■なぜテスト成績だけは「個人情報」扱いされるのか はてな匿名ダイアリー 2014-08-01
スクールカーストでよく言われるのは「運動ができるやつは上位にいける」という要素だ。
確かに運動ができるのは素敵だと思う。特技の一つとして伸ばせばいいと思う。
ただ、「勉強ができる」ことはけして評価を上げる軸にならない。そもそもテストの成績は隠されていて、頭がいいかイマイチなのかは授業中の発言からしか推測できない。
(そしてそれだけではわからないこともある。おとなしい子供では授業の場では表に出せないこともある。)
学校という世界において、なぜテスト成績だけは個人情報としてがっちり保護されるのか。
運動能力は体育の時間に見ればわかる、
音楽も見ればわかる、
図画工作も見ればわかるし作品が展示されたりする。
この辺りが得意な人たちは、自分のプライドを保つことができる。
周りからも「あいつは○○が得意ですごいな」と認めてもらうことができる。
ただ、翻って勉強を頑張っている子はどうなのか。
テストの成績貼り出しなんて、このご時世とんと見なくなった。
予備校で見かける程度だ。
小学校中学年あたりからは努力の差が出てくるので、載せても構わないと思う。
運動もダメ、音楽のセンスもなし、手先も不器用。そんな子供はたいてい自尊心も低くなって、周りからは馬鹿にされて、割りとつまらない子供時代になる。
実際自分はそうだったのだけど、中学年あたりから通いだした塾で成績貼り出しをしてくれたことでかなり助かった。
同じ学校の子が通っていたこともあり「アイツ実は成績すごいんだよ」と言ってくれるようになり、周りから評価されるようになった。
あれがなきゃ、自分は周りから認められることがなくてかなりの確率で不登校になったと思う。本当に塾のおかげだ。
でも本当なら、塾じゃなくて学校でやってくれれば良かったんだ。
そのほうが回りにもっとアピールできたし。
それを許さないのは成績を個人情報として隠そうとするからだ。
テスト成績が隠されるのならば、
運動能力や音楽センスや図画工作センスも能力を示すものとして隠すべきだろう。
体育や音楽や図画工作も、他人の目に触れないところでやればいい。
なぜテストの成績だけは個人情報なのか?
別にクラスメイトに点数が漏洩したって何も問題はないじゃないか。
http://anond.hatelabo.jp/20140801073639
はてなブックマーク - なぜテスト成績だけは「個人情報」扱いされるのか
運動できない子が受けるダメージより、成績が悪い子が受けるダメージの方が遙かに大きいから。勉強できる児童の承認欲求を満たせるというメリットより、勉強できない不登校児童を増やすデメリットの方が大きい。 2014/08/02
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140801073639
rusemoly
運動できない子もダメージでかいですよ…(ブコメへ) 2014/08/02
flowerload
上位○名とか、成績優秀者だけ貼り出してやれば成績悪い子のダメージはないし、何の問題もない。 2014/08/02
ecochiko2
小町に同じようなこといってる人がいたな。運動会やるなら、親が見る所で成績を張り出すべきだ。できないなら運動会はやめたほうがいい。みたいな。言いたいことは良くわかる。 2014/08/02
blueboy
個人情報は関係ない。個人情報保護法ができる前から、成績張り出しはしなくなっていた。時代の流れだね。競争主義そのものが否定されている。ゆとり教育と同様。/攻めるなら、個人情報保護ではなく、競争否定の方。 2014/08/02
sugikota
運動会を公開と引き替えに微分積分コンテストも公開すべき。気のいいガリ勉としてスクールカーストの最底辺を這いつくばったからよくわかるよ。公衆の面前で運動できない子が晒されるダメージを過小評価しすぎ。 2014/08/02
時論公論 「学力テスト結果公表の影響は」 | 時論公論 | 解説委員室:NHK 2014年04月22日 (火) 午前0:00~ 西川 龍一 解説委員
テストの結果について、文部科学省は、都道府県ごとの平均正答率など全体の状況をまとめて公表してきましたが、自治体による公表は認めてきませんでした。学力の一部の評価で学校の序列化を生み、学校間の競争が激化する恐れがあるというのが大きな理由です。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/186098.html
“学力テスト対策”であれ、結果的に成績が上がれば問題ないのではないかという意見もあるでしょう。しかし、ここで思い出して欲しいのは、学力テストはペーパーテストであること。どんなに工夫をしても、測れるのは学力の一部にすぎないということです。ペーパーテストの成績を上げるとなると手っ取り早いのは漢字を覚えたり計算練習を繰り返したりするといったことです。すぐに成果が現れることに重点が置かれて、それ以外のことが軽んじられるようでは、本末転倒です。
昭和30年代に行われた学力テストでは、学校ごとの順位が流出したことによって、地域によって順位の高い学校への越境入学を希望する子どもが増えたほか、直前に授業の中でテスト対策の特訓をする学校が相次いだと言います。まさに、今、同じことが繰り返されているのではないか。この時の学力テストでは、挙げ句の果てに、テストの点が取れないと判断された子どもを学校側が休ませるという事態まで起きています。こうした事態を引き起こす芽が出始めているという見方もあります。
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