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大正・昭和初期に増加した女性の「断髪」ってまさかのスキンヘッド?


 髪型などの話をまとめ。<大正・昭和初期に増加した女性の「断髪」ってまさかのスキンヘッド?>、<ショートカットは下品・野蛮!保守層が批判し婚約破棄や勘当>、<洋風の服装をする人は「軽薄」「ろくな人間ではない」とボロクソ>などをまとめています。

2023/11/14追記:
●モダンガールだけじゃなくてモダンボーイも…自由と西洋化が拡大
2024/05/14追記:
●洋風の服装をする人は「軽薄」「ろくな人間ではない」とボロクソ 【NEW】

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●大正・昭和初期に増加した女性の「断髪」ってまさかのスキンヘッド?

2023/04/05:校則じゃないのですが、「髪型」という話でとりあえず校則のところで書いていた話を独立。「断髪」という昔の日本で流行った女性の髪型の話です。当時の保守的な人々からはやはり叩かれたそうなので、校則による理不尽な髪型禁止と似たところも感じられますね。

 私があるところで見かけた「断髪の女性」という表現。気になって検索すると、BINGの画像検索ではスキンヘッドの女性が出てきてびっくり。ただ、私が目にした文脈とは合わないのでこれは違うでしょう。画像ではない検索だと私が求めていた情報が出てきました。昭和初期に流行った髪型で、要するにショートカットのことみたいですね。

 参考にしたページのひとつ大正から昭和へ、断髪姿の「モガ」登場 - ポーラ文化研究所(2022.12.22)によると、大正時代に世界では「ウェーブヘア」と「断髪」というふたつの歴史的な髪型が誕生。「断髪」は第一次世界大戦に従軍していた看護師のフランス人女性が髪を切ったことがはじまりといわれているそうです。

 ふたつのうち「ウェーブヘア」は世界的に大流行し、大正時代の日本でも人気を集めました。しかし、大正末期の日本ではまだまだ日本髪の人気が根強く、断髪姿の女性の方はごくごくわずか。女性作家のほか、「モガ(モダン・ガール)」と呼ばれた最尖端 ファッションに身を包む女性が先導して髪を切り始めた程度。昭和になっても偏見があったそうです。

<昭和初期、ダンスホールなどの社交場に集うモガ・モボ(モダンボーイ)の因習にとらわれない自由なふるまいは人々のひんしゅくを買うこともあり「不良」のレッテルを貼られることも。
しかしモガにみられる女性たちの自由なふるまいは、女性の社会進出による経済的自立という背景もあったのです>


●ショートカットは下品・野蛮!保守層が批判し婚約破棄や勘当

2023/07/03追記:モガことモダンガールや「断髪」についてやたらと詳しかったのが、【零れ話】モダンガールの断髪とはどんなものだったのか|伊田チヨ子(伊田チヨ子 2019年11月4日 07:08)というページです。大正末期から昭和初期に広まったもので、やはり当時の日本にはセンセーショナルだったと書かれています。

 「日本女性が髪を短く切るなんて不健全・下品・野蛮!」と主に貞淑な女性を求める男性やそうした年齢層の人が占める保守的な層に叩かれたんだそうな。しかも、ちょっと悪く言われる程度でなく実害が発生。これは当時の新聞に掲載された女性の悩みの投書からわかっている話だそうです。

 例えば、「断髪にしたことで婚約破棄をされた」「断髪をしたことで保守的な親に勘当された」といったもの。こういうことする人たちの方がよほど野蛮な気がします。ただ、一方で、保守層とは対極にあると予想される、海外視察を行った男性や文化人からは、批判的な世論とは逆に擁護する声が続々と上がったそうです。


●モダンガールだけじゃなくてモダンボーイも…自由と西洋化が拡大

2023/11/14追記:「断髪」と関係が深いモガことモダンガール。モダンガールには男性もあるようで、こちらもそのままモダンボーイ、モボというようです。出典不十分で独自研究とされていますが、ウィキペディアにもモボ・モガ - Wikipediaという単独の項目がありました。

<モボ・モガとは、それぞれ「モダンボーイ」(modern boy)、「モダンガール」(modern girl)を略していった語。1920年代(大正9年から昭和4年まで)の都会に、西洋文化の影響を受けて新しい風俗や流行現象に現れた、当時は先端的な若い男女のことを、主に外見的な特徴を指してこう呼んだ[1][2]。戦前の日本の若者文化では、最も有名な例である[1]。>

 上記は出典がある部分ですが、この後、出典がない部分が続きます。その部分ではまず第一次世界大戦による好景気があったことを指摘。これにより、輸入が増えて西欧化。機械化・合理化された産業発展が女性の社会進出も促したとのこと。また、全体的に自由な気風が広まっていった…といった感じの説明でした。

<かつては一部高等子弟にだけ許された高等教育が徐々に一般庶民へも拡大し、個人の自由や自我の拡大が叫ばれ、進取の気風と称して明治の文明開化以来の西洋先進文化の摂取が尊ばれた。
 新しい教育の影響も受け、伝統的な枠組にとらわれないモダニズム(近代化推進)の感覚をもった青年男女らの新風俗が、近代的様相を帯びつつある都市を闊歩し脚光を浴びるようになった。 >


●洋風の服装をする人は「軽薄」「ろくな人間ではない」とボロクソ

2024/05/14追記:以上のように、Wikipediaでは、モボ・モガについてポジティブな見方を書いていたものの、やはり当時は批判がありました。この批判のところだけ、井上章一「ギャルとガールの昭和史」(鈴木 1989月報)という参考文献があります。また、自由な気風は続かなかったとも書かれていました。

<ただし、珍奇な恰好をするのは「ろくな人間ではない」という考えの保守的な一般庶民や田舎の視線からは、洋風の異装をにわかに身に付けた習慣をひけらかす軽薄な風潮だという世間の顰蹙もまた広まった[1]。>
[1]井上章一「ギャルとガールの昭和史」(鈴木 1989月報)

<1928年(昭和3年)に実施された普通選挙の実施により議会制民主主義が根付き、自由な気風が続くかと思われたものの、昭和10年代前半(1930年代後半)に入ると、世界恐慌の影響と支那事変勃発による戦時体制化の中で、こうした華美な風俗は抑制されて姿を潜める結果になった。>


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