俳優の萩原流行さんがバイク事故で死亡- ORICON STYLE(2015年4月22日23時37分)
俳 優の萩原流行さん(62)が22日午後6時ごろ、東京・杉並区の青梅街道でオートバイを運転中に転倒し、搬送先で死亡した。警視庁によると、青梅街道を荻窪方面から中野方面に走行中に転倒、事故原因はわかっていない。
(中略)近年は妻・まゆ美さんとともにうつ病だった過去を告白し、著書などを通じて闘病生活を明かしていた。
萩原流行さん 接触相手は護送車…「異常なほど接近して並走」- スポニチアネックス(2015年4月24日07時03分)
東京都杉並区の青梅街道で俳優萩原流行さん(享年62)が交通事故で死亡してから一夜明けた23日、事故現場で警視庁の護送車が萩原さんのバイクに接触していたことが分かった。同庁は当初、ワンボックスカーと説明していた。事故直前に護送車は車線変更しており、萩原さんがよけようとして事故になった可能性もある。
警視庁によると、萩原さんのバイクは片側3車線の中央車線を走行中、何らかの理由で転倒し、前を走っていた護送車の右側の前輪付近に接触した。その後、萩原さんは一番右側の車線に投げ出され、会社役員の男性(59)の乗用車にひかれた。搬送時には意識がなく、22日午後7時26分、都内の病院で死亡が確認された。(中略)
警視庁は、萩原さんが護送車をよけようとして転倒した可能性があるとみて、自動車運転処罰法違反の疑いで、護送車を運転していた高井戸署の男性警部補(55)らから事情聴取。警部補は「車線変更した後にドーンと転倒するような音が聞こえた。バイクに当たった感覚はなかった」、会社役員の男性は「バイクが転ぶ音がして、タイヤで何かをひいた感触があった」と話している。
護送車は当時、容疑者の治療のため、高井戸署から病院に向かっていた。事故後、警部補が現場から119番。警視庁は事故当日、「事実確認中だったため」として、護送車を「ワンボックスカー」と説明していた。事故当時、近くを走行中だった男性は取材陣に「バイクとワンボックスカー(護送車)が中央車線内で、異常なほど接近して並走していた」と証言した。
わたしは見た、萩原流行さんの素の姿 バイク運転できる状態だったのか- J-CASTニュース(2015年4月23日19時50分)
今回2015年4月22日の事故を含めると、萩原さんはこの2年で4度の事故に関係したことになる。13年1月と14年10月に、それぞれ乗用車で自転車と歩行者に接触しけがを負わせた。そのうち歩行者との接触事故では、当て逃げ容疑で警視庁に書類送検までされている。大型バイクでは15年3月、運転中に転倒し右腕を打撲する事故を起こしたばかりだ。
萩原さんはうつ病であることを公表し、現在も薬を服用している。しかし、妻のまゆ美さんは4月23日朝、報道陣に「運転前には飲みません。事故とは関係ないと思います」とコメント。一方、各紙報道によると警視庁は薬物や飲酒について捜査中だという。
最近の萩原さんは、どんな様子だったのか。杉並区にある萩原さん宅の近所に住む60代女性によると、先日に見かけた際に違和感があったという。
「先週末ぐらいに西荻窪駅の近くで見かけました。いつもはシャンとしてかっこよく歩いていたのに、この日は姿勢も悪くトボトボと歩いていて何だか元気がなさそうでした」
萩原流行さんも事故頻発 うつの人が「乗ってはいけない」理由- 日刊ゲンダイ(2015年4月25日09時26分)
精神科医の和田秀樹氏が言う。
「うつ病の患者さんによく見られるのが、さまざまなことへの関心が薄れ、頭がぼんやりする症状です。“自分は死ぬのではないか”などと不安にかられ、夜眠れないから、その分、昼間眠くなる。うつ病の薬には眠気を催させるものもあるのでさらに事故を起こしやすくなります。何をするにも反応が鈍くなるため、ブレーキを踏むのが遅くなる危険もあります」
米国の研究では、有名人がうつ病で自殺して大々的に報道されると交通事故が増えることが証明されているという。うつ状態の人が自殺願望を募らせ、運転中に「このまま死んでもいいや」という気持ちになるからで、和田氏は「患者さんによってはスピードを上げたり蛇行するなど、荒っぽい運転になる」と警告する。
道路交通法の改正により、うつ病者の運転免許が停止される可能性があります! | うつ病者のための障害年金専門ブログ
平成26年6月1日より改正道路交通法が施行されていることを
ご存じでしょうか?
その改正内容とは、
うつ病や統合失調症、てんかん等の一定の病気をもっている人に対して、
公安員会は運転免許の停止や取消を行うことができるというものです。
(中略)
5 そううつ病(そう病及びうつ病を含み、自動車等の安全な運転に必要な
認知、予測、判断又は操作のいずれかに係る能力を欠くこととなるおそれが
ある症状を呈しないものを除く。)
実際には、運転免許を取得しようとする人や免許証を更新する人に対して、
病状に関する質問を行い、公安委員会が自動車の運転に支障を及ぼすと
判断した場合に免許が停止や取消となります。
うつ病治療中に車の運転はしていいのか? せせらぎメンタルクリニック|精神科・心療内科 2014.10.27
誰がみても明らかに運転させたら危険な症状の方であれば「この方は安全な運転に必要な能力を欠く可能性が高い」と書きます。申し訳ないけども運転免許取得を許可するわけにはいきません。
しかしほとんどの方は「たぶん大丈夫だけど、絶対という保証はできないなぁ・・・」という状態です。
そもそも交通事故は普通の人だって起こします。患者さんが交通事故を起こした時、「これは病気が原因の事故かどうか」というのはきわめて判断が困難です。
居眠り運転が原因であったとしても、それがうつ病の症状で引き起こされたものなのか、それとも普通の人がしてしまった居眠り運転と同じく、ちょっとした居眠りが原因なのか、この判別はほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
ちなみにこの精神神経障害者への運転を制限する法律ですが、日本精神神経学会は猛反対しています。反対の理由は、これらの法に医学的根拠が乏しく患者さんを不当に差別・制限しているからです。
まず、精神障害者に運転を制限していること自体、差別だと言えます。仮に、もし本当に精神障害者による運転の事故が健常者と比べて多いのであれば納得もできますが、実は、精神障害と交通事故の因果関係を証明した研究報告はないのです。
つまり「証拠はないけど、精神障害者の運転って何となく危険だよね」というような解釈もできる法律であり、これは精神障害者への差別につながる危険があります。
また、真面目に通院をしてしっかりと診断を受けてしまった人が不利になり、ちゃんと通院せずに診断があいまいになっている人の方が有利になるというのもおかしな話です。
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