事例が少ないんですけど、使わなくて良いのにかっこつけて英語やカタカナ用語を使ってしまって失敗した…という話を。今あるのは、「銀座ロフトの案内板」と「佐藤可士和氏のセブンカフェ」です。使い物にならないんで、ともにテプラをペタペタ貼っていました。お店の人は無駄な仕事増やされちゃいましたね。(2018/02/04)
●銀座ロフトの案内板が必要ない英語使ってテプラ地獄
2018/02/04:最初、
日本語で言えよ!と思うビジネスカタカナ用語ランキング 言い換えつきに追記しようと思ったのですけど、ちょっと違う感じなので新規に。カタカナ用語というよりは、かっこつけて無駄な英語を使った末、わかりづらくなってしまったという話です。
「ネクストクリエーション、トラベル、モバイルツール」が「バラエティ雑貨とアートのフロア」、「ホームソリューション」というわけわからんものが「生活雑貨のフロア」となりました。
「ソリューション」は結構使われる意識高い系な用語であり、「ホームソリューション」は存在するかもと検索。一応用語としてありそうで、住まいに関する問題解決と説明されていました。が、一般のお客さんに伝わらないと意味がありません。
一方「ネクストクリエーション」で出てくるのは社名ばかり。こちらは用語としてもなさげ。ちなみにさっきの「ホームソリューション」も会社名に使っているところがありました。
あと、「デザインの失敗」とされていたものの、案内板の場合はデザイナーが主体ではなく、発注元が主体じゃないですかね。少なくともロフト側が確認してOKを出しているでしょう。
●佐藤可士和氏のセブンカフェのテプラが一番有名
上記の案内板を見て、セブンカフェを思い出したという人もいました。私も思い出しましたわ。こちらもテプラが貼られています。セブンカフェの場合は、全国津々浦々で様々なテプラが見られてお得(?)です。
セブンイレブンの場合は、たぶん本当にデザイナーの失敗。佐藤可士和さんという有名デザイナーを起用したことで話題になっていたものでした。
2013年7月のこのセブンカフェまとめ(元ページは現在非公開)についた
はてなブックマークでは、使いやすさまで考えたデザインができていないというものが一番人気でした。
gunnyori UXや導線まで含めた広義の『デザイン』じゃなしに、“見た目だけ”の狭義の『デザイン』をするとこうなるよねという事例。はてブ新デザインの失敗に通じるものがある。
あと、家電でもこういうのあったよねというコメントも人気になっていました。
mohno 「カッコイイつもりの英単語インターフェイスがわかりにくいので、日本語を使うようにした」は、ずっと昔に家電が通った道。
佐藤可士和さん関連のインタビュー記事を読んだことがあり、おもしろかったんですけど、私もセブンカフェを見たときは「ひどい」と思ってしまいました。
あと、大きいサイズの「large」の「L]はともかく、普通サイズを「regular」で「R」はないだろうとも、誰かが指摘していました。Lサイズ、Mサイズ、Sサイズならまだ馴染みがあるんですけどね…。ただ、この部分は製品名に関わる部分ですので、ロフトの例と同じく発注者側の指示かもしれません。とりあえず、セブンがOK出したのですから、佐藤可士和さんとセブンイレブン合わせて悪いってことだと思われます。
【本文中でリンクした投稿】
■
日本語で言えよ!と思うビジネスカタカナ用語ランキング 言い換えつき【関連投稿】
■
セブンイレブンの詐欺商品「はみでたタンドリーチキン風バーガー」が話題に 「上げ底」と同手法で錯覚 ■
日本の家電すごい!蓋を振動させてクリアな音を出す炊飯器、タイガー魔法瓶より発売 ■
馬などのアニマルマスク販売のアイコ、笑い袋を作った会社だった ■
高級品が売れない理由はお金の問題ではなく価値観が変化したから? ■
おならするレゴブロックに、下ネタ大好きな子どもたちが大喜び!プログラミング学習用の「LEGO Boost」 ■
商品・サービス・技術についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|