Appendix

広告

Entries

【クイズ】歯磨き粉は粉じゃないのになぜ歯磨き粉というの?


2018/12/03:
●【クイズ】歯磨き粉は粉じゃないのになぜ歯磨き粉というの?
●チューブ入り歯磨剤ならアメリカが世界初、19世紀に発明
●寡占状態にある歯磨き粉業界で受けた売り方とは?
●ライバルだらけ…と思いきや誰もいない隙間領域を発見!
●【回答】歯磨き粉は粉じゃないのになぜ歯磨き粉というの?


●【クイズ】歯磨き粉は粉じゃないのになぜ歯磨き粉というの?

2018/12/03:以前他で使っていた歯磨き粉のクイズを分けて、歯磨き粉だけの話に。

【クイズ】「歯磨き粉」に関する説明として正しいものはどれでしょう?

(1)現在普及している歯磨剤はペースト状であるが、ペーストも「粉」の一種なので「歯磨き粉」という呼び名は正しい。
(2)粉ではないのに「歯磨き粉」と呼ばれるのは、昔は粉末状の歯磨剤が普及していた名残り。
(3)歯磨き粉を世界で初めて開発したのは日本人。1625年、丁字屋喜左衛門が江戸で「丁字屋歯磨」「大明香薬」と呼ばれる歯磨き粉を販売開始したのが最初。


●チューブ入り歯磨剤ならアメリカが世界初、19世紀に発明

 歯磨き粉だけの話にしようと思ったものの、ネタ探しに困りました。歯磨剤 - Wikipediaにあまりおもしろい話がなかったのです。そこで他を探したのですけど、あまりにおもしろすぎると今度はそちらをメインにしたくなります。タイトルにするほどおもしろくないがそこそこおもしろい…というちょうどいい話が見つかりません。

 苦労して、そこそこの話として取り上げることにしたのは、米「歯ミガキ粉」業界を変えた男に学ぶ成熟市場のぶち破り方 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)(2018/05/01 07:30)という記事です。この記事では、「(アメリカでは)新たな歯磨き粉ブランドで一大ビジネスを築こうと考える起業家は稀だろう」としていました。

 なぜ歯磨き粉への参入が少ないと考えられるのかというと、アメリカでは歯磨き粉が寡占状態であるため。シェアの大部分がコルゲート・パーモリーブ社の「コルゲート」、プロクター・アンド・ギャンブル社の「クレスト」、グラクソ・スミスクライン社の「センソダイン」(日本ではシュミテクトとして販売)の3大ブランドに占められているんだそうです。

 先のWikipediaでは、現在のようなチューブに入ったペースト状の歯磨剤は、1896年にニューヨークでコルゲート社によって初めて売り出されたという話がありました。コルゲートはそれ以来トップ企業であり続けているんでしょうね。


●寡占状態にある歯磨き粉業界で受けた売り方とは?

 さて、そういった寡占状態の市場に参入したのが、クレッグ・ドゥビツキーという方。日本ではそういうパッケージは流行っていないのですけど、「どの歯磨き粉にも抜き出した歯のイラストが載っているのを見て、なんてクレイジーな光景だ」と思ったのが、創業を思い立ったきっかけ。記事の5年前だそうです。変なきっかけですね。

 私は「自然派」という売り方が非科学的で嫌いですけど、ドゥビツキーさんは、自然派スキンケア用品ブランドや自然派のハンドソープや洗剤のブランドでの経験がある方。当然、歯磨き粉もその路線であり、トリクロサン(薬用石鹸などに含まれる抗菌剤)やサッカリンなどの化学物質を排した体にやさしい成分と、シンプルなパッケージデザインが売りだといいます。

 黒地に白のロゴが目立つチューブに入った歯磨き粉は、中身も黒いとのこと。これは個性的ですね。また、2歳以下の乳幼児用の歯磨き粉は、オーガニックのリンゴで甘みを加えているということで、オーガニックってのがまた「自然派」らしいもの。前述の通り、詐欺的なので私は嫌いですけどね。

 なお、フッ素不使用としており、これも売りなのかもしれません。しかし、科学者らはむしろフッ素を使用した歯磨き粉の方を推奨しています。ここらへんも科学的根拠や効果よりイメージで売る、といった感じの思想と言えそうでした。こっちの方がむしろ本来は邪悪で商業主義的な思想なんですけどね。

 ただし、現代において、この売り方は正解で大正義だとは言えます。創業から5年、ドゥビツキーさんの「ハロー・プロダクツ」は、自然派のオーラルケア用品ブランドでは「トムズ・オブ・メイン」(前述のコルゲート・パーモリーブのブランド)に次ぐ第2位の企業に成長しました。大成功です。


●ライバルだらけ…と思いきや誰もいない隙間領域を発見!

 とはいえ、業界トップではなく、2位であったことでわかるように、全く他にない売り方ではなかった模様。昨今、オーガニックや自然派の原料を使った日用品ブランドは珍しくないといいます。一方で、ハローにはそれらの多くと異なる点がありました。富裕層やミレニアル世代などの限られた層をターゲットにしていない点。要するに、一般向けであったようです。

 記事ではそれ以上ツッコんでいなかったものの、ライバルが多いジャンルのようにに見えて手付かずのポッカリと空いているライバル不在の隙間領域があったということでしょう。うまいところを見つけました。

 ただ、こうした領域が見つかって売上を伸ばしたとしても、ライバルが次々と参入して結局あまり儲からなくなってしまうということがあります。この先どうなるか?は、ちょっとわからないとも思いました。


●【回答】歯磨き粉は粉じゃないのになぜ歯磨き粉というの?

【クイズ】「歯磨き粉」に関する説明として正しいものはどれでしょう?

(1)現在普及している歯磨剤はペースト状であるが、ペーストも「粉」の一種なので「歯磨き粉」という呼び名は正しい。
(2)粉ではないのに「歯磨き粉」と呼ばれるのは、昔は粉末状の歯磨剤が普及していた名残り。
(3)歯磨き粉を世界で初めて開発したのは日本人。1625年、丁字屋喜左衛門が江戸で「丁字屋歯磨」「大明香薬」と呼ばれる歯磨き粉を販売開始したのが最初。

【答え】(2)粉ではないのに「歯磨き粉」と呼ばれるのは、昔は粉末状の歯磨剤が普及していた名残り。


 ちなみに最古の歯磨剤に関する記述は、紀元前1550年頃の古代エジプトの医学書の内容が記載されたパピルスだそうです。えらい昔からあったんですね。

 この歯磨き粉の材料はいろいろなのですけど、変わっていたのが古代エジプトからはだいぶ時代が後の古代ローマ。なんと人間の尿に含まれているアンモニアが歯を白くするものと考えられ、尿が歯磨剤として用いられていたそうな。これも立派に「自然派」なのですけど、現代だと生理的な嫌悪感からとても売れそうにありませんね。ハローの例でわかるように、イメージというのは金儲けにおいてとても大切なのです。


【関連投稿】
  ■虫歯が減った理由はフッ素?虫歯が多い原因は歯医者さんだった
  ■熱いもの・冷たいもので歯がしみる=虫歯なのか?他の原因は?
  ■歯磨きは食後30分後、直後や30分以内は良くない…は間違い説
  ■予防歯科は詐欺的!歯科医が告発する評判の悪い予防歯科の実態
  ■虫歯治療に関する最新研究で虫歯を削る必要なしと判明 オーラルケアの方が効果的!
  ■医療・病気・身体についての投稿まとめ

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由