日本人の礼儀に関する話をまとめ。<礼儀正しいおもてなし日本の無礼な花束投げ捨て、海外でも報道>などをまとめています。
2023/01/25追記:
●なぜ迷惑者ユーチューバーが多い?悪いことをするほど儲かる構図
2023/04/25追記:
●逮捕状出たガーシーやNHK党・立花孝志が人気になる国・日本 【NEW】
●礼儀正しいおもてなし日本の無礼な花束投げ捨て、海外でも報道
2022/09/26:日本人は礼儀正しいとされますけど、実際はピンキリでしょうね。世界最高の大スターだったボクシング選手・メイウェザーに対し、花束を投げ捨てる行為が行われました。後述するように、海外でも報じられているとのこと。政治家による炎上商法・知名度アップのパフォーマンスで、炎上は願ったり叶ったりでしょう。
<総合格闘技イベント「超RIZIN」が25日にさいたまスーパーアリーナで開催された。元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)への花束贈呈の場面で「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)が花束を渡さずリングに落とした>
<そのまま花束を渡さず、会場は一時騒然となったが、メイウェザーは動じることなく拾い上げ、セコンドに渡した>
(「ごぼうの党」代表、メイウェザーに贈呈する花束を本人の前で故意に落とし渡さず 会場&ネット騒然 22/9/25(日) 14:55配信 スポニチアネックスより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/67f4f4620a677c6af9280d07d183f26efd0da93e
メイウェザー選手自身も舌戦で炎上商法的に盛り上げるタイプの人だった記憶があるのですが、今回は対照的に花束を慎重に持ち上げる大人の対応をしていました。「ごぼうの党」の奥野卓志代表への批判が集まる一方で、メイウェザー選手の株が上がる…という事態になっています。
<ネット上では「失礼すぎる」「さすがにリスペクトが無さすぎじゃないか」「水差さないで欲しい」「礼儀を重んじろや」「花くらいちゃんと渡そうや」「これはやっちゃダメだろ」「朝倉未来選手にも失礼です」「ほんま何しに来たんって感じやな」「それは違うよ!ダメ絶対!!」と批判の声が殺到>
<プロボクシングのWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥はツイッターで「エキシどうこうではなく 捨てられた花束を拾ったメイウェザーがカッコよ過ぎた…。俺なら確実に拾わん。。メイウェザーに謝罪したい気持ちになったのは俺だけじゃないはず、、」と苦言を呈した>
木村悠 元ボクシング世界チャンピオン(ヤフーニュースのコメント)
<メイウェザーはボクシング界のレジェンドで、現役時代には無敗で5階級を制覇している。そのような選手が日本のリングに立つことは、彼の現役時代を見ていたものにとっては考えられないくらいの光景だ。試合直前にこのような失礼な行為をされたら戦うものにとって心中穏やかではないだろう>
ヤフーニュースのコメント
<ごぼうの党の代表がされたことは大変残念な行為でした。そして、メイウェザー氏の紳士な対応に感銘を受けました。この行為は世界に放映されてしまったようで、当然ですが炎上商法などという話では済まされない、日本人としての品格にまつわる問題と捉えられました>
●花束を投げ捨てた理由は「抗議のため」とわけのわからない主張?
別記事<海外メディアもメイウェザーへの花束騒動を批判…「無礼だ」「日本でかつて見たことがない出来事」>(22/9/26(月) 6:58配信 THE PAGE)によると、「NFTチケット」を420万円で落札し、最高落札者への特典としてリング上で花束を贈呈する権利を得ていたそうです。
また、海外時間に合わせて試合を開始するなど、そもそも欧米での市場開拓狙いもあって、よりによって欧米でも広く放映されていたとのこと。日本のイベントを海外に広めることが目的であったようですが、日本の無礼さを広く知らしめることになってしまいました。国際的な恥です。
<欧米での市場開拓を狙い、今回の朝倉対メイウェザーのエキシビションマッチは、欧米でのプライムタイムに合わせて、日本時間の午後2時過ぎに開催され、PPV、無料放送などで配信されたが、奥野氏の花束を投げ捨てるという非礼行為まで一緒に世界へ発信することになってしまった>
<主催者の榊原信行CEO(56)がリング上からファンに「日本の恥だ」と謝罪した非礼行為は、世界でも話題となり、海外メディアも批判的な論調で伝えた>
<辛辣に花束騒動をクローズアップしたのは、豪州のFOXスポーツだ。
「『無礼だ』ボクシング界がフロイド・メイウェザーへの奇妙な花束贈呈の行為に怒り心頭」との見出しを取り、「試合前に公職の要人(政党代表の意味)と思われる男性がメイウェザーに花束を手渡しに向かったが、手渡さずに彼の足元に投げ捨てるという奇妙なシーンがあった」と紹介>
https://news.yahoo.co.jp/articles/286f1c318190339e46e94effb0bd850c56107d01
ここのヤフーニュースコメント欄によると、炎上商法ではなく、「メイウェザーに対する抗議」とされていました。ただ、それで花束を投げ捨てる行為に納得する…といった理由ではなく、どちらにせよクソだろう…という内容ですね。言い訳すればするほど印象が悪化してしまいそうな感じもあります。
<他紙で奥野氏本人にインタビューしている。動機はメイウェザーに対する抗議のようで、選手が一方的にボクシングルールを押し付けられた不公平と、じぶんの経営する店にメイウェザーが来店するかどうかのトラブルについての不満の表明とのこと。花束贈呈のような儀式でこうした不満をぶつけたということじたいが、なおさら日本の良心を傷つける>
<本人は、メイウエザーが金の話ばかりだから非礼を非礼で返したと言っていたが、その事で頭を下げた人達や日本のイメージを落とした事に対して何を思うのだろうか>
●「若者のための政治」掲げ、有名人が多数賛同してた「ごぼうの党」
2022/10/17追記:本当なら礼儀に関する話をいろいろ集めていきたいところなのですが、花束投げ捨て騒動を行った奥野卓志代表の「ごぼうの党」は2022年7月の参議院選挙のときにも注目された話題豊富な政党だったので、これだけでいろいろと書けます。若者のための政治を政策の柱に掲げ、有名人が賛同していたところが特徴でした。
<「ごぼうの党」はnayutaというアバターが党首で、22年6月に立ち上がった政治団体。nayutaは脳に難病を抱える実在の男性がモデルで、応援の意味を込めて起用。若者のための政治を政策の柱に掲げ、俳優の山田孝之や山下智久、ロックバンド「ONE OK ROCK」ボーカルのTaka、格闘家の朝倉未来ら多くの著名人が賛同し7月の参院選で話題になった。
代表を務める奥野氏は、各界著名人が利用する銀座の会員制高級サロンなどを経営。街頭演説で同氏は、てんぐのお面、白髪のかつら、法被姿で、人気漫画「鬼滅の刃」の鱗滝左近次(うろこだき・さこんじ)を想起させる格好で登場。「ごぼうダンサーズ」がダンスパフォーマンスを披露するなどして注目を集めたが、参院選比例代表には11人が立候補したものの、議席を獲得できなかった>
(
「ごぼうの党」とは…今年6月に誕生、著名人賛同 参院選11人擁立も議席獲得0 代表が花束ポイッ騒動― スポニチ Sponichi Annex 格闘技[ 2022年9月25日 19:32 ]より)
有名人が政治に関わっちゃダメということはないのですが、大政党含めて有名人が政治家になることに私は批判的に書いてきました。なぜか?と言うと、能力とは無関係に知名度の高さで選ばれてしまうケースが多いため。世襲議員に批判的なのも同じ理由です。本来なら政治家としての能力や政策で選んでいただきたいですね。
●日本文化をこよなく愛し、反ワクチン 有名YouTuberなどとも関連
2022/11/16追記:「ごぼうの党」の補足をもう一回だけ。<批判殺到中!本誌が報じていた「ごぼうの党」代表の素性と評判>(22/9/26(月) 7:00配信 FRIDAY)では、『FRIDAY』では2022年6月15日に書いていた記事を肩書き、年齢などは当時のまま再録。記事に出てくる「ごぼうの党を立ち上げた社長」というのが、問題の奥野卓志代表のことだそうです。
<暴露系ユーチューバー、ガーシーこと東谷義和氏が、NHK党から出馬することを表明したが、そのウラで、今、にわかに注目を集めている政党がある。SNSなどで話題沸騰中の「ごぼうの党」だ。
なぜ「ごぼうの党」が話題になっているかというと、ガーシー人脈の中でたびたび名前が取り沙汰されている山田孝之(38)、『ONE OK ROCK』のTaka(34)、山下智久(37)、ユーチューバーのヒカルが、6月8日に一斉に「ごぼう」に関する投稿をSNSにアップしたからだ>
https://news.yahoo.co.jp/articles/00d546af9fa36ec760dcb2df2f6fafb8f693d147
ごぼうの党を知る人たちによると、奥野卓志代表について当時以下のように説明。ガーシーのNHK党に対抗するものなのか?という憶測が出ていたものの、それ以前から構想があったとのことです。このNHK党も炎上商法政党で、真似した結果ではないかと予想するネットの反応もありました。日本はこんなんばっかですね…。
「ごぼうの党を立ち上げたのは、ヒカルのYouTubeに登場したこともある社長だといいます。多数の会社を経営する一方で銀座に店も持っている。芸能人はもちろん、政財界に顔がきく人物です。日本文化をこよなく愛し、種を守る運動などにも力を入れています。反ワクチン、反マスク主義であることも堂々とアピールしていますね」(ごぼうの党を知る関係者)
「超大物アイドルのYouTubeを仕掛けていたのですが、突如そのYouTubeが消滅してトラブルになっています。制作費は1本あたり1000万円だったのですが、出演陣にはギャラが支払われたものの、制作会社には未払いになっているんですよ」(IT会社経営者)
「ごぼうの党の構想自体は、数年前からあったと聞いています。そもそもは都議選を目標にしていて、実業家系の有名YouTuberやホストのメディアなどにも何度も取り上げられているカリスマホストなどを立候補させるはずだったそうです」(ごぼうの党を知る関係者)
反ワクチン主義、反マスク主義…といったところは、どちらかというと右派で多いところ。日本文化をこよなく愛し…というのは、それ以上に右派的なポイントですね。NHK党を含めて近年ある程度話題になる小規模新政党は、右派的な思想をどこかしら持っているところが多く、現在のトレンドかもしれません。
●なぜ迷惑者ユーチューバーが多い?悪いことをするほど儲かる構図
2023/01/25追記:迷惑者ユーチューバーの投稿にまとめようと思ったら、そういう投稿がなかったのでとりあえずここにまとめ。迷惑者じゃないユーチューバーもおそらくたくさんいらっしゃるのでしょう。どうも迷惑者が悪目立ちしています。今回はユーチューブではなくTikTokの話ですけど、基本の構図はいっしょです。
・「終電ギリギリで走ってる人を阻止してみた」 BreakingDown出場者企画に批判殺到も...本人は反省ゼロ
1/19(木) 11:16配信 J-CASTニュース
<格闘技イベント「Breaking Down6」に出場した2人組TikToker「双子のケン&ヨシ」こと比嘉ケンジローさんとヨシヒロさんが投稿した動画が物議を醸している。
ケンジローさんとヨシヒロさんは「双子のケン&ヨシ」として、TikTokで活動している双子インフルエンサーだ。TikTokのプロフィール欄には「街の人に突然イタズラする双子です」との表記がある通り、ドッキリ企画などで人気を集めている>
<問題視されているのは、2人が2023年1月17日に投稿した「終電ギリギリで走ってる人たちを危ないから双子で阻止してみた」とする動画だ。
動画は3本投稿されており、夜の渋谷駅に駆け足で向かう人々に2人が両手を広げて向かい、阻止するという内容だった。動画に添えられたコメントでは「走るな危険」などとしている。
第1弾として公開された約19秒の動画では走る女性の前に飛び出て導線を邪魔したほか、その後に走ってきた男性にも覆い被さるように邪魔。第2弾・第3弾として公開した動画でも複数人の前に躍り出て、動線を邪魔していた。
いずれも、数秒ほどのタイムロスではあったが、走る人の前に飛び出す行為が危険などとする批判の声が上がっている>
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d66ce590c495867e6c1aad1135008661c381b3
批判を浴びた2人は「こんなに大事になるとは思いませんでした。今の気持ちと謝罪をTikTokに載せました」と投稿し、1本の動画のURLを記載。しかし、動画は謝罪ではなく「釣り」でした。路上で座り込んで喫煙する人の頭にピコピコハンマーを振り下ろし、走って逃げていく様子が映っているだけです。
これ、悪質なのは、閲覧者を馬鹿にしているだけではないということ。謝罪するふりをして、動画の閲覧数を稼いでいるということです。ただ、そもそもの問題動画が人気であったように、過激で迷惑なことをやることで注目を集められる…ということが問題なんですよね。ユーチューブも全く同じ構図になっています。
悪いことをした方が儲かりやすい、注目されることで承認欲求を満たしやすい…というのは、悪循環が起きる悪夢のシステム。ユーチューブやTikTokは改善するべきです。ただ、閲覧数が増えることによって、ユーチューブやTikTokも利益を得ているわけであり共犯。事業者自身による改善は期待できないでしょう。
●逮捕状出たガーシーやNHK党・立花孝志が人気になる国・日本
2023/04/25追記:迷惑者ユーチューバー系でもうひとつ。品が良くないことを行っている迷惑者ユーチューバーであり、なおかつ人気がありお金儲けもうまいという代表例であるNHK党の立花孝志さん関連の話ですね。こういう人たちが議席を得てしまうほど、日本人にはこれをおもしろがる人がいる…ということがわかります。
・ ガーシー元議員に逮捕状 著名人ら脅迫などの疑い 警視庁(NHK 2023年3月16日 17時59分)
<15日に「除名」処分となったガーシー元参議院議員について、警視庁は、動画投稿サイトを通じて著名人などを繰り返し脅迫したなどとして、暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫などの疑いで逮捕状を取りました。
ガーシー元議員は海外で滞在を続けていて、警視庁は、パスポートの返納命令も外務省に要請することにしています>
逮捕状が出たのは、政治家女子48党の参議院議員だった、ガーシー、本名・東谷義和さん。「政治家女子48党」というのは、NHK党のことです。NHK党は頻繁に名前を変えて報道されることで、話題を集める…というやり方をしており、これも迷惑行為的ですね。
<UAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとして国会への欠席を続け、懲罰処分の「議場での陳謝」にも応じなかったガーシー元参議院議員は、15日の参議院本会議で除名され、議員の資格を失いました。
ガーシー元議員をめぐっては、インターネットの動画投稿サイトで著名人や実業家を脅したり中傷したりしたとして、脅迫や名誉毀損などの容疑で刑事告訴されていて、警視庁は去年12月以降、任意の事情聴取を要請してきたほか、ことし1月には、動画投稿サイトで得た収入を管理している会社の関係先を捜索するなど捜査を進めてきました。
しかし、ガーシー元議員はこれまで事情聴取の要請に1度も応じておらず、警視庁が、著名人などを繰り返し脅迫したり中傷したりしたとして、暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫などの疑いで逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材で分かりました>
ガーシー元議員はライブ動画を配信し、「事実を言っただけで名誉毀損をしたとは思っていない。日本には帰らない」と説明。ただ、仮に事実を言っていた場合でも名誉毀損になり得るため、この主張は不適切。私も以前勘違いしていました。誤解が多いところです。また、こうした説明すら、金儲けに使われているおそれがあります。
警視庁は、弁護士を通じて任意の事情聴取を求めており、これまでにあわせて6回も要請してきたとのこと。ここらへんでも我々の税金が無駄になっている感じですね。ガーシー元議員は「国に帰らなかったことや国会に出なかったことについて謝る気はない」ともコメントしており、全く反省なしのようでした。
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