私も小さい頃はそうでしたが、寝室の蛍光灯など、いわゆる電気をつけたまま寝る人は結構いらっしゃると思います。真っ暗にすると何か不安で眠れないとか、習慣化しているので…とかですね。
ただ、この電気つけっぱなし就寝は、
これはヤバい!「電気をつけっぱなしで眠る人」の怖~い病気リスク3つ(WooRis 2014/10/11 21:00by 並木まき)によると、結構シャレにならないリスクがあるようです。そのリスクとは以下の3つです。
■1:乳がん
■2:うつ病
■3:肥満
こういうのは出典が大事なのですが、記事でベースになっているのは、海外サイト『Good Housekeeping』の情報や、奈良県立医科大学の研究発表とのこと。
■1:乳がん
"2013年にバウアー氏が行った研究"において、"ショッピングセンターや自宅、道路照明などの人工的な照明が多い都市部で暮らす女性は、乳がんのリスクが高まると判明"しています。これ自体は睡眠に関するものではありません。
しかし、バウアーさんは「ベッドルームを暗闇にすることで乳がんのリスクを最小限に抑えられる」というアドバイスもしているみたいですね。睡眠時に関係なく、照明を浴びる時間に関係するということでしょう。
■2:うつ病
"2013年に海外で発表された学術記事で、うつ病にかかっている人の寝室は人工照明が明るいという傾向が発表されている"とのこと。
また、奈良県立医科大学の大林賢史特任助教らは、うつ病予防として「日中に太陽の光をじゅうぶんに浴びること」を推奨しています。この理由はやはり"夜間に人工照明を浴びると、生体リズムに変調をきたす"というものです。
■3:肥満
"明るい部屋と暗い部屋で眠っている女性の肥満について調べたところ、明るい部屋で寝ている女性のほうがより高いBMI値(肥満度をあらわす値)を示し、ウエストのサイズも大きくなっていた"というのは、オックスフォード大学の研究。
同様に奈良県立医科大学によれば、"夜間の豆電球使用によって、肥満のリスクが高まる点が指摘されてい"るとのことです。
この手の話は本来どれくらい危険性が高まるか?という話も大事です。ごく僅かなリスクを避けるために、多大な労力をかけるとなると、そっちの労力による負の効果の方が上回りますからね。
上の記事では特にそのような話はなかったんですが、まあ、アドバイスがあるってことはやはり避けた方が無難ってことでしょうか? 乳がんのところでもあったように、本来人間は夜間強い光を浴びるようにできてはいないため、就寝中に限らず夜間の照明というのは負の作用があります。
以前やった
体内時計25時間は地球の自転24時間と矛盾 人間は火星から来た?でも、ここらへんの話が出ていました。たとえば、「光で体内時計を調節するときに、朝は太陽の光がガーンとくるので、少し反応が鈍くできてるんですね。ところが夜の光っていうのは、ほとんど自然界ではあり得ないから、ものすごく効果が強いんですよ」みたいなものです。
真っ暗だと眠れなくて逆に寝不足になるとか、精神的に圧迫されて神経が衰弱するとかそういった方の場合、無理して電気を消すよりは点けておいた方が良いでしょう。でも、そこまでこだわりがない人は、素直にやめてしまっても良さそうです。
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