栄養補助食品、サプリメントにはまだ見ぬ「副作用」がある。医師である私がこれらを飲まない理由。|ダイヤモンド・オンライン 裴英洙 [医師・メディファーム株式会社代表取締役社長]
食品と名前がついているなら飲んでも別に体に害はないでしょ、そう思われるのが普通かもしれません。しかし、私は何があってもサプリメントは飲みません。なぜなら、サプリメントは医薬品ではないにもかかわらず、未知の副作用が出る可能性があるからです。(中略)
健康のために飲んでいるはずのものが、です。有名なところでは、1990年頃にアメリカで発生したL-トリプトファンのサプリメントによる多数の死亡事例があります。これはL-トリプトファンのサプリメントを服用した人が好酸球増多筋痛症候群という病気で亡くなり、アメリカの厚生労働省に当たる食品医薬品局(FDA)が大規模な調査研究を実施しました。また、他の大規模な調査で、ビタミンEやβカロチンなどは多量に摂取すると体に悪影響が出ることも明らかになっています。L-トリプトファンにしてもビタミンE、βカロチンにしても、事例が報告されるまでは、体に必要な栄養だとうたわれていたものです。それが一転、事例が報告されるや否や体に有害である、と評価されたのです。
サプリメントだけでなく、健康食品に関しての情報は現時点での評価です。摂取したり服用を続けた将来にどのような副作用が起こるかは不明です。また、先ほども申し上げたとおり、サプリメントを含む”自称”健康食品の類いは、溢れるほど世の中に出回っています。粗悪な品質のものや十分な副作用に関する評価がないものもあることは否めません。
特に、持病をお持ちの方で医薬品を服用している方は、健康食品やサプリメントの飲み合わせで、医薬品の効果が落ちたり、逆に強く出過ぎたりすることも考えられます。服用する際は必ず主治医と相談してください。
にがり - Wikipedia 最終更新 2013年6月20日 (木) 15:20
にがり(苦汁、滷汁)とは、海水からとれる塩化マグネシウムを主成分とする食品添加物。海水から塩を作る際にできる余剰なミネラル分を多く含む粉末または液体であり、主に伝統的製法において、豆乳を豆腐に変える凝固剤として使用される。(中略)
2004年5月30日に放映された発掘!あるある大事典で「にがりダイエット」が放映されてから、日本ではにがりはダイエット効果のあるものとして話題になっていたが、科学的根拠は明確でなく、飲み過ぎると下痢やミネラルの吸収阻害、高マグネシウム血症などの悪影響が出る場合があり、過剰摂取は大変危険である。実際に、2004年に神奈川県の知的障害者更生施設で、職員が誤ってにがりの原液400mlを飲ませたところ血管が詰まり、女性入所者が死亡する事件が起きた。
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