タイトル見た時点で馬鹿らしいと思った
STAP細胞:特許進める 理研が手続き 「存在否定できぬ」(毎日新聞 2014年10月25日 須田桃子、清水健二)。"理化学研究所などが国際出願していたSTAP細胞に関する特許について、理研が出願を取り下げず、特許取得に必要な「国内移行」という手続きを複数の国でしたことが24日、分かった"そうです。
"STAP細胞作製を報告した論文2本は既に撤回され、研究が白紙に戻ったにもかかわらず特許取得手続きを継続する"ということになります。当然ながら疑問が出てくるわけですが、理研は「(STAP細胞の真偽を確かめる)検証実験は継続中で、完全に否定されたとはとらえていない」と説明したとのこと。
一応、説明としては成り立つんですけどね。真実かどうかはっきりしていないという建前ですから。でも、捏造濃厚なんですから、普通なら下りるでしょう。"特許の出願や移行手続きで理研がこれまでに負担した費用は数百万円"とのこと。税金の無駄です。
実際、共著者であり、小保方晴子さんを指導をした大和雅之教授のいる"東京女子医大は「得られる利益は少ないと判断した」として、国内移行手続きには加わらなかった"とのこと。おそらく無駄だとわかっているってことでしょう。東京女子医大側はつつかれたくない話があるので、これ以上関わりあいになりたくないというのもありそうですが…。
おそらく他紙はここまでやっていないでしょうが、毎日新聞はこれに加えて「解説」を後半に書いています。出てくるのは、やはり税金の問題。
"STAP細胞が再現できたという報告もまだなく、今後、各国で審査に進んでも「信ぴょう性がない」と判断され、特許は認められない可能性が高い"としています。また、今回の手続きだけでなく、"特許の維持には費用もかさむ"ことも指摘。
「理研がとった方法はビジネスとしてはあり得るが、『不正が含まれるデータで特許を取るのか』と批判を受けることも覚悟しなければならない」という大澤健一弁理士のコメントもつけていました。
本当馬鹿らしい話だなぁ…と思うんですが、実はこの記事はタイトルだけ見て最初中身を読んでいませんでした。で、先に記事に対するツイッターの反応を
Ceron.jp - Yahoo!ニュース - <STAP特許>理研、手続き進める…「存在否定できぬ」 (毎日新聞)で見てびっくり。
パッと目に入ったのが、「その前に小保方さんに頭下げろよ」というコメント。えっ?と混乱します。
確かに理研が頭を下げるべきところはたくさんあります。今回の件に関しても税金を無駄にしてすみません…と国民に謝罪するような話です。しかし、頭を下げるべき相手に小保方晴子さんは含まれてないでしょう。
どういう解釈をしてこういうコメントに?と他を見ると、以下のようなツイートが…。
「研究者は処分して、処分した研究者の研究成果は、自分がもらうわけですか。。。これはすごいですね。ザ・悪代官ですね」
「私は前から言ってるけど、理研は小保方さんの名誉を失墜させ、成果を横取りしてアメリカに売り払おうとしたんですよ」
ああ、そういう理解なのか…。頭痛い。うーん、まだこういう人多かったんですね。
バカンティ教授の新作製方法公開で、やっぱりSTAP細胞はあった!と反応のときは私の勘違いで、それほど本当は多くなかったため、一部の人を除いて一掃されたのだと思っていました。
ただ、ここらへんのツイートが集中してあったのでてっきりこんなのばっかりだと思ったんですが、その後は「意味が分からない。手続き料は税金でしょう?」「まだやるん?」など、そうじゃないツイートが優勢になっています。
とりあえず、「STAP細胞がある」と信じているっぽいコメントだけピックアップ。
「須田桃子の相変わらず?の糞記事」
「検証しないうちから『ない』と言い続けていろんな人を追いこんで、利権だけは手放さないってどういうことなのかしら」
「わっけわからん。つまりあるって事か。
笹井さんが不憫でならない。
小保方さんには負けるなとエール。」
「小保方さんに大金を払わないために、研究結果は企業のものってなるのを待っていた?」
「おかしいだろ理研=利権よ、STAPは存在しないとしながら今になって?! 私が前に述べたように、「場」というものをきちんと研究すれば存在するに決まっているのだよ。」
「あのヒステリック的集団イジメ、マスコミの手のひら返し(失態)が楽しみ。」
「STAP細胞!再現?・・・
変人でなければできないこともあるよな!
日本は変人は生きていけない国だな!
マスコミは落とし前の付け方を考えた方がいいかもな?・・・」
「これはSTAP技術がやはり本物だということでしょう。小保方さんは潰して理研は利権を確保。」
「どうやら理研がSTAP細胞の存在を再確認したらしい
やはり利権は手放せぬと
これまでの小保方氏に対する残酷な誹謗中傷に、どう責任を取るのだ?
結局、ノーベル賞確実な小保方
理研は特許理研を企業のものにすり替える法改正を待ってたわけか」
「結局、政治がらみで、馬鹿なマスゴミが踊って、研究が遅れただけ……」
「とうとう動き始めましたね と私のように思っている人が数多いるはず」
「結局、小保方さんが犠牲にされただけ! 」
「は有ります。
そんな臭いがしてきたね。
政局の動きに合わせたように。」
「あるな。
多分、何らかの妬みで潰されたのか(; ̄ェ ̄)」
「完全に、小保方さんを利用してるよな~!」
「重ねて期待」
「丸山議員の発言と一致する内容」
結局、また密集しているところがあって、確率としてはかなり高かったです。67コメントでこんな感じ。
最後の丸山議員ってのは、
丸山弁護士こと丸山和也議員も、小保方晴子の実験参加を支援していたで書いた人ですね。
毎日新聞には、「(STAP細胞の真偽を確かめる)検証実験は継続中で、完全に否定されたとはとらえていない」の他に"どの国で移行手続きをしたかを明らかにしていないが、加賀屋悟広報室長は「実用化された場合に市場が期待できる複数の主要国」と説明"ともありました。これらは、上記の人たちが本当はSTAP細胞はあると考える根拠になっている部分でしょう。
でも、この記事では、"STAP細胞が再現できたという報告もまだなく、今後、各国で審査に進んでも「信ぴょう性がない」と判断され、特許は認められない可能性が高い"ってわざわざ書いているんですからね。全体に否定的な内容です。
これだけ丁寧に否定した記事ですら存在濃厚の根拠にしちゃうんでしたら、理研の主張だけしか載せていない記事なんかもっとひどいでしょうね。日本の研究の世界がおかしい…って話を毎度書いていますけど、日本人自体のレベルがヤバイ気がしてきました。
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