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サントリー創業者の鳥井信治郎、マッサンで主役竹鶴政孝を食う活躍


 いくつか書いたマッサン絡みの話でもう一つ。マッサンでウイスキー人気、サントリー対ニッカウヰスキーの軍配は?で書いたように、NHKの朝の連続テレビ小説『マッサン』はニッカウヰスキー創業者の話なのに、うまく宣伝しているのはサントリーの方だそうです。

 ニッカウヰスキーがかわいそうだな…と思ったんですが、何と今はさらにひどい状態になっているみたいですね。こういう感想がありました。


 このニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝さんのダメ具合に関しては、以下のような説明もあります。


 私はサントリーがドラマで悪く描かれる可能性もあるので、そこらへんも少し懸念していたんですが、全く逆の展開に。ニッカウヰスキーとしては踏んだり蹴ったりです。

 今日はこのおいしいところを全部持って行っているサントリーの創業者鳥井信治郎さんで、一つやろうと思います。ニッカウヰスキー創業者マッサンこと竹鶴政孝 サントリーと決別でも少し出てきていますが、メインでは初めてですね。

 目に止まったのは、『マッサン』人気を引っ張るのはこの男 堤真一が演じる「鴨居の大将」本物はもっと豪快だった! サントリー創業者・鳥井信治郎(2014年11月14日(金) 週刊現代)という記事。

 ただ、このタイトルは偽りありかもしれません。"『マッサン』人気を引っ張る"とあるものの、マッサン 8週目で初めて視聴率20%割る 「あまちゃん」以来 - 毎日新聞(2014年11月25日)によれば、『マッサン』人気に陰りありの方が正しそうです。
 NHK連続テレビ小説「マッサン」の第8週「絵に描いた餅」(17〜22日放送)の週間平均視聴率が19.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)を記録。9月末の放送開始から初めて20%の大台を割り込んだ。2013年度後期の「ごちそうさん」、14年度前期の「花子とアン」はすべての週で週間平均が20%を超えていたため、13年度前期の「あまちゃん」以来の20%割れとなった。

 この記事では視聴率低下を伝えるだけで理由については踏み込んでいませんが、最初のツイートを読んでしまうと、サントリー創業者が主役のニッカウヰスキー創業者を食う活躍をするなど、主役の魅力を伝えることを疎かにしすぎたのでは…?と思ってしまいます。(夫婦二人とも主役という扱い)



 ドラマの失敗はこんなところにして、やっとサントリー創業者の鳥井信治郎さんの話へ。

 週刊現代によると、鳥井さんは"明治12(1879)年、両替商の息子として大阪市内で生まれ"ています。生家は酒屋のようなものではなかったんですが、"商家の慣習として、13歳で薬種問屋や染料問屋に丁稚奉公に出"ました。

 薬種問屋や染料問屋もまた一見お酒と関係ないように見えるものの、"当時は薬として飲まれていた洋酒に触れ、また香料の調合の技術を身につけた"ということで、この奉公先が後のために役立ちました。経緯がよくわかりませんが、20歳で既に鳥井商店(後に改名)を開業し、"葡萄酒の製造販売を始め"たそうです。

 この鳥井信治郎さんの特徴の一つは「宣伝」でした。サントリーについていくつもの著作がある経済評論家の片山修さんは、"『宣伝の鬼』と呼ばれるほど、広告や宣伝に天才的な手腕を発揮"したとしています。

 その一つがドラマでも出てきた日本初となるヌード・ポスターによる宣伝です。片山さんは「大正時代の日本で女性のヌードをポスターに使うなんて誰も考えつきません」とおっしゃっていました。



 また、ニッカウヰスキー創業者マッサンこと竹鶴政孝 サントリーと決別で、竹鶴政孝さんが名を上げるきっかけとなった葡萄酒の爆発騒ぎ。この爆発騒ぎは鳥井信治郎さんについても大いにプラスに働いています。

 当時、サントリーの出していた"赤玉ポートワインより人気のあった「蜂印葡萄酒」が爆発したため、鳥井はライバルの落ち目に乗じ、自社製品を大いに売り込んだ"そうです。

 "他社の苦境を見逃さず、一気に攻勢を仕掛ける。鳥井は機を見るに敏な経営者だった"というわけです。



 記事では鳥井さんはドラマに使われていないものでも「豪快なエピソードに事欠かない」として、「大のトラ好き」だったことを伝えていました。以下のような話です。
干支のなかでも強さの象徴であるトラに並々ならぬ思い入れをもったが、鳥井本人の干支は、ウサギである。だが、本人は母親のお腹にいたときはトラ年だったと強弁したという。

 ん? でも、これ「豪快なエピソード」ですかね?

 気を取り直して…と続きを読むと、これまた「豪快」に見えない話。"願掛け、神頼みにも熱心"で、"社員の採用にあたっても「八卦」を用いて、学校の就職担当者に呆れられる始末だった"とのこと。

 う~ん、"干支や占いといった運を天に任せる傾向がある"としていたので、それを豪快と表現したんでしょうか? 週刊現代の豪快の基準がよくわかりません。

 もっと豪快さとしてわかりやすかったのは、女性が「どんなときでも十人はいました」という女性関係の派手さで、"一度そういう関係になった相手の生活を一生涯にわたって面倒をみた"という話。ただ、これは賛否の分かれそうなエピソードです。


 記事では最後にスコッチ文化研究所代表の土屋守さんの以下のような話も載せていました。

「鳥井信治郎は、世間に通用する商品とはどういうものなのかという本質を理解していた人でした。(中略)お客様が美味しいと思って飲んでくれるものが『本物』だということなんです。そこが竹鶴との違いです。彼は本場スコットランドのウイスキーを知ってしまったがゆえに、現地で通用する『本物』でないと許せなかった。それがある意味で、竹鶴の限界でもあったのです」

 『マッサン』だけでなくこの記事においても、ニッカウヰスキーの扱いはさんざんでした。


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