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内紛大塚家具 父勝久「悪い子供作った」娘久美子「社員巻き込むな」


★2015/2/24 お家騒動大塚家具、ワンマン勝久会長が久美子社長派にパワハラとの報道
★2015/2/26 大塚家具内紛で大塚勝久会長、長女の久美子社長を違法だと提訴 資産管理団体ききょう企画の問題
★2015/2/27 内紛大塚家具 父勝久「悪い子供作った」娘久美子「社員巻き込むな」


★2015/2/24 お家騒動大塚家具、ワンマン勝久会長が久美子社長派にパワハラとの報道

 大塚家具のお家騒動 父大塚勝久会長派、娘久美子社長派で兄弟姉妹分裂の件が激しくなってきて、記事がいろいろと出ています。ただ、似たような内容だろうとあまり読んでいませんでした。

 そんな中で目を引いたのが、大塚家具、ワンマン会長のパワハラの嵐 病気や退職する社員続出、イメージ悪化で死活問題 | ビジネスジャーナル(2015.01.31)という記事。パワハラはいけません!
 勝久氏(引用者注:大塚勝久会長兼社長(71)。大塚久美子社長(46)の父)は町の桐ダンス販売店から身を興し、一代で大塚家具を株式公開企業にまで育てた創業者。社内では超ワンマンで知られている。(中略)

 実は、2人の対立が激しくなるにつれて、勝久氏のワンマンぶりは激しさを増していった。自分の言うことに逆らったり、久美子派と見なした幹部社員は、毎日のように激しい言葉の暴力に晒されるようになったという。そのパワハラぶりは半端ではなく、実際に心身症になったり、追い詰められて会社を去った人もいる。

 今でも社員はまったく勝久氏には逆らえない。久美子氏が社長に復帰したといっても、勝久氏が会長にとどまる限り、社員は会長の言うことを聞く。それぐらい会長を「恐れている」というのである。(中略)再度久美子氏が失脚すれば、久美子氏に協力的だった社員がパワハラの対象になるのは明らかだからだ。

 依然からパワハラがあったという話かと思ったらそうではないみたいですね。久美子社長との権力争いにおいて、パワハラがあったということみたいです。

 これは別に今ならパワハラが許されるという意味ではないですよ? もちろん悪いことに決まっています。ただ、昔からパワハラが有名だったのかな?と勘違いして、私が読み始めたためです。


 パワハラとワンマンのうち、ワンマン経営については、大塚家具のお家騒動 父大塚勝久会長派、娘久美子社長派で兄弟姉妹分裂でも出てきていました。

 また、このときは、ワンマン路線・家族経営の父と近代的経営の子の対立というのは、赤福、お家騒動で社長解任 「おかげ横丁に外人来てほしくない」発言もとよく似ていると書きました。

 しかし、父のミスを挽回して以前よりも成長させたのに追い出された赤福と違って、大塚家具は父がやっても子がやってもダメという点で、赤福と異なるとも書きました。

 最初に引用したビジネスジャーナルでは他にいくつか大塚家具関連の記事を書いていて、私のこの感想とピタリと合いそうな大塚家具、父娘げんかの原因は「2人とも経営が駄目だから」?娘社長のブレる経営迷走(山田修 2015.02.19)という記事もありました。

 こちらによると、大塚家具はもともとは以下のような売り方をしていたようです。
 勝久氏が社長時代、大塚家具に買い物に行くと入り口受付で個人情報登録(入会申し込み)をさせられ、案内に付く店員が必ず割り当てられた。例えば「ベッドを買いたい」ということなら、大型店舗内のあちこちに置かれたベッドをくまなくかつ詳細に説明され、「これだけの選択肢があるならこれでいいか」などと、どれかは買ってしまうことになる仕組みだった。そして、それらのどれも実は安くはない値付けだったのを覚えている。

 会員登録は普通に面倒だなと思いますが、選択肢を広く提示して買わせるというのはおもしろかったですね。「ここまでしてくれたのだから」と買ってしまう人が多そうです。

 ただ、これは人件費を大きくするやり方でしょう。そのために価格も高かったのかもしれません。選択肢を広げるために品揃えを増やすというのも、高くつく方向性です。

 ところが、久美子社長はこの路線を引き継ぎませんでした。"久美子氏はこの方策を変え、オープンな入場方法に切り替え、来客トラフィックを増やそうとした"のです。

 以前の投稿でちょっと出てきたように、これのせいで勝久会長は「自分を否定された」と怒ったところがあるのかもしれません。

 この勝久会長が社長を退き、娘の久美子さんにバトンタッチしたのは、大塚家具の売上高が減少に転じたためでした。しかし、09年に久美子社長に変わって以降も、大塚家具が目に見えて良くなることはありませんでした。これもまた父の怒りを買った可能性があります。

 そこで勝久会長は社長に兼任復帰し、"以前の販売方法に舵を切り直し"ました。ところが、"年商は前年比微減の550億円強だったが、営業損益は4年ぶりの赤字で、その額は4億円以上"と久美子社長以上に失敗しています。

 タイトルでわかるように、作者の山田修さんはこの父娘の戦略について、「久美子方式も勝久方式も、両方とも駄目だった」と結論づけていました。


 また、社長に復帰した久美子社長の新たな戦略である「会社の再ポジショニング」についても駄目出ししています。
 経営学者マイケル・ポーター氏の「競争の3大戦略」に当てはめて分析すると、「コストリーダーシップ戦略」を取っているのはニトリとイケアであり、「差別化戦略」はカッシーナ・イクスシーだろう。久美子氏が描く大塚家具の戦略というと、焦点を絞り切れていない。

「本当はみんなちょっといいものを提供してくれるお店を求めているはずだ。(略)大塚家具は高級家具だけ、と思われがちだが、本当は幅広く扱っている。(略)今後はサービスそのものをビジネスにしていきたい」(引用者注:2月12日付東洋経済オンライン記事『速報!大塚家具、父・勝久会長が「退任」へ』より)

「競争の3大戦略」における3番目の戦略は「選択戦略」といい、コストリーダーシップ戦略か差別化戦略のどちらかに絞るべきとしている。久美子氏のように全部をやろうとするのは駄目であり、どこかに自社をポジショニングしなさいと演繹できる。

 「カッシーナ・イクスシー」という名前であっ!と思ったら、9割が税金の理研 報酬増要求の一方、高級家具カッシーナに1000万円のカッシーナじゃないですか! そうか、大塚家具やニトリ、イケアのライバルだったんですね。

 それはいいとして、山田修さんのオススメは「カッシーナ・イクスシー」と同じ「差別化戦略」路線です。なぜならコストリーダーシップ戦略は大塚家具にはできないからとのこと。

 大塚家具にはできない理由は、これ以上細かく書いていませんでした。ただ、ニトリは「海外原材料の仕入→現地生産→輸入→店舗販売→商品配送」までほぼグループ直営で行う製造小売業 (SPA) というやり方であり、大塚家具が真似するにはハードルが高すぎます。そして、イケアもニトリと同じSPA方式です。

 また、大量に家具を仕入れることで安くするというやり方も、現在15店舗しかない大塚家具には難しいでしょう。前述のようにニトリの強みはそこじゃないですが、ニトリの場合は国内だけでも340店舗もあります。(ちなみに台湾のニトリが14店舗で同程度)

 山田修さんは国内に4店舗しかない「カッシーナ・イクスシー」に倣い、大塚家具も5店ほどにまで減らすべきだとしていました。


★2015/2/26 大塚家具内紛で大塚勝久会長、長女の久美子社長を違法だと提訴 資産管理団体ききょう企画の問題

 大塚家具のお家騒動 父大塚勝久会長派、娘久美子社長派で兄弟姉妹分裂をやった後も、何度か書いていた大塚家具の問題。揉めに揉めていて既に勝久会長は既に久美子社長の退任を求める株主提案をしていたものの、まさか長女を提訴するとは思いませんでした。これは予想以上にひどいことになってきましたね。
東京新聞:大塚家具、泥沼化 会長、長女の社長提訴:経済(TOKYO Web) 2015年2月26日 (白山泉)

 大手家具メーカーの大塚家具(東京都江東区)の経営権をめぐり父娘が対立している問題で、父の大塚勝久会長(71)が二十五日、東京都内で記者会見を開いた。勝久氏を三月末の株主総会で退任させようとする久美子社長(46)の行動を「クーデターだ」と批判した。長女の久美子社長が同社の大株主である資産管理団体を「違法な手段で支配した」として、同団体が所有する大塚家具の株式返還を求める訴えを東京地裁に起こしたことも公表。対立は泥沼化の様相を呈している。

 勝久氏は同氏が提案する久美子氏の解任と計十人の取締役選任案について「大塚家具に携わる者の総意だと感じている」と強調し、多くの幹部社員からの「署名を確保した」とも主張した。

 (中略)会見には勝久氏の長男で、久美子社長の弟の専務・勝之氏(45)ら、勝久氏側が役員候補とする五人が出席。本社の部長八人も会見席の背後に並んだ。

 社内の総意と言われていますが、"お家騒動大塚家具、ワンマン勝久会長が久美子社長派にパワハラとの報道"で使った記事では、ワンマン社長に逆らえないとしていました。その前に読んだ記事でも、久美子社長が復帰しても実権はまだ勝久会長が握っているという話ですし、そういうこともあるかな?という感じです。

 ただ、勝久会長の必死さを見ると、分が悪い可能性もあります。この後出てくるように、株主の支持を得られているかどうかはまた別の話のためです。


 別の記事では、勝久会長は会見で「(久美子氏には)重大なコンプライアンス問題がある。会社の存続にかかわる」と主張したとありました。
(大塚家具会長が長女の社長を提訴 - 経済ニュース : nikkansports.com[2015年2月25日23時0分])

 また、"同社の2013年度有価証券報告書によると、勝久氏は同社の発行済み株式の18・04%を保有する筆頭株主。資産管理団体は9・75%で第2位となっている"という話もありました。

 大塚家具のお家騒動 父大塚勝久会長派、娘久美子社長派で兄弟姉妹分裂では、"大塚家具の株式は、勝久氏が発行済み株式の18.04%を保有する筆頭株主で、2位は一族の資産管理会社ききょう企画で9.75%を握る"という記述が出てきましたので、この資産管理団体というのは「ききょう企画」のことですね。

 そちらで書いたように、「ききょう企画」には久美子社長ら5人の兄弟姉妹がおり、父派と長女派で分裂しています。団体としては一応久美子社長支持になっているので、これを違法だと提訴したのでしょう。

 "3月27日に開く株主総会は、ほかの株主も巻き込んだ委任状争奪戦となるのが確実な情勢"です。

 勝久会長とききょう企画以外では、米ブランデス・インベストメント・パートナーズという外部株主の持ち株は10.77%になっているという話で、ここは長女派でした。ブランデスとききょう企画が合わされば勝久会長に1歩リードです。

 ところが、ききょう企画が父派に回ると一気に形勢逆転ですので、ここを崩す意味は大きいです。後は他の株主の同意を得られるか?も関係してくるわけですが、すごいことになっていますね、本当。


 ところで、東京新聞の記事では、大塚家具の「会員制」というやり方についての話もありました。

 久美子社長は勝久会長が長年やってきた「会員制」について「時代に合っていない」と主張しているようです。これに関して、勝久会長は「対面販売は継続しているが、十年前から自由に見て回れる体制が整えられている」と反論しました。

 ただ、先ほどリンクした"お家騒動大塚家具、ワンマン勝久会長が久美子社長派にパワハラとの報道"では、大塚家具のビジネスモデルの話も出ており、どちらのやり方も否定されていました。

 このとき使ったビジネス記事では、大塚家具で最も問題なのは立ち位置の中途半端さだとしていました。会員制うんぬんの問題じゃないんですね。父娘ともにそれを理解できていないという話でした。

 そもそも大塚家具は勝久会長時代に低迷を始め、久美子社長に変わったものの全然持ち直さず悪いまま、再び勝久会長に戻ってさらに悪化しています。(勝久会長復帰時代はやり方を戻したためにコスト増というのもありますが)

 日刊スポーツでは、"久美子社長の下で業績が悪化したとも指摘"したとあるものの、よくそんなことが言えるなという話。数字の上からは、両者ともに経営者としてダメなのは明らかです。

 ただ、その後に続く「自身が経営権を取り戻すことへの賛同を株主に求めた」というところがミソです。前述のように「他の株主の同意を得られるか?」が大事なので、お互いに自分の方が良い経営者だとアピールしているのだと思われます。


★2015/2/27 内紛大塚家具 父勝久「悪い子供作った」娘久美子「社員巻き込むな」

 炎上狙いのような記事を書いていて嫌われている東洋経済オンライン。以下もタイトルが気になってつい読んでしまいましたが、特に目新しい話はありませんでした。

反論!大塚家具、父・勝久会長が沈黙を破る | 東洋経済オンライン 大野 和幸 :ニュース編集部 ニュース編集長 2015年02月26日

 ただ、いいな!と思ったのが、大塚家具の内紛問題を時系列的にまとめていたことです。
2014年7月、当時の久美子社長が勝久会長によって解任され、勝久氏は会長と社長を兼務。久美子氏はヒラ取締役に降格された。しかし、その後も久美子氏は復権を模索し、年明けから父娘間の壮絶なバトルが始まる(以下は勝久会長側の資料に基づき構成)。

1月28日。取締役会。緊急動議で、勝久社長が解職され、久美子取締役が社長に復帰(賛成4:反対3)。だが、同日発表の適時開示では、「両代表取締役(勝久会長・久美子社長)の下で企業価値向上を目指す」、と記されたのみだった。

1月29日。勝久会長が勝久氏自身を中心にした新経営体制案(取締役候補10名・監査役候補2名)を「株主提案」として提出。

2月12日。久美子社長が一部メディアの取材に応じ、「勝久会長が勇退見込み」との記事が掲載される。

2月13日。決算取締役会。久美子社長が、勝久会長の提出したのとは全く別な、久美子氏自身を中心にした新経営体制案(取締役候補10名・監査役候補3名)を、「会社提案」として提案。だが、適時開示では、久美子氏側の会社提案のみを公表した。

2月17日。ここで初めて、久美子社長側は、「勝久会長の株主提案に反対する」と公表した。

 上記に2月25日、勝久会長が株主提案を提出した理由について記者会見し、娘の大塚久美子社長に対する批判する、というのが加わります。


 他にタイトルで気になったのが産経新聞の記事でした。ただ、こちらも読んでみるとあっさりで、ほとんど知らなかった情報はありません。
大塚家具・父娘の対立、法廷へ 会長が会見「悪い子供作った」(産経新聞) 2015年2月25日(水)21:43

 今月13日、経営陣が勝久氏の会長解任を決めたことについては「クーデター」と表現。「最初に久美子氏を社長に選んだことが間違いだった。悪い子供を作った。間違いだった」と述べた。

 時系列として並べる出来事としては、2月26日の久美子社長の会見がさらに加わります。以下の記事のタイトルに「孤高の大演説」とあるのは、大塚家具内紛で大塚勝久会長、長女の久美子社長を違法だと提訴 資産管理団体ききょう企画の問題でも書いたように、勝久会長が社員らを後ろに並べて記者会見したためです。
再反論!大塚家具、久美子社長が孤高の大演説 「パフォーマンスは残念、社員巻き込むな」- 東洋経済オンライン(2015年2月27日08時40分)

2月26日午後2時。東京駅すぐ近くの三菱ビルで開催された、大塚家具の記者会見。一連の「お家騒動」後では、初めて公の場に久美子社長が登場した。実父の大塚勝久会長(71)は25日、役員や幹部社員をズラリ10人以上もそろえて登壇したが、この日は司会役を除けば、壇上には久美子氏一人である。(中略)

まず経営手法と実績について。久美子氏が社長に就いていた2009年から2014年半ばまでは、従来の会員制中心のビジネスモデルとは違う来店促進・接客が一定の成果を挙げてきた、と主張。自分が解任され、勝久氏が社長と会長を兼務した2014年7月から、旧来の路線に回帰したために業績が悪化、4年振りの営業赤字に転落したと述べた。(中略)

最後に、勝久氏が会見で幹部社員を自分の周りにズラリと並ばせ、「これが会社の総意」とした点についても、「そうした演出で、社員を巻き込んでしまい、申し訳ない。社員は本来、社業の発展と企業価値の向上のために働くもの」と、批判してみせたのである。

 パフォーマンスという批判は、まあ言えるでしょうね。親子喧嘩に社員巻き添えという状態です。ただ、前回も書いたように、委任状争奪戦へ向けたアピールという意味があります。以下のような話もありました。
大塚家具社長、大株主への接触「すでにしている」 委任状争奪戦に向け  :日本経済新聞 2015/2/26 15:35

 大塚家具(8186)の大塚久美子社長は26日午後、創業者の大塚勝久会長が久美子社長の解任を求める株主提案を提出したことを受け、委任状争奪戦(プロキシーファイト)に向けて「すでに大株主に接触している」と明らかにした。都内で開いた中期経営計画の説明会で語った。

 勝久会長も前日の記者会見で、他の大株主の説得を始める方針を明らかにしている。久美子社長は「当然、こちらも同じことをしなければいけない」と説明した。接触した株主から実際に賛同を得たかどうかについては「回答は差し控える」として明らかにしなかった。

 また、日経新聞の別記事では短いものの、久美子社長の会見に対する勝久会長のコメントも載っていました。
大塚家具社長「株主説得に着手」 委任状争奪で駆け引き  :日本経済新聞 2015/2/27 0:51

 勝久会長は26日、久美子社長の会見を受けて、「切実な覚悟で立ち上がった社員の思いが伝わらず、非常に残念」とのコメントを公表した。25日に勝久会長が出席した記者会見には幹部社員らも出席した。父娘の対立が社内を分断している様子がうかがえた。

 勝久会長は社員は味方だとおっしゃっていますが、その前に「社員は会長に逆らえない」という報道があったせいで、本心なのかな?という感じになっています。

 ここらへんについて久美子社長は飽くまで「冷静に」という対応なこともあり、「(勝久氏側についた社員について)彼らの内心がどうかは、私が申し上げる立場にない。人の心は推し量れない」( 東洋経済オンラインより)と言うに留めていました。


 ある程度演出もあるのかな?とは思うものの、記者会見の様子だけでなく、経営スタイルにしても、ビジネス戦略にしても親子は水と油のように相容れない感じが見受けられました。

 勝久会長は娘を社長にしたことを失敗だったと語っていましたけど、本当何で後継にしちゃったんでしょうね? ワンマン社長なので後継を決める影響力も強かったはずです。

 世襲制は本来優れたやり方なんだ…という記事をよく見かけるのですが、こういう事例を見ていると本当かな?と思ってしまいます。赤福、お家騒動で社長解任 「おかげ横丁に外人来てほしくない」発言もも世襲での失敗です。

 同じワンマンによるお家騒動でも雪国まいたけでお家騒動 大平喜信オーナーと星名光男社長らバトルの雪国まいたけのように、親子じゃなくても揉めるパターンもあるので、ワンマン特有の問題点ですかね?

 ワンマンな経営スタイルも利点は多いのですけど、会社を自分の所有物と考えることで問題が生じします。起業家社長とサラリーマン社長ではコスト削減の熱意が異なるという記事も読んだことがあり、会社を自分の所有物と考えることでの利点もあるにはあるのですが、悪い方に働くと、今回の大塚家具や雪国まいたけや赤福のように醜いことになります。

 雪国まいたけのときに回避策はないものか?と問題提起する記事が出ていましたが、たぶん良い方策はないんでしょうね…。


 関連
  ■赤福、お家騒動で社長解任 「おかげ横丁に外人来てほしくない」発言も
  ■雪国まいたけでお家騒動 大平喜信オーナーと星名光男社長らバトル
  ■大塚家具内紛、久美子社長に弟・妹が味方 会長派は母と長男だけ
  ■内紛大塚家具 父勝久「悪い子供作った」娘久美子「社員巻き込むな」
  ■9割が税金の理研 報酬増要求の一方、高級家具カッシーナに1000万円
  ■企業・会社・組織についての投稿まとめ

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