2010/11/31:
●ヨーロッパで仕事するには交渉力が必要 ネゴしない日本人はダメ?
●フランスでは子供ですらまず「いいえ」、常に親と交渉をしている
●日本よりもヨーロッパの方がコネ重視で、外見で判断する可能性
●ヨーロッパで仕事するには交渉力が必要 ネゴしない日本人はダメ?
2010/11/31:
英語でセルフマーケティングができて仕事につながる 伝えたいことを表現するのに練習が欠かせない 河合 江理子 2010年10月5日(火)では、グローバルビジネスでの、コミュニケーション力の大切さが書かれています。ただ、日本が悪くて欧米が良いといった話ではありません。
作者の河合 江理子さんも日本のような、日常生活で交渉しなくていい社会はとても居心地が良いとしていました。また、ヨーロッパの中でも、スイス人やドイツ人は交渉に不慣れで、定価で買い物をしていると書いていました。
一方、ラテン系のイタリア人やフランス人は交渉に慣れているそうで、フランス人の友人などは所得税の支払いまで交渉するということで、驚いてしまいます。そこは交渉できてしまうと、公平性に問題があると思うんですけどね…。
●フランスでは子供ですらまず「いいえ」、常に親と交渉をしている
交渉しないと、どのような不便があるかと言うと、順番を後にされたり、高い買い物をしたりといったもの。先程は定価であると書かれたスイスですら、事情を説明しないと医者の予約が1ヶ月先などとなってしまったりするみたいです。「海外ではあらゆる面でネゴシエーション力が必要となる」と作者は言っています。
フランスでは、親が子供に何か頼むと、反射的に「Non(いやだ)」と答える子供が多いそうです。親の言うことを聞けないとは生意気だ、けしからんってなわけですが、お互いに自分の意見を言い、相手の主張を聞き、最終的に親は子供を説得するそうです。
そんな風に育ってきているものですから、仕事や日常生活でも物事を頼むと、たいてい最初は「難しい、無理だ」という答えが返ってくるとのこと。ただし、こちらの事情を粘り強く丁寧に説明し、相手の言い分を聞くと、最終的に「OK」になることが多かったらしいです。
あと、記事には「日本のように協力的に何でも『Yes』と答えてくれる国民は少ない」ともありましたが、これはどうなんでしょう? 実際には、抵抗勢力というのをいろいろなところで見かけますので、そうとも限らないような気もしますが…。
●日本よりもヨーロッパの方がコネ重視で、外見で判断する可能性
それから、おもしろかったのは、欧州では服装で人の階級や成功度を判断する傾向があるということ。優秀でも服装にはあまり気を配っていないと、舞台裏の仕事しか任せてもらえないという例も見られたそうです。差別的な気がして、どうかと思いますけどね。
また、日本人は海外の飲み会みたいのに参加しないから駄目という話において、過去にも聞いたことはあったのですが、意外なことに、ヨーロッパではコネというのはかなり大切なようです。
特にフランスでは顕著で、電話にまず秘書が出てきて「何の用ですか」と聞かれ、そこで、大体断られてしまうとのこと。不必要な電話でボスの仕事が中断されるのを防ぐ狙いがあるようですが、「誰々の紹介で」と言うと、全く態度が違うとされていました。
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