2015/3/28
●「新婚さんいらっしゃい!」に、兄と妹」という異色カップル
●日本の親族の結婚ルール、直系血族はダメで傍系血族ならOK
●さらに、直系姻族は結婚できない・傍系姻族は結婚できるとも
●全然関係ないのに…声優と同姓同名の田村ゆかり弁護士に注目
2020/01/14:
●2018年の正月にも「お兄ちゃんと結婚しちゃった妹」が登場、別人?
●「新婚さんいらっしゃい!」に、兄と妹」という異色カップル
2015/3/28:
現実には妹萌えが成立しづらい理由と従姉妹萌えならあり得る理由がストックにあったので、その投稿が終わってからの方が良いなと思って待っていた話です。ただ、書き終えて気づきましたが、結局だいぶ違う話でしたね。
もともとは「新婚さんいらっしゃい!」に、「兄と妹」という異色の新婚カップルが登場したことが、この記事のきっかけだそうです。
<テレビ朝日系で3月1日に放送されたトーク番組「新婚さんいらっしゃい!」に、「兄と妹」という異色の新婚カップルが登場し、話題をよんだ。2人は血のつながりがないが、それぞれの親の再婚によって、義理の兄妹(きょうだい)になった。兄が23歳、妹が13歳だった10年前から、一つ屋根の下で暮らしていたという。
恋愛関係になったのは2年前のことだが、妹は兄と初めて会ったときに「お兄ちゃんとの禁断のストーリーが始まるんだ!」と、少女マンガのような恋愛を思い描いて、胸をときめかせたそうだ。
(
「お兄ちゃんとの禁断のストーリーが始まる!」兄と妹が「結婚」できる場合とは?|弁護士ドットコムニュース 2015年03月07日 10時10分より)
読み飛ばしていましたが、10歳も離れていたと読み直して気づきます。年が離れているから問題ということではないんですけど、年の差というのも、人によっては強く問題視するところではあります。
●日本の親族の結婚ルール、直系血族はダメで傍系血族ならOK
家族の法律問題にくわしい田村ゆかり弁護士の解説によると、以下の通り。なお、養子は、血のつながりはありませんが、法律上は血族として扱われるそうです。
直系血族…親と子、祖父母と孫といったタテの血族関係。直系血族同士の結婚は、すべて禁止。
傍系血族…兄妹やおじ、おば、おい、めいなど、直系以外の血族関係。血のつながりが遠ければ結婚できる。
ただし、傍系血族のすべてが結婚できるわけではありません。「血のつながりが遠ければ」です。私は4親等以上、いとこならOKと覚えていました。その通りの解説でした。
「傍系血族同士の結婚が許されるのは、『4親等』以上となります。
具体的には、『いとこ』より遠い場合ですね。いとこが4親等なのは、自分→親(1親等)→祖父母(2親等)→親のきょうだい(3親等)→いとこ(4親等)となるためです。ただ、例外的に、養子は『3親等』以内の傍系血族とも結婚できます」(田村弁護士)
●さらに、直系姻族は結婚できない・傍系姻族は結婚できるとも
冒頭の兄妹結婚は最初前述の「養子は『3親等』以内の傍系血族とも結婚」のケースだと思いました。ところが、よく考えてみると、兄妹は2親等です。ダメじゃん。
不思議に思いましたが、冒頭のケースは「血族」ではなく「姻族」みたいですね。結婚(婚姻)をきっかけにできる関係は、「姻族」と呼ぶようです。こちらも血族のような分類があり、結婚できる・できないが分かれます。
「夫からみた場合、妻の父母や祖父母といった直系血族が『直系姻族』となります。また、妻のきょうだいやおじ、おばなどの傍系血族が『傍系姻族』となります」(田村弁護士)
「直系姻族」の場合、「姻族関係が解消された後でも、結婚は不可能」とのこと。要するに離婚してもダメなんだそうです。ただ、今回のケースは、「それぞれの親の結婚をきっかけに親族となった関係なので『姻族』です。そして、兄妹なので『傍系』」ということで、めでたく結婚が可能とのこと。複雑ですね。
●全然関係ないのに…声優と同姓同名の田村ゆかり弁護士に注目
この話はニコニコ動画で人気になっていた記事。ただ、人気になった理由は「田村ゆかり弁護士」のせいみたいですね。同姓同名の声優さんがいらっしゃるのです。
狙ってるだろ!という反応でしたが、まあ、実際狙ったでしょうね。ただ、「沖縄の弁護士(平成26年度沖縄弁護士会理事だそうです)に聞いているからおかしい!」と言っていたのは違うと思いますよ。弁護士ドットコムはたぶん必ず対面取材というわけではないと思われますので、居住地はあまり関係ないでしょう。
記事の話自体もおもしろかったと思うのですが、ニコニコ動画の反応は弁護士さんのお名前についてばかりでした。
話が逸れますが、(声優の)田村ゆかりさんは妹キャラの役をやっているんだろうか?と気になりました。見てみると、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」というタイトルに妹が入った作品に来栖加奈子役で出演。ただ、別に主人公の妹ではないみたいですね。
最後に余計なこと書いたせいで、どうやって終わって良いかわからなくなりました。たまにやってしまいます。
創作絡みの話で言うと、義妹との結婚OKということですから義妹を登場させる創作の推進力となりますね。製作者らには心強い情報だったと思います。(…といった感じでどうでしょう?)
●2018年の正月にも「お兄ちゃんと結婚しちゃった妹」が登場、別人?
2020/01/14:
という記事があり、別件かと思ったら、どうも同じ夫妻みたいでした。2018年1月3日に放送されたバラエティ番組「明石家さんまの新春!めっかっちゃった大賞」(TBS系)に関する記事です。
こちらによると、呼び名は今も昔も「お兄ちゃん」。恋愛関係になったのは、女性が21歳の頃で、ある日、兄からキスを迫られたときからだとのこと。そこから結婚したいとの想いが加速、両親に打ち明けたところ、返ってきた反応は「籍を入れて一緒にいるならいいんじゃない?」と意外にも簡単に受け入れられたそうです。ゆるいですね。
結婚する場合は当人同士の問題だけでなく、親族同士の問題が絡んでトラブルが起きる…というのはよくある話。最初書いたときには全然考えなかったものの、このようにもともと親族であった人同士が結婚する場合は、新たに親族が増えませんので、そういった心配はありませんね。メリットでしょうか。ただ、それ以外に偏見などによるトラブルは起きる可能性はありそうですけどね…。
【本文中でリンクした投稿】
■
現実には妹萌えが成立しづらい理由と従姉妹萌えならあり得る理由【関連投稿】
■
ネットオークションも実は古物商許可が必要? いる場合の見分け方&申請の仕方 ■
ノークレームノーリターンは本当に返品不可?ネットオークションで免責特約 ■
高すぎる延滞料金・罰金・違約金、支払わないでも良い? 駐車場など ■
お釣り多く受け取ると詐欺で逮捕の可能性 5千円を5万円札と間違う事件 ■
日本政府、中世レベルからの脱却を拒否 取り調べ可視化を骨抜きに ■
人生・生活についての投稿まとめ
Appendix
広告
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
|