米 「世界の勇気ある女性賞」に日本人女性 NHKニュース 3月7日 10時56分
「世界の勇気ある女性賞」は、アメリカ国務省が2007年に創設し、人権擁護や女性の地位向上などに貢献した女性を表彰しています。
ことしは各国から10人が表彰されることになり、このうち小酒部さやかさん(37)が、日本人として初めて選ばれました。
小酒部さんは、妊娠中に上司から事実上の退職を迫られて流産した経験から、去年7月、「マタニティー・ハラスメント」に悩む女性を支援する団体を立ち上げて、相談に乗ったり、妊娠や出産を理由に降格や退職を迫られる実態を政府に訴えたりする活動を続けています。
(中略)
小酒部さんは、「受賞はアメリカからのエールだ。
日本の基準は世界の基準ではないことを真摯(しんし)に受け止め、働き方を見直すきっかけになってほしい」と話していました。
小酒部さんに「勇気ある女性」賞 米、マタハラNet評価 - 琉球新報 2015年3月4日
【ワシントン共同】マタハラは、妊娠や出産を理由に職場で不利益な待遇を受けることを指す。国務省は小酒部さんが声を上げたことで、マタハラに対する国民的議論が日本で巻き起こったと指摘。「妊娠による同意のない降格は違法」とした昨年10月の最高裁判断や、政府の指導強化につながったと評価した。(共同通信)
マタハラNet 公式ブログ: 米・国務省よりInternational Women of Courage Award 2015 「国際勇気ある女性賞」を代表の小酒部さやかが受賞しました。 3.04.2015
小酒部さやか代表は、日本の職場を改革し女性と家族に配慮したものするにはどうすればいいかという問題について、国民的な議論に火をつけた。
日本の多くの女性にみられるように、小酒部さんは妊娠後に嫌がらせを受け、退職を迫られた。
2回の流産の後、自らが経験したマタニティハラスメント(マタハラ)の事案について法的手段に訴えるとともに、他の女性を支援するため「マタハラNet」を創設した。
同じようなマタハラ被害の女性が起こした裁判で、最高裁判所は2014年10月、妊娠を理由とする差別を違法という画期的な判断を下した。
小酒部さんが声を挙げた勇気は政府および市民社会の行動を促し、日本政府は2015年1月23日、妊娠している女性の解雇および降格は違法とみなすという初の公式通達を出した。
小酒部さんは「マタハラ」という言葉を2014年の流行語になるまで普及させ、日本経済を成長させるため女性の全面的な職場参加を支援している。
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