こういうのってきちんとしたデータがなくて胡散臭いのですけど、
早死にしやすい職業が判明! 美容師、SE、営業がなりやすい病気とは- リテラ(2014年9月21日12時00分)(江崎理生)という話を読みました。『
早死にする仕事、長生きする仕事 働き方を変えれば、寿命は10年延びる!
』(古井祐司/マガジンハウス)の宣伝記事です。
●美容師
"体型に気を使い、健康的なイメージが強い"美容師。しかし、平均年齢は26歳のある企業の空腹時の血糖値の平均は、50代並みでした。その理由の一つは以下。
(1)美容師は閉店後に技術練習する。
(2)帰宅時間が遅く、必然的に夕食が遅くなる。
(3)夕食が遅い時間のために、胃がもたれて朝食が食べられない。
また、"接客に追われて昼食を食べ損ねることもしばしばで、空腹を満たすために糖分の入った清涼飲料を摂取することが多い"も理由だそうです。
ただ、最初の「胃もたれ」の説明が気になります。「胃もたれ」とよく言いますが、どういう意味か?と調べると、"胃の働きが弱り、消化が十分に行われず、胃の中に食べものがいつまでも残っていると感じる状態"とのことでした。(
[胃もたれ]胃もたれとは | エーザイの一般生活者向けサイトより)
しかし、夜食べたものが朝まで消化できずに残っているというのは俗説だと聞いたことがあります。夜遅くご飯を食べるのが良くなくて、朝調子悪くなりやすいというのは本当でしょう。しかし、睡眠中に消化を行うせいで安眠を妨げる…といった説明の方が良いと思います。いきなり本の信頼性が怪しくなってきました…。
なお、食べてすぐ寝てしまうのが早死する職業であるのであれば、美容師に限りません。「なーんだ」という言い方になってしまいますが、残業の多い職業が早死しやすいという至極当たり前のことが言えそうです。
記事では、"帰宅時間が遅くなり、72.5%の人が「就寝前2時間以内に夕食を摂ることが週3回以上ある」"とされていた営業職の例も出ていました。"深夜に食事をすると太りやすくなり、糖尿病・心筋梗塞のリスクが高まる"ということで、同じような話です。
●電車・バスの乗務員
"20代という若さなのに、中性脂肪やコレステロール値が上昇し、肝機能値も悪化する傾向が強く、心臓病や肝炎、肝硬変を罹患するリスクも高まる"そう。
シフト制である乗務員は、"次の勤務まで時間があるので、食事や飲酒の時間が長くなりがち"になって、"摂取カロリーや飲料量も多くなり、前述の各数値が悪化するという悪循環が生まれている"からという理由です。
これまたシフト制ならみんなそうだろう!と思ったら、こちらは記事でも"乗務員に限らず、工場勤務といった製造業やシフト制を敷いている企業で多くみられる"としていました。
記事にはありませんでしたが、夜勤のようなシフト勤務は当然睡眠にも影響を及ぼします。過去に読んだものによると、意外に夜だけ起きているという生活は行けるそうですが、問題は日中の勤務と夜の勤務とが入れ替わることです。これによってリズムが狂ってしまうのは、どうしてもあるみたいですね。
ここらへんは昼夜を切り替えるために十分な配慮が必要だと思われますが、あまり注目されていないところかもしれません。
何か結局、そりゃそうじゃない?という感じのあまり驚きのない結果になりましたが、以上が「早死にする仕事」だそうです。
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