拡大するアジアのベビー市場、日本各社も攻勢で好業績、反日高まる中国でも人気(1/2) | ビジネスジャーナル 2014.03.15
ベビー用品各社は中国市場に力を入れてきたが、中国に依存しすぎるリスクを見据えてインド市場に着目した。インドでは女性が早く結婚するうえに、乳幼児の死亡率が高いため、子供をたくさん持とうとする傾向が強い。ユニセフ(国連児童基金)の「世界子供白書2013」によると、インドの年間出生数は2710万人。パキスタンやバングラデシュを合わせた3カ国の合計は3488万人。中国の1636万人の2.1倍で、世界最大のベビー市場なのである。ちなみに、日本の出生数は同107万人。インド、パキスタン、バングラデシュを合わせると、日本の30倍の新生児が誕生するのである。
http://biz-journal.jp/2014/03/post_4387.html
反日感情が根強い中国だが、中国人消費者の日本製品に対する信頼は厚い。特に乳幼児向け製品は、日本製が「安心できる」として大人気だ。ピジョンの哺乳瓶は高額にもかかわらず飛ぶように売れ、富裕層の間で確固たる地位を築いている。今や、中国全土の1万4000店でピジョン製品が扱われ、哺乳瓶のシェアは50%に達する。
ピジョンの14年1月期の連結売上高は前期比19%増の774億円、営業利益は46%増の103億円となった。売上高と営業利益は過去最高を更新したが、中国事業が想定以上に伸びている。海外事業で全社売り上げの半分、営業利益は7割を稼ぎ出す勢いだ。
ピジョン、ベビー用品でインド市場開拓 哺乳瓶など生産 2013/7/8 21:21 日経新聞
ピジョンは中国の哺乳瓶市場で約5割のシェアを持つ。後発ながら病院での商品展示や医師を通じた営業戦略で信頼感を高めて「安心」「安全」を前面に打ち出し、消費者に高いブランドイメージを浸透させてきた。
インドのベビー用品市場は米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など欧米系が先行。ピジョンは中国市場で実践した地域の医療機関と組んで商品の良さをアピールする手法などを活用して追い上げる。哺乳瓶では富裕層向け市場で5%程度にとどまるシェアを19年には20%まで引き上げる計画だ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD080MK_Y3A700C1TJ2000/
創業者の仲田祐一氏が、母乳が出る水商売の人ら1000人の乳房に触れ、理想的なキャップの吸い口をつくり上げたという逸話は有名だ。
創業草創期、創業者仲田祐一が理想的な哺乳瓶を考案するために、当事者の許可を得て乳首を実際に吸わせてもらいながら全国を回ったおっぱい行脚」は伝説となっている。
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