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効果的でもやってはいけないブログ・サイトのアクセス数アップ術


 ブログ・サイトのアクセス数アップ術としてやってはいけないと言われることはいくつかあります。たとえば、宣伝のための迷惑なスパム行為や、グーグルが検索順位増加を目論む不自然な動きとしてみなすリンクなどです。

 今回の話はそれとはちょっと違う、たとえ効果的であってもやってはいけないアクセス数アップ術というもの。別にグーグルなどが禁止しているわけではなくて、これをやっているニュースサイトやまとめサイトなどは多数あるんですが、人としてどうなの?という倫理的な部分で、効果的だとわかっていてもやってはいけないだろうなぁ…というものです。


 私が今回、ああ、やっぱりこういうやり方は効果的なんだなと改めて感じたのは、「ベビーカー論争」に見る「いい記事」ほど読まれないジレンマ  WEDGE Infinity(ウェッジ)(2014年10月14日(Tue)  田中 結 (プレスラボ))という記事で書かれていた話です。

 この記事では、「PRESIDENT Online」のベビーカーに関する二つの記事を紹介しています。一つは佐藤留美さんというライターさんが書いたベビーカー問題の解決策。

 別に"日本人がベビーカーを手助けしない"のは、冷たいからじゃないですよ、という話。「日本人は基本的に優しいから、『助けてください』と言ってくる人を素通りすることはない」ので、「日本の女性は、日本の男性に『すみません、ちょっと助けて貰えますか?』って言えばいい」のです…と提案する内容でした。
(男がベビーカー女子を助けない2つの理由 女の言い分、男の言い分:PRESIDENT Online - プレジデント 2014年10月6日 佐藤留美)

 紹介されていたもう一つは、大宮冬洋さんの記事。この方は自分ならベビーカーを使っている親を手助けすると自称しているものの、「ベビーカーで得をしているのは親たちだけ」「ベビーカーは必需品とは言えない。だから、運搬を手助けしない日本男子を責めることはできない。この意見、どこか間違っているでしょうか?」などと煽るものでした。

 で、どちらの記事がよく読まれたのか?と言うと、もうわかりますよね?

 大宮さんの記事は執筆当時、"シェア、RTともに1万を超え、佐藤さんの記事の300リツイート、800シェア"に過ぎなかったと言います。圧倒的に悪い記事が読まれました。

 いわゆる炎上であり、こういった炎上ネタでアクセス数・ページビューを稼ぐことを炎上商法や炎上マーケティングと呼ぶ人もいます。


 炎上商法が効果的なのは今までも言われてきたのですが、結局クズのやることなのでオススメできません。私もわかっていてもやりたくないですね。

 ただ、記事には意図的に炎上させたいときのポイントとして、参考になりそうな話もあります。これは逆に言うと、真っ当な「いい記事」を書きたいときの参考にもなります。
 とくに、「僕には子どもがいないので実感はありませんが」という立場からこういう意見が出てしまったことが、炎上につながったものと考えられる。

 ネット上で炎上しやすい記事の特徴としてひとつ言えるのは、「立場が異なる人間が相手の事情に対して一方的に意見するもの」であること。事情を知らない人間からの「決めつけ」は「想像力に欠ける」と言われやすい危うさがある。(中略)

 佐藤さんの記事の中でも、「困っている人を助けるということは、困っている人の気持ちを想像することでもあります。自分と異なる境遇に置かれた人の立場を考えることは、周囲の人々に配慮しなければいけないのだという「コミットメント(責任)意識の形成」に繋がり、ひいては、少子化や高齢化といった社会問題を考えるといったキッカケにもなりうる」と述べられている。まさにその通りで、とてもいい意見だと筆者は感じた。

 作者は悪い記事ほど読まれるのは、"「この記事の意見に賛成だ」という読者よりも、「この記事に反論がある、もの申したい」と考える読者の方がネット上では活発なユーザーであるからだ"と指摘しています。

 そして、"PVやシェア数だけを指標にしてしまうと、偏った意見の記事、間違った意見の記事ばかりが目立ってしまうことになりかねない"としていました。

 これは難しいですね。私がブログで取り上げる記事も、異論・反論があるときということが多いです。同じ意見であるときにわざわざ紹介するという気持ちにはあまりなりませんし、あっても書くことがありません。

 まあ、企業の画期的なやり方だとか、「これはいい。紹介したい」みたいなのもありますけどね。ベビーカーのいい記事の内容を知らせるというのもそういうことでしょう。個人がそういうものを紹介するよう心がけていくということは可能です。

 ただ、議論を呼ぶ怪しい記事ほど多く読まれるという大きな構造は変わらないと思われます。これはネットのほとんどが無料であるゆえでしょうね。有料の紙媒体ならわざわざ間違った内容ばかりの変な雑誌やトンデモ本を、たくさんの人がお金出して買うってことはないでしょう。

 ネットならではの悩ましい問題です。

(紙媒体でもある程度ならトンデモ本マニアに買ってもらえるとは思います。ああ、でも、朝日新聞出版の週刊朝日「ハシシタ 奴の本性」で佐野眞一、橋下徹を「汚物」「うんこ」呼ばわりの雑誌は結構売れたかもしれませんね)


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