配合しているそうです。
私は濃いチョコレートは大歓迎の口で、シンプルにチョコレートらしさを味わえますし、このときいっしょに試食したベルギーチョコプリンやベルギーチョコパフェの中でも、このベルギーチョコソフトが一番好みでした。
【ベルギーチョコプリン ミニストップ】
{ベルギーチョコソフト試食会シリーズ2}
ベルギーチョコソフトと同じく9月7日発売開始のベルギーチョコプリン。
↓写真撮りましたが、プリンって絵面がちょっと寂しいですね。

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↓寂しいのでプリンだけもう1枚。カップの模様でもお楽しみください……と思ったのですが、よく見えません。

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事前の説明では2層仕立てで、隠し味に洋酒を入れていますとのことでしたが、洋酒(ラム酒だそうです)の存在感が強かったような?
私はお酒がそれほど好きではないので、なんかちょっと怪しい感じの味が忍び寄ってくる!と思ったのは、おそらくその洋酒じゃないかと思います。
実は次に感想を書くベルギーチョコパフェにもプリンがありますが、食べ比べてみたところ違うもののようです。ベルギーチョコプリンの方が、お酒(?)が強いと感じました。
多層構造の上部分は、1/3くらいだったでしょうか?
「柔らかいチョコレート」だとか、「クリーミーなチョコクリームソースでとろける食感」だとか、表現がなされていましたが、ふわふわで楽しいですし、上部分の方が好きです。
で、お酒らしきものが強かったのが下層部分だったと思ったのですが、「あと5分です」って言われて慌てて食べたのでよく覚えていません。(無事完食しました!)
自衛隊研修で行った自衛隊の食事の制限時間にも苦労しましたが、私はもともと食べるのがトロいですし、写真撮ったり、メモ取ったりでのたくたしていて、すっかり時間がなくなってしまいました。(その割に写真もメモも少なかったんですけど)
しかも、「あと5分」というのは次の説明までの時間で、まだ10分食べている時間がありました。うーん、ゆっくり食べれば良かったです。
もともと食べ方が下手なのですが、急いで食べたせいで指がチョコだらけ。お手拭きで拭いたので大丈夫だと思ったのですが、帰宅したら、爪の中とか、指先とか、手の甲とかにチョコレートがくっついるのが見つかり、驚きました。
【ベルギーチョコパフェ ミニストップ】
{ベルギーチョコソフト試食会シリーズ3}
ベルギーチョコパフェは、
ベルギーチョコソフトとは違って9月10日発売開始のようです。
これも
ベルギーチョコプリン同様に多層構造である上に、写真を見てわかるようににぎやかに様々なものが載っていて、味もにぎやか。
非常にレビューしがいのあるお菓子だったはずなんですが、ベルギーチョコプリンで書いたように慌てて食べたのであんまり覚えていません。
今思い出したんですが時間がなくなった理由はもう1つあって、最初に出されたベルギーチョコソフトをゆっくり食べているうちに、後から出されたベルギーチョコプリンとベルギーチョコパフェの時間が減ってしまったのでした。まあ、自業自得ですね。
このベルギーチョコパフェが多層構造だと書きましたが、ベルギーチョコプリンと違って3層じゃないかな?と食べているとき思ったのですが、今貰った資料を確認すると、「今回は中層にパリパリ食感の削りチョコを加え、リニューアルしました」とのこと。
私はこの削りチョコ層と1番上のところ(ムース?)の上部2層が一番好きだったのですが、最下層はプリンになっています。何でも後味スッキリさせるために、最後に持ってきているんだとか。
このベルギーチョコパフェのプリンも、ベルギーチョコプリンと同様に洋酒を用いて深みを出しているそうですが、ベルギーチョコプリンの感想でも書いた通り、こちらの方がお酒は薄そうで、お酒が苦手な私でも食べやすかったです。
パフェの上でにぎやかしていたものは名前が全然わからぬままパクパクっと食べてしまい、メモも取っていなかったんですけど、今資料を見ながら思い出す限り書いていきます。
↓さっきの写真をもう1度。

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「チョコソースをかけたチョコケーキ」っていうのは、写真右上の白いのがかかったやつですね。食べたときに「あれ?これスポンジ?チョコレートじゃないんだ」と思いましたが、そうか、ケーキなんですね。ケーキですので、普通に好きでした。
「チョコフィナンシェ」ってのは全然わからないんですが、調べてみると金塊型のバターケーキや焼き菓子と。あれ?もう1つケーキってあったかな?記憶にありません。さっき書いたケーキはこっちのことなのかな?形は直方体だったはず。
あと「ベルギーチョコクリーム」というのは。写真下部の広くかかっていたやつかな?これも一気に食べて覚えていません。あ、でも、味濃かったところだったかも。チョコレートそのものが好きなので、良かったような気がします。
その他にアーモンド(写真右下)があって、アーモンドよりチョコレートが食べたいと思い、後回しにして、終わり頃に食べたのを覚えています。
(追記:読みなおしていて改めて思いましたが、やはり相当間違っている気がします。「チョコソースをかけたチョコケーキ」が写真下部で、「チョコフィナンシェ」が写真右上だったのかなと今は考えています)
{ベルギーチョコソフト試食会シリーズ5}
2011/10/6:ベルギーチョコソフトの試食会に行ったのは8月末……と言っても、2010年の8月末のことですから、実に一年以上経ってしまいました。
当時書きたいことは山ほどあったのですけど、その前に書いた4つがあまりにも読まれなかったので書く気が失せていたら、こんなに時間が過ぎてしまいました。
このまま捨てちゃっても良いのですが、当時のメモを箇条書きでザッと書き出しておきます。(気が向けば整理するかもしれませんが、たぶんこのままです。あと、写真もいくつかあったのを思い出しましたが、これまた面倒なので気が向いたら)
・会場は青山でしたが、隣にブラジル大使館があったので、最初にチラッと見に行きました。何かこんなのどやって持ってきたの?というでっかいトラックの後方部分みたいなのが置いてあった気がします。たぶんアイスクリームか何か。ブラジル人もアイスクリーム好きなのかな?あと、建物がすごく黄色かった気がする。
・昨年は猛暑でしたが、二人も外に出て会場に来る方をお出迎え。しかも、私が行った時点は30分近く前です。実は私は最初にこの二人を華麗にスルーして、ブラジル大使館を見に行っていました。
・建物の中にも5,6人いて、料理人さんが2回に2人。ちゃんと確認していないので、もっともっと人がいたんじゃないでしょうか。人件費かかっているなぁと思いましたけど、数十人集めてやる試食会だし、それくらい当たり前なのかな?対応も本当丁寧で、良い印象を持ってもらうため(悪い印象を持たれないため)には、努力を惜しまない感じがしました。
・建物は普段はお店なのかな?1階の机を並べていない奥には厨房があり、機材がたくさん。2回は完全に料理部屋で、家庭科室みたいな雰囲気。今検索しても出てこないので、移転したのか、それだけのために貸しきったのか。(試食会は何日も開催)
・最初はプレゼンテーション。これがおもしろかったし、この資料を元に一つ
チョコレートの国 ベルギーというのを書きました。これがまたあまり読まれなかったんですよ。
・ベルギー人のチョコレート消費量は、日本チョコレート・ココア協会2007年によると、10.1kg/年。日本人は2.2kg/年ですので、およそ5倍。口頭の説明では、フランス人が6.7kg、甘いモノばかり食べていそうなアメリカ人が5.2kg。中国人は僅かに0.1kgだそうです。(最後は汚い字だったのですが、「中」と読めたので多分中国のデータだと思います)
・ベルギーチョコレートはハイレベル。特徴はクーベルチュールの質の高さ、プラリーンのフィーリング、食感のバリエーションの豊かさ、繊細な味。別ページでは、カカオの芳醇な香りとバランス、良質な原料、伝統の製法と職人技とも。バランスとは、苦味・甘味・酸味のバランス。バリエーションに関しては、フードペアリングというのがあって、香りが共通する食材を結びつけると書かれているので、いっしょに食べるのでしょうか?
・チョコレートの三大産地(製造地)だかなんだかは、他にフランスとスイスだそうです。フランスの特徴は酸味とダークで、スイスは酪農があるのでミルクが秀でているのだとか。
・三大生産国については、原料のカカオとの関連性があるという話で、コーヒーのように赤道付近でしか取れないため、調達の優位性が関係するようです。
・2007年1月のMDBネットサーベイによる調査で、「チョコレートがおいしいというイメージのある国」でもベルギーはトップの65.5%。三大生産国はスイスが40.6%で3位、フランスが31.3%で4位でした。以下、オーストラリア10.8、イギリス10.0、ドイツ9.7、アメリカ7.6、特にない7.1、カナダ7.1と続きます。
・42.3%で2位を取ってしまったのは、実は日本。プレゼンをした方は「なぜかわかりません」と首を傾げていましたが、加工して口に入るのは日本が多いですからね。一般人は……と言うか私も知りませんでしたけど、原料用(業務用)チョコレートを輸入してるだなんて考えたことありません。
・この原料用チョコレートをいただきました。コインみたいな形。ベルコラーデのもの。もちろんこれだけでも充分おいしいのです。
↓ベルコラーデありました。5kgとはいえ、高いので注意。
・プレゼンのあと、2階でお料理。お一人はベルギー人の方。発音は別として、日本語はほとんど通じるレベル。ベルコラーデの方だったかも。
・「そのままでは『おいしくない』って言っていたけど、●ける」と書いたメモあり。「●」が汚いんだけど、おそらく「行」。何のことを書いたのかは不明。次の行には「カカオマス。型物を使ったのはベルギーが最初」とあるので、カカオマスを食べたのかな?でも、それはさすがに「いける」ことはないような。(ビターなものも食べれるので、そういう感じかな?)
・テンパリング。チョコレートの温度下げる作業。私が家庭科室のようだと思ったテーブルの上で液状のチョコレート伸ばすんですけど、大理石なんですって。
・手際いいなぁ、さすがだなぁと思って見ていましたが、体験した人見ていると相当難しいみたい。遅いのでテーブルの上で固まってしまうし、重いし(確かボールに入れていた)。テーブルの上は火炎放射しながら溶かして、掃除していました。
・すくい上げた感じでだったかな?もったりして「32度より低い」と言って、非接触の温度計で計ったら28度。ダークチョコレートは32度が良いそうな。
・今読んでも意味がわかりませんが、「ひっくり返して中に落として、しかも叩いて調整で、外側だけ使う」。ああ、型に入れた後の話かな?温度で厚さが変わるので、難しそうです。内側はあとで回収していたような記憶。「その前の空気抜きでもガコガコ叩いていました」も意味がわからん。
・型からどうやって抜くのだろう?と思って見ていたのですが、冷蔵庫で冷やすことによって縮むので取れやすくなるそう。なるほどね。
・講師のすぐそばで興味津々で見ていたら、型に入れる役目を仰せつかります。「普通の料理すらしたことないのに」とつぶやきましたが、「でも、よく考えるとこんな経験できないじゃん」と思ってチャレンジ。
・先だけ穴空いた円錐型のもの(名前が不明)でチョコレートを押し出して入れるのですが、びっくりするほど入らない。あれ?こんなんじゃなかったよね?と思いつつもやっていたら、ストップかかってもう一度お手本。今度はちょっとだけですがマシに。上で掴んでいる手をひねるかなんかした気がするのですが、もうとっくに忘れています。
・本当は時間がかかるので、各所で「実はもう完成品が……」システムで次々と。私の入れたダメダメチョコレートは、スタッフがおいしくいただいたのでしょうか?この日はチョコ食べまくって、さすがに胸が悪くなり、夕飯は食べませんでした。ラッキーだったのですが、たぶんあのチョコレートも食べられないよなぁ……。
・テンパリングしていないものをひとつ放置していたのですが、これはいろんな作業終えた後でもちゃんと固まっていませんでした。(これはおそらく型に詰めたものの話だと。テンパリングしたのとしていないのを両方型詰めして比べたんじゃないかな?)
・最後にトリュフとアールグレイ・オレンジというのをいただきました。トリュフがおいしすぎて、みんな大人しく食べているのに思わず「うめぇー」と口走りました。だって、口の中でとろけるんだもん。(この後、1階に戻ってベルギーチョコソフト、ベルギーチョコプリン、ベルギーチョコパフェを食べました)
・と言うか、皆さん緊張しておられるのか、表情が固かったです。私一人でテンション高くて、ニコニコしていた気がします。
・チョコレートいっぱい食べれたし、プレゼンや料理の実演はおもしろかったし、スタッフは最後まで丁寧でしたしで、たいへん楽しかったです。(そういや、お土産も頂きました。ワッフルだったかな?3つほど)
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