眠れないのでネット見ていたら、
安倍首相、脱税疑惑に激高=「犯罪者扱い」と答弁拒否- 時事通信(2014年11月4日19時51分)の記事に笑いました。
4日の参院予算委員会で、社民党の吉田忠智党首が政治とカネの問題の質問の際、安倍晋三首相の脱税疑惑を報じた過去の週刊誌記事を取り上げた。これに首相が「まるで犯罪者扱いだ」と激高し、審議が一時中断する場面があった。
吉田氏は首相に相続税3億円の脱税疑惑があると報道した2007年の週刊誌記事を引用しながら、「時効だが自発的に納税してはどうか」と追及。首相は「事実をどこで確かめたのか。週刊誌記事だけで私を誹謗(ひぼう)中傷するのは議員として恥ずかしい。全くの捏造(ねつぞう)だ」とまくし立てて答弁を拒否した。
安倍晋三首相の"朝日新聞が「撃ち方やめ」捏造"がデマ 産経も報じるの件では、明らかに間違っているのを認めずに「ごめんなさい」と言ったら負けだとばかりにさらに攻撃していた癖に、他人にやられると審議中断するほど激高(「激昂」が一般的ですが各社「激高」で揃えていました)…ちょっと国の首相がこれで大丈夫なのか?というほど感情的です。
まあ、これだけの話だったらわざわざ投稿しないのですが、ここまで安倍首相が怒ることになった脱税疑惑ってのは気になります。よほど触れられると困ることだったのでしょうか?
この脱税疑惑の件は、
はてなブックマーク - 首相「犯罪者扱い」に激高 社民・吉田氏の脱税疑惑質問に - 産経ニュースでリンク紹介がありました。
haruhiwai18
"ところが 「もう時効だが…」と述べた吉田氏に首相は激しく反応。「まるで犯罪者扱いではないか。失礼だ。答弁できない」と発言の撤回を求め 審議が中断" →凄い煽り耐性だw/ちなみにこれhttp://urx.nu/dK7s 2014/11/04
リンク先は掲示板の阿修羅です。
本誌が追い詰めた安倍晋三首相「相続税3億円脱税」疑惑(全文保存) 木田貴常(2007 年 9 月 15 日 11:19:46)というもの。一部タイプミスらしきものが見られます。
元記事は週刊現代9月29日号 P26~30の「本誌が追い詰めた安倍晋三首相「相続税3億円脱税」疑惑 亡き父・晋太郎の「遺産」6億円と“出資者不明”の巨額献金」(高瀬真実と本誌取材班)。前回の首相時代,の話というか、いきなり辞めた直後の話ですね。
記事冒頭では"突如辞任を発表、翌日には緊急入院―「安倍首相をここまで追い込んだ」と、発売前から永田町、メディアを騒然とさせたのは、本誌のこのスクープだ"などとありました。
でも、それは週刊現代が思い込んでいるだけだろ?と読んでみると、毎日新聞夕刊で「今週末発売の一部週刊誌が安倍首相に関連するスキャンダルを報じる予定だったとの情報もある」とー面で報じたとのこと。一応自称ではないみたいです。
転載された記事のポイントとなるのは、まず、以下の部分でしょう。
故安倍晋太郎氏は、晋三氏を外相秘書官にした'82年から病没する'91年までの10年間に、自らの政治団体である「晋太郎会」に2億5985万円、「晋和会」に2億5897万円、「夏冬会」にー億1940万円、3団体合計で6億3823万円もの巨額の個人献金をしていた。
3つの団体はいずれも「指定団体」である。指定団体とは当時の政治資金規正法に則って届け出をした政治団体のことで、政治家はこの指定団体に寄付すると、その額に応じて所得控除を受けることができた。しかも控除額は青天井だったのである。
晋太郎氏は、政治家にしか使えないこの所得控除制度をフルに活用していたのだ。これだけの巨額の個人献金をする一方で、自らの申告所得額は極端に少なかった。同じ10年間で1000万円以上の高額納税者名簿に掲載されたのは、病気療養中の'90年の納税額3524万円、わずか一度だけだった。その間に6億3000万円以上も献金をしているのに、である。
そして問題なのは、この政治団体がそのまま息子の晋三に引き継がれ、相続税逃れに使われたことだ。
この後に消えた寄付金の話が出てきます。
本誌で調べたところ、安倍晋太郎氏の生前に作られた「安倍系団体」と呼ぶべき団体は、タニマチ的なものも含めて、66団体にものぼった。さらに調べると、晋太郎氏は'91年5月に亡くなっているが、その直前の'90年末時点で、それらの団体には合計で6億6896万円もの巨額の繰越金があった。
安倍首相は父親の死後、政治団体を引き継ぐのと同時にそれら巨額の繰越金をもそっくり引き継いだのである。調べてみると、父の死の直後、'91年末時点では22団体が解散し、44団体になっている。資金残高も4億円余りに滅ってはいる。ところが、解散などに伴って整理された資産などの行方を追っていくと、どこに献金したかが不明になっている「消えた寄付金」が、合計で1億8522万円もあったのだ。2億円近い巨額なカネはいったいどこに消えてしまったのか。
これらの関係がよくわからなかったんですが、安倍晋太郎の個人献金→政治団体→安倍晋三が相続…で、相続税逃れってことですかね? この後は以下のように続きます。
これらの「消えた寄付金」を含めると、首相は、亡父が政治団体に寄付した6億円の個人献金を政治団体ごとそっくり相続したことになるのだ。
安倍首相は、これまで主な相続資産は、山口県長門市の実家と下関市の自宅のみとしてきた。(中略)
財務省主税局の相続税担当の幹部に、連結収支報告書の数字を示しながら聞いた。政治団体を通じた巨額の資産相続に違法性はないのか?
「政治団体に個人献金した資金が使われずに相続されれば、それは相続税法上の課税対象資産に該当します。政治団体がいくつもある場合は、合算した資産残高のうち献金された分が課税対象になります。たとえ首相でも、法律の適用は同じです」
そう説明した幹部は、連結収支報告書の数字を見比べてきっぱり言った。
「この通りなら、これは脱税ですね」
"仮に、政治団体を通じて相続した遺産が6億円とすれば、当時の税制ではー億円以上の最高税率50%が適用されて、相続税額は約3億円になる計算だ"というのが、3億円の根拠のようです。
また、時効うんぬんについては、"税法上は相続税の脱税の時効は最大で7年"であるので、この報道の時点で既に時効だったという話でした。
以上ですが、どうなんでしょうね、これ? 週刊現代だし怪しいものだと思うのですが、安倍首相が審議中断するほど激昂したというところを見ると相当痛いところなのかもしれません。下手に怒ったせいで、この相続税報道が前回の辞任原因とされるのも、あながち大げさじゃないのかもという感じがしてきました。
また、安倍首相がどうのという話とは別に政治団体を通じた事実上の脱税行為は問題だと思います。麻生政権のときだったと思いますが、世襲制が話題になっていました。私はこのとき世襲禁止にはたぶん賛成していなかったと思うんですが、政治団体の相続の問題は絶対是正すべき…と言っていたはずです。
実は何か政治団体でズルできるらしいよ…というのを聞きかじっただけで、それが上で出た安倍首相の脱税問題と同じものかはわからないのですが、世襲うんぬんより事実上の脱税の方がずっと問題だろうという思いは今でも変わりません。
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