睡眠時間の話をまとめ。<スポーツ選手の睡眠時間は一般人より長い・短い…さて、どっち?>、<世界一のプロ野球選手・大谷翔平の睡眠時間は1日12時間>などをまとめています。
2023/08/22追記:
●世界一のプロ野球選手・大谷翔平の睡眠時間は1日12時間 【NEW】
●スポーツ選手の睡眠時間は一般人より長い・短い…さて、どっち?
2015/4/7:突然ですが、タイトルの通り、クイズです。スポーツ選手の睡眠時間は一般人より長い・短い…さて、どっちでしょう?
答えまで間隔を開けるために、以下、「睡眠」で検索して出てきた商品を適当に貼っていきます。
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こんなもんでいいでしょう。クイズの答え。ただ、申し訳ないんですが、今のところ「たぶん」という話です。今後もっときちんとした証拠が見つかったら、追記したいと思っています。
答え:(たぶん)スポーツ選手の睡眠時間は一般人より長い傾向がある。
私はもともとスポーツ選手の睡眠時間は一般人より長いだろうと想定していました。この想定で検索かけると、いろいろと出てきます。長さではなく質が大事みたいなのとか、個人の話とかですね。質も大事なのは当然なんですが、今知りたかったのは一般的な傾向。そして、個人の体験談なんかは論外ですね。
ということで、なかなか良さそうな記事は見つからず。そんな中で良さそうだったものの一つが、
専門家のアドバイス | 睡眠に関するお悩み | 味の素KK あなたの悩みを解決!「いきいき健康研究所」というページでした。一般人とアスリートの睡眠時間を比較しており、かなり参考になります。
<2012年に行われたロンドンオリンピックは日本国内を大いに沸かせましたが、その開催前に、味の素㈱と日本オリンピック委員会がアスリートを対象に体調管理に関するアンケート調査(※)を実施しました。
(※)味の素ナショナルトレーニングセンターを利用するアスリート110名対象/2012年3月実施
その結果から、体調管理において重要なこととして、「しっかりと眠る」をあげたアスリートは全体の84.5%に上り、トップとなりました。また、アスリートは平均8時間4分の睡眠時間をとっていることもわかりました。
2010年NHK国民生活時間調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間14分で、その差は50分と、アスリートがいかに積極的に睡眠をとっているかがわかります>
そもそも皆さんどう予想したんでしょうね? スポーツ選手は長く眠って当たり前だと思っていました? だとすると、そもそもクイズにした意味がなかったということになるんですが、スポーツ選手は回復力に優れているので集中した睡眠を取ることにより短時間の睡眠で良い…と考える人もいるのではないかと思ってクイズっぽくしました。
私がスポーツ選手の睡眠時間は一般人より長いだろうと想定していたのは、そもそも睡眠時間というのが運動量に関係すると聞いたことがあったため。検索かけてみると、
よく眠ると上達! スポーツが上手くなるための睡眠法 [睡眠] All About(2014年07月28日)でそういう話が出てきます。
こちらの記事では、”大学の駅伝選手を対象にして、運動量と睡眠時間の関係を調べた研究"を紹介していました。これを見ると、運動量と睡眠時間の関係が一目瞭然です。
1日平均19キロメートルを走る授業期間中 睡眠時間の平均 7時間34分
1日平均32キロメートルを走る夏合宿中 睡眠時間の平均 8時間45分
また、"夏合宿中には、夜に眠るだけでなく、午前や午後にも仮眠をとって"いたそうです。日中の睡眠は夜以上に効果的と言われるので比較しづらいですが、夏合宿中に睡眠時間が長かったのは間違いありません。疲れたら睡眠時間が増えると言ってしまうと、当たり前すぎてあれなんですが、スポーツ選手だからと言って一般人より短い睡眠時間で大丈夫ということはなさそうです。
それから、どちらのページでも取り上げられていたのが、長時間睡眠が運動パフォーマンスを上げるという話です(以下は、味の素より)。これは先程書いた「疲れたら睡眠時間が増える」とは逆方向の話で、「睡眠時間が長いからパフォーマンスも上げる」という話。両方の意味合いがあるのだと思われます。
<アスリートがしっかり睡眠をとることにより、どれだけパフォーマンスが上がるかという研究がアメリカのスタンフォード大学で行われました。(中略)アメリカの大学のバスケットボール部の選手に、5~7週間、1日10時間睡眠を推奨したところ、翌日の練習でフリースローがよく入るようになったなど、競技パフォーマンスの大幅な向上が見られました。
大学の勉強もあるので、実際の睡眠は平均約8時間20分でしたが、意識的に睡眠をとることにより、これだけ日中のパフォーマンスが向上したのです>
All Aboutによると、厳密に言えば、長時間睡眠が運動パフォーマンスを上げているというよりも、睡眠不足で発揮できていなかった実力を十分発揮するといったものみたいですね。いずれにせよ睡眠時間が大事とわかる話でした。
●世界一のプロ野球選手・大谷翔平の睡眠時間は1日12時間
2023/08/22追記:個別事例ですが、日本のプロ野球選手で今ダントツで最も活躍、世界一レベルでもある大谷翔平選手の睡眠時間が長いと知ったので紹介。
【大谷翔平】睡眠時間は1日12時間!?絶好調の裏に「睡眠」あり…遠征時には枕・マットレスを持参も【Nスタ解説】 | TBS NEWS DIG(2023年6月19日)などの記事が出ていました。
<大谷選手、4月に体調管理で気を付けていることは何ですか?と聞かれたときに。「一番は睡眠です。いつ寝るのかの準備を数日前からしっかり計画的にする必要があるんです」ということを言ってます。>
<夜は、最低10時間。さらに、お昼寝を2時間してるということです。MLBアナリストの古内氏によると、「次の試合に疲れを残さないように睡眠を最も大事にしている」ということです。>
長時間睡眠はともかく、「準備を数日前からしっかり計画的に」というのは意味がわからないでしょう。なぜ計画を立てる必要があるのか?と言うと、メジャーリーグでは広いアメリカを西海岸から東海岸で、時差が3時間あり、この中途半端な時差を考えて睡眠計画を建てているということみたいですね。
<大谷選手、チャーター機の機内には、宿泊先ですぐ寝られるように「マットレス」と「枕」を持参しているということです。日本に帰ってきたときに、そのときの体の状態に合わせて毎年作り変えているものなんだそうです。>
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