2014/10/21:
●「脳トレで賢く」など、科学的根拠で嘘だと判明した9つの迷信
●「インターネットをすると頭が悪くなる」という頭が悪い迷信
●「プレッシャーの元で、脳はより良く働く」という根性論系迷信
●「脳トレで賢く」など、科学的根拠で嘘だと判明した9つの迷信
2014/10/21:ライフハッカーも大概怪しい気がしますが、
科学的に偽りであることが証明された脳に関する9つの迷信 | ライフハッカー[日本版](yamauchiyamauchi 2012.01.16 07:00 pm)という記事があり、読んでみることに。
タイトル通り9つの迷信が載っていましたが、分けてやります。今回以外のものは、
モーツァルト効果はない クラシック音楽で幼児のIQ上昇は迷信と
脳は10%しか使っていない,右脳が芸術,左脳が論理的という迷信で書きました。
また、最初は、「1.脳を使うゲームで賢くなる」という迷信を紹介していたものの、後に
脳トレの効果に科学的根拠なし Lumosityは虚偽で賠償金、川島隆太教授の論文は大丈夫?にまとめています。ということで、現在は以下の2つについてやっています。
2.インターネットが私たちを愚かにする
3.プレッシャーの元で、脳はより良く働く
●「インターネットをすると頭が悪くなる」という頭が悪い迷信
さて、<2.インターネットが私たちを愚かにする>ですが、ちょっと予想外の否定の仕方でした。"広すぎる対象範囲から一つの結論が出ているものは間違い"だという言い方です。
インターネットが私たちを愚かにするという主張は、ある特定の場面では正しいのかもしれませんが、一般論とすることは間違い"とも書いていますね。"今のところ、これを裏付けるようなリサーチは発表されていません"とのことです。
ただ、これは判断が難しいですね。インターネットにかける時間との相関性みたいな形なら、研究がありそうな気がします。テレビなら
テレビを見ると頭が悪くなる?長時間視聴の子供、言語能力低下という研究がありました。
●「プレッシャーの元で、脳はより良く働く」という根性論系迷信
もう一つの<3.プレッシャーの元で、脳はより良く働く>というのは、より精神論系で迷信くささが強いもの。追い込めば追い込むほど力を発揮する…という見事な体育会系の根性理論です。
「Franklin Institute」というサイトによると、普通に「ストレスは脳の働きを悪くする」とのこと。また、"日常的にストレスを感じ"続けていると、危機的状況下で出るホルモンが出続けることで脳細胞を殺してしまうことになりかねないようです。
"プレッシャーがある方がいい結果が出せる"と錯覚する理由について、記事では、"それは終えたという結果や安堵感からきているものなのではないでしょうか"と推測していました。他に"締め切りが近いということでモチベーションが上がっているだけ"という推測も載せていました。
モチベーションによる説明が一番スッキリしそうですね。でも、前述の通り「ストレスは脳の働きを悪くする」わけですので、ベストなのはストレスのない状況でモチベーションを高く!です。そうは言っても、それが一番難しいのかもしれませんけど…。
【本文中でリンクした投稿】
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脳トレの効果に科学的根拠なし Lumosityは虚偽で賠償金、川島隆太教授の論文は大丈夫? ■
モーツァルト効果はない クラシック音楽で幼児のIQ上昇は迷信 ■
脳は10%しか使っていない,右脳が芸術,左脳が論理的という迷信【関連投稿】
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右脳と左脳の働き・機能や利き手との関係はどこまで本当なのか? ■
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ゲーム脳なんてない ■
バンヴェニスト論文の掲載でホメオパシーを育てたネイチャーの罪 ■
川嶋朗先生 ホメオパシー,波動 ,水からの伝言,氣の調整と何でもござれ ■
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