文化遺産 (世界遺産) - Wikipedia
ユネスコが登録する世界遺産は、その特質に応じて「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類されている。この項目では、そのうち「文化遺産」について扱う。
毎日ことば・ブログ: 「無形文化遺産」と「世界遺産」 2015年2月21日【沢村斉美】
無形文化遺産無形文化遺産の保護に関する条約(2003年採択、06年発効)に基づき、登録、保護される各国の芸能や祭礼、伝統工芸技術など。
世界遺産世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(1972年採択、75年発効)に基づき、普遍的な価値のある人類全体の財産として登録、保護される有形遺産。文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種がある。
どちらもユネスコの活動の一環です。日本の無形文化遺産としては、和紙、和食のほかに「能楽」「人形浄瑠璃」「歌舞伎」など計22件が登録されています。日本の世界遺産としては「富岡製糸場と絹産業遺産群」「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」など14件の文化遺産と「小笠原諸島」「知床」など4件の自然遺産があります。(中略)
こうしてみると、無形文化遺産と世界遺産では、登録の根拠となる条約が異なります。よって、「和食が世界遺産に」というのは誤りで、正確には「和食が無形文化遺産に」とすべきでしょう。
富士山「世界文化遺産登録抹消」問題のゆくえ。10か月の猶予期間切った…- HARBOR BUSINESS Online(2015年4月23日16時10分)
今年も、7月1日の富士吉田口(山梨県)を皮切りに順次山開きが始まるが、観光業隆盛の裏に根深く横たわる環境問題は今なお大きな課題となっている。ゴミの不法投棄、登山者急増に伴う宿泊施設やトイレ数の不足によるオーバーユース、富士五湖周辺の煩雑な景観などは、いまだ明確な改善策を見出せないまま。登録時の“条件”として、ユネスコの付属機関であるICOMOS(イコモス=国際記念物遺跡会議)から突きつけられた、富士山を取り巻く環境全般に対する改善命令とも言うべき「保全状況報告書」の提出期限が来年2月1日に迫るなか、地元関係者は手探りの対応を続けているのだ。
報告書の内容次第では、最悪の場合は登録抹消、もしくは世界遺産としての“質”が保たれていない状況にあると判断され「世界危機遺産」に加えられる可能性も十分にありうるというが、この差し迫った状況を裏打ちするかのように、先月には富士山のお膝元である静岡・山梨の両県が足並みを揃えるかたちで「富士山とその構成資産を適正に利用しながら保存管理する」を基本理念とする条例を制定。昨年から導入された5合目からの入山料制度への登山者の協力要請を明文化するなど、環境保全に対する積極的な姿勢をイコモス側に強くアピールする構えだ。
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