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グーグルが自動車業界を破壊 グーグルカーよりAndroidが怖い理由


 正直本当かいな?という話なのですけど、「5年後、トヨタ最大の敵はグーグルになる」といった主張が出ていました。これはグーグルカーのような完全自動運転車を意識した話のようです。また、これもわかりづらいのですけど、グーグルカーではなく、アップルiPhoneやアンドロイドのスマホが車と繋がることで、自動車メーカーが負ける…といった主張も出ています。


●グーグルカーはやはりすごい!5年後、トヨタ最大の敵はグーグルになる?

2015/1/13:5年後、トヨタ最大の敵はグーグルになる | 東洋経済オンライン(泉田 良輔 :GFリサーチ合同会社 代表 2015年01月12日)という記事を見つけたので、以前ネタにしづらいなと思って保留していた記事と組み合わせられないか?と思いました。

 ただ、読んでみると難しくて私には理解できない話。とりあえず、ホンダ研究者「制限速度を守るとあおられるのが自動運転車の問題」で書いたような完全自動運転車のグーグルカーについて意識しているみたいですね。

 記事によると、「自動運転」には2種類があります。ひとつは、オートパイロットと呼ばれるもので、飛行機のパイロットが離陸後に活用するような操縦支援をするようなもの。そしてもうひとつが、自律運転と呼ばれる、搭乗者が運転にかかわることなく目的地に到着できるものです。

 前者はテスラが好んで使う概念。比較的近い将来の自動運転と考えられます。一方、後者は、グーグルが開発をしている自動運転技術。ハードウエアの開発だけではなく、そのハードウエアを運用するために必要な「システム」も開発する必要があるとのこと。自律運転の世界が実現する際には、競争領域は「ハードウエアの安全性」の競争から、「システムの安全性」にシフトしているとしていました。


●競争領域がハードウエアからシステムになり壊滅した日本の電機メーカー

 さっぱりわからないんですけど、実はこうした競争領域がハードウエアからシステムに移ったという例は既にあるとのことでした。「電機産業」です。そして、これは日本企業が競争領域の変化に対応できずに敗北した例でもあるとのこと。

 スマートフォンの登場により、デジタルカメラや携帯型ゲーム機、ナビゲーションといった機能が次々と携帯電話に取り込まれました。それまでスタンドアローンであったハードウエアが、移動通信システムによりネットワークに接続。結果、「ハードウエア」から「システム」へ、競争領域がより高い次元にシフトしたという説明です。

 これにより、ハードウエア専業メーカーは、競争領域の「高次元化」に巻き込まれ、これまでの競争優位がなくなって没落。日本人はこうした動きを「ハードとソフトの戦い」ととらえがちですが、そうではなく「ハードとシステムの戦い」だと認識すべきとしていました。

 記事の主張はこんな感じ。ただ、途中で書いたように私には難しい内容でした。そして、私がもともと紹介したかった次の記事はわかりやすいか?と言うと、実はこれもピンと来なかった主張なんですよね。アップル・グーグル「クルマ支配」へ本格始動 自動車産業は敗北の道を歩むのか!?|ダイヤモンド・オンライン(桃田健史 [ジャーナリスト] 2014年12月1日)という記事です。


●グーグルが自動車業界を破壊 グーグルカーよりAndroidが怖い理由

 こちらの記事の場合は、グーグルで自動車と言うと思い出す「グーグルカー」の話ではありませんし、アップルで一時噂されたアップルカーの話でもありません。グーグルやアップルが車を作らずに、トヨタなどの既存自動車会社が作った自動車を乗っ取ってしまう!という不思議な話でした。

 近年、世界の多くの人々にとって、日常生活のなかで必須アイテムであるスマホは、当然クルマに乗る際にも、持ち込まれます。日常生活と同じように、音楽、SNS、電話等のパーソナルデータとパーソナルアイテムを車内でも使いたい、という願望を持つのは自然なことです。

 ここまではわかるのですが、わかりづらくなるのが、"スマートフォンが車載器とつながるということは、その瞬間にアップルとグーグルに「車内の世界観」を乗っ取られることと同義だ"とされていたことです。

 2014年11月18日のコネクテッド・カー・エキスポでは、韓国のヒュンダイが中型セダン「ソナタ」の2015年モデルで、CarPlayとAndroid Autoを実装し、アップルとグーグル両社の開発担当者が車内デモンストレーションを行ないました。これを取材した筆者は、車載器をつないだら最後、「車内の世界観を奪われる」という雰囲気を直感したといいます。

 エンドユーザーの利便性が上がると同時に、自動車メーカーは自社ブランドとして構築した車内空間を壊されてしまうとのこと。そして、アプリを介した各種サービス等の「コト売り」の収益を、アップルやグーグル、さらにはアマゾン等のクラウド業者に吸い上げられてしまうとしていました。

 一方で、"こうした危機感を肌感覚で持っている自動車業界従事者は(中略)極めて少ない"といいます。このことに関して作者は、自動車メーカー関係者らは「モノ作り」の延長上の「モノ売り」の範疇に留まっており、"「コト売りの威力」に対する認識が甘い"としていました。


●競争ルールが変わると、巨大企業も没落するという過去の教訓

 以上のように、私自身理解できていない2つの記事を並べてしまったのですけど、幸い共通点は見つけられそうです。その共通点というのは、「競争領域の変化」。「競争のルールが変わろうとしている」といった言い方でも良いと思います。

 最初の記事では重要とされているものが、「ハード」から「システム」に変わろうとしているという指摘でした。そして、2つ目の記事は、重要なものが「モノ売り」から「コト売り」に変化していくことに気づかねばならないという警告です。最初の記事では飛ばした部分では、電気自動車(EV)についても触れていました。これも競争のルールが変化しているものですね。

 グーグルやアップルやアマゾンなどが得意なのは、こういう競争ルールの変化する領域。競争のルールが変わってしまうと、これまでの優位性が無意味なものとなり、絶対的に有利だと思われていた企業すらあっという間に衰退してしまうことがあります。これまた最初の記事で飛ばした部分では、あのグーグルですらモバイルシフトに苦しんでいると指摘されていました。

 どちらも正直よくわからない記事ではあったものの、こうした競争ルールの変化には嗅覚を鋭くしておき、決して見逃すべきではないという点には大いに賛成します。


●ルノー・日産・三菱連合の車載情報システムAndroid採用が怖い理由

2019/02/19:2つ目の話と関連しそうだなとブックマークしていたグーグルの軍門に下ったのか:日経ビジネス電子版(2018年9月26日 )を読んでみました。

 仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3社連合が米グーグルと技術提携。グーグルのスマホなど向けOS「アンドロイド」を採用した次世代車載情報システムを開発することになりました。「彼らがグーグルと目指す車載情報システムは我々のとは次元が違う」とホンダ関係者がうなる出来だといいます。

 グーグルなどがすでに実現しているのは、ハンドルを握ったまま通話ができるなどのもの。まだまだ初歩的なものです。そして、次の段階が、エアコンやサンルーフ、窓の開閉など、車体の一部機能をコントロールできるようにすること。先のホンダは実はグーグルと組んでこれをやっています。

 じゃあ、ルノー・日産・三菱連合は何が違うのか?と言うと、車体・走行データの収集などまで考えていること。車に異常が生じれば、適切な処置を施せるようにドライバーに情報を提供するなどができるといったことができそうです。こうしたデータは非常に大事で、グーグルがネットで成功した理由の一つもデータを多く蓄積していたためだと言えるでしょう。

 実を言うと日産は、Android系ではない、日本の自動車関連企業が中心メンバーのリナックス連合にも加盟していました。ところが、今回「魅力を高めるのは難しい」との判断でグーグルと提携してしまったわけです。で、タイトルの「グーグルの軍門に下ったのか」が出てくるわけですが、「サーバーに集まるデータはグーグルとは切り離す」(日産の広報担当者)と強調。おいしいところをグーグルに取らせまいとしているようでした。


【本文中でリンクした投稿】
  ■ホンダ研究者「制限速度を守るとあおられるのが自動運転車の問題」

【関連投稿】
  ■事故防止のため小中学生は自転車に乗るな!三ない運動と車社会
  ■テスラのイーロン・マスクは、ポスト・スティーブ・ジョブズか?
  ■警察の交通取り締まりは効果的か無意味か? 取り締まりは違法説も
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