2014/11/20:
凋落の早稲田大学 小保方晴子博士論文問題など
文武両道の早稲田大学、ラグビー・駅伝での苦戦も大問題
昔ながらの伝統的なやり方で時代遅れな早大ラグビー部
箱根駅伝も時代遅れで「先輩」が足を引っ張る
早稲田大学が人気低下、早大と慶応大なら8割が慶応大を選ぶ
●凋落の早稲田大学 小保方晴子博士論文問題など
2014/11/20:私は大学にあまり興味がなかったので、あまり大学名を知りませんでした。特に私立大学は全然知りません。プロサッカー選手を多く出している大学なら覚えていますが、それ以外のイメージはなし。ただ、勉強ができる大学と言うことで、早稲田大学と慶応大学だけはよく覚えていました。(早稲田大学は昔はサッカー界でも名門でしたが)
そんなわけで、むしろ早稲田大学というのはとても良いイメージだったんですが、小保方晴子さんのSTAP細胞問題で一気にイメージが悪化しました。
小保方晴子さんを生み出したというだけでなく、不正があった博士論文での早稲田大学の対応がまたひどかったので、イメージはもう最悪。最近は経歴に早稲田大という名前が入っているだけで警戒するレベルになっています。
●文武両道の早稲田大学、ラグビー・駅伝での苦戦も大問題
マスコミはむしろ嫌っている人が多いですから、余計イメージが悪化しそうですが、この早稲田大学はマスコミに就職する人が多いとも聞いています。そんな早稲田大卒のマスコミ関係者が取材して書いたのが、
早稲田、陰るブランド スポーツ「覇者」今は昔 :日本経済新聞(2014/10/1付)です。
(下書き後に読んだ
日刊ゲンダイ_母親と2人暮らし 覚醒剤で逮捕された日経新聞次長の評判(2014年11月8日)によると、逮捕された日経新聞文化事業部次長も早大出身。日経新聞にも結構いるようです)
日経MJデスクが「ラグビーは帝京大学に歯が立たないし、駅伝も東洋大学や駒沢大学に劣勢だ。人材が集まる割に最近の早稲田大学はイマイチじゃない?」と、早大の体育会出身の記者2人に尋ねて、「確かに勝ちきれないですね。探ってみます」と早大OB記者が調べたのがこの記事だそうです。
早稲田大学は"文武両道を追い求め"ているそうで、"スポーツの低迷はブランド力低下にもつながる"とのことで、このスポーツでの苦戦というのがバカにならないようです。そう言えば、高校でも甲子園に出場すると、人気が出て普通科などの偏差値が上がると言いますね。
●昔ながらの伝統的なやり方で時代遅れな早大ラグビー部
スポーツの低迷は、まずラグビーから。昨年、早大に多くの選手を送り込んでいる強豪校の注目選手が、早大ではなく帝京大を選び、話題になったそうです。これは一言で言うと、早稲田大の時代遅れのせいのようです。
ある強豪高校の監督は「上(トップリーグ)でもラグビーを続け、日本代表を目指すなら、きっちりとした理論を持ってラグビーに取り組んでいる帝京大や東海大学を選手に薦めたい」と打ち明けたそうです。特に帝京大は、管理栄養士やトレーナー、フィジカルコーチなどの専門家が、科学的に競技力を向上させる方法を実践、検証し、無名校出身の選手を輝かせる土台ができています。
また、早大の監督はOB会が推薦し、学生の承認を得たうえで、部長が任命するとのこと。OB会組織を軸に純血主義を貫くということでも、早稲田大学には時代遅れの古臭さがあります。
●箱根駅伝も時代遅れで「先輩」が足を引っ張る
そして、もっと人気があ高く注目される箱根駅伝の方は?と言うと、"直近5大会を振り返ると、東洋大と駒沢大の2校は必ずトップ3に顔を出すが、早大は11年に優勝したほかは最高でも4位止まり"で低迷。優勝争いにすら"絡めないまま終わる大会も珍しくない"そうです。
しかし、"早大に優秀な選手がいないわけでは"ありません。むしろ"今年早大に入った長距離選手について、高校時代の自己ベストを見ると全国ランキング30位以内に入る選手は4人"で、東洋大(3人)や駒沢大(同)よりも多いなど、優秀な選手は多いのです。ただ、"一般入試などを通じて入ってくる学生らが担う"「準エース」の厚みで後れを取っているとのこと。
また、こちらでも早稲田大のOB会の弊害が出ているようです。"選手起用でも監督の一存だけでは決められないといわれ"ているそうな。加えて、「練習も昔ながらの方法のまま」という時代遅れの問題も。基本的にラグビーといっしょですね。
●早稲田大学が人気低下、早大と慶応大なら8割が慶応大を選ぶ
これらはスポーツの話でしたが、下書き後に見つけた
早慶W合格者の8割が慶応へ 「早稲田は滑り止め」と高3男子(2014.11.02 07:00 週刊ポスト2014年11月14日号)によると、"ほとんどの学部が偏差値で慶応の後塵を拝するうえ、早慶両校にダブル合格した受験生の8割が慶応を選ぶというデータもある"そうです。
また、日経新聞によると、"上場企業のトップの出身大学をみても、早大は200人強と慶応大学に毎年100人前後の差を付けられている"みたいです。しかも、深刻なのが慶大の卒業生は早稲田大学の「半分程度しかいない」という事実。量の多さを考えると、かなり質で劣っているものと思われます。
卒業生が慶応大より多いのは大学規模自体が大きいからでしょう。早稲田の大学入試の志願者数も日本有数の多さだそうです。ただ、以前はトップだった志願者数は2014年度には10万5424人と、前年度から千人強減っています。10年度に明治大学に抜かれて、さらに今年は近畿大学にも追い抜かれ3位に後退してしまいました。
単純な志望者数の低下だけなら少子化の影響と考えられますが、近い順位の大学から見て下がっているというのは、人気が低下しているからと考えざるを得ません。
"大学のブランド力は企業と違い、急には落ちない"と、記事では指摘していました。これは早大へのフォローを意図していたようですが、そうした中でも凋落傾向が目立つというのは、逆に見た目以上に深刻な状態なのでは?と感じました。
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