クリスピークリームのつづりが、Crispy CreamじゃなくてKrispy Kremeなことにびっくり。非常に不思議だったのですけど、クリスピークリームドーナツの中の人も由来を知らないとのこと。謎すぎます。ただ、創始者がドイツ系のお名前だったので、そこらへんが由来なのではないか?とある程度は想像できる感じでした。
●クリスピークリームドーナツはKrispy Kreme! Crispy Creamじゃなかった
2018/02/06:クリスピークリームドーナツは日本進出のニュースを見て、興味を持っていました。ところが、
クリスピー・クリーム・ドーナツはなぜ大量閉店?理由はまずいからではないでやったように、大量閉店に。このままじゃ食べる前に日本撤退するかもと慌てて、近くに行く機会があったときに食べました。もう2年以上前の話なんですけどね。
私の行ったお店は、単独であったわけではなく、ショッピングモール…というほど大きくないのですが、デパートにも雰囲気が近い縦に長いビル型のショッピングセンターみたいな感じでいろいろなお店が入っているところ。しかし、最初行ったときに、あるはずの1階のどこにもクリスピークリームドーナツの店名が見つからなくて困りました。
ひょっとしたらここも潰れたのか!とたいへん焦ったのですけど、もう一度探し直していて、通り過ぎていたことに気づきます。私は「クリスピークリーム」は、「Crispy Cream」だと思いこんでいたので、「C」で始める看板を目印に探していたんですよ。ところが、「Krispy Kreme」というつづりだったのです。完全に勘違いしていました。
●「Krispy Kreme」は辞書に全く載っていない言葉…造語なのか?
オンライン英語辞書である英辞郎 on the WEB(アルク)で検索してみると、Krispy、Kremeともに英語辞書で載っているのは、「Krispy Kreme」の説明のみ。つまり、「Krispy Kreme」以外の場面では、Krispy、Kremeともに辞書に載るような単語ではないようです。これはどちらも造語だと考えて良いでしょう。
私が思い込んでいた「Crispy」は、「Krispy」とほとんど同じつづりで最初だけ違います。Crispy(クリスピー)というのは、ぱりぱりした感じ、さわやかな感じを示す言葉で、食べ物でちょくちょく使われる単語ですね。お菓子でも多用される言葉でしたので、私はクリスピークリームここの「Crispy」だと思い込んでいました。
一方、クリスピークリームのクリームについては、私は「Cream」だと思い込んでいましたが、こちらはたぶん多くの人がそうでしょう。ドーナツですので「Cream」(クリーム)なら全然おかしくない店名なのですけど、これも違うんですね。「Kreme」の場合は「Cream」と、最初以外のつづりも異なっており、さらに違いが際立ちます。
●こだわりありそう…独特なスペル「Krispy Kreme」の名前の由来は?
この独特な言葉はどういう意味があるのでしょう? 「Crispy Cream」だとそのままなので、意外性を狙ってひねったみたいな感じでしょうか。わざわざイメージされやすい「Crispy Cream」にしなかった感じなので、何らかのこだわりあるに違いない!と思ってしまいます。
気になって検索すると、オフィシャルの
Krispy Kreme Doughnuts | FAQ・お問い合わせにこの話がありました。しかし、「1937年の創設以来、歴史があるためか、アメリカの本社に問合せても、詳しく分かるものは誰もおらず、謎に包まれた状態」とのこと。なんと! お店の人も知らないようです。
オフィシャルによると、"現在分かっているのは、創設者バーノン・ルドルフがフランス人シェフから秘密のドーナツのレシピを譲り受けた際には「Krispy Kreme」という名が付いていたということのみ"。じゃあ、フランス語系なのかなと思いますが、"名前をつけたのが、フランス人シェフなのか、創設者なのかは定かではありません"とのこと。謎すぎます。
●フランス語やドイツ語の可能性は?「Krispy Kreme」の謎を探る
ちなみにフランス語の「クリーム」は「crème」のようです。英語の「Cream」よりかは「Kreme」に近くなったものの、やはり最初の「K」という決定的なところが違います。一方、クリスピーの方のフランス語はよくわからず。、「Croustillant」なのかな? とりあえず、これは全然似ていません。
また、創設者さんのバーノン・ルドルフというお名前は、ドイツ系に見えます。検索しても本当にドイツ系かどうかわからなかったんですけど、店名にドイツ語由来説はあるとのこと。さらに検索してみると、クリームのドイツ語はSahne(ザーネ)が一般的なようですけど、「Kreme」というのも見られます。これだとそのまんまですね。有力そうです。
ただし、クリスピーの方のドイツ語は、グーグル翻訳だと「Knusprig」というのを出してきます。これで検索してみると、サクッとした感じを言うっぽいので意味としては対応してそう。ただ、「Krispy」のスペルには近づきませんでした。これでしたら、英語の「Crispy」の方がずっと近いですね。
そもそも公式がわからないと言っているので「謎」というのが「正解」なのですけど、「Kreme」はドイツ語由来で、「Krispy」は英語の「Crispy」をベースに「Kreme」との統一感を出すために変えたのかな?と個人的には想像します。ひょっとしたらドイツ人的にはスペルが「K」の方がしっくり来たというのもあるのかもしれません。
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