自衛隊の話をまとめ。<米軍も日本とだけは戦いたくない…自衛隊優秀エピソードコピペ>、<遅く来てあっという間に大砲を設置して一発命中…米軍が驚き>、<世界最強は米軍でも日本軍でもなく中国軍だった?米公式文書で発表>などをまとめています。
3番目に追記
2023/03/01追記:
●航空自衛隊の部隊がアメリカの海兵隊と格闘戦を実施し圧勝!
最後に追記
2023/05/15追記:
●自衛隊幹部も223回無銭飲食!食堂不正利用が相次ぎ判明 【NEW】
『
ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち』(武田 頼政)


●米軍も日本とだけは戦いたくない…自衛隊優秀エピソードコピペ
2021/01/05:以前どこかで自衛隊は優秀って投稿をうちで書いていたと思ったのですが見つからず。
日本は軍事大国だった?武器輸入額世界一、軍事力ランキングも上位という投稿を勘違いしていた感じです。仕方ないのでネットで検索したものの、検索上位に「自衛隊は優秀」話は皆無。信頼性が下がるものの、さらにコピペというキーワードを検索に加えて、やっとヒットしました。飽くまで噂話レベルでしかないのかもしれません。
・演習後、アメリカの誇るトップガン出のエリートたちが口をそろえて、「空自とだけは戦りたくない」と明言。
エリートのプライドを木っ端微塵に打ち砕かれたか、再教育志願者が続出した。
・実弾射撃演習のためにアメリカ派遣された陸自砲兵部隊。ばかばかしいほどの命中率にアメリカ側が恐慌を起こした。アメリカ側が、「超エリートを集めた特殊部隊を作っても意味がない」と本気で忠告してきた(もちろん陸自は通常編成のまま)。
ついでに、その演習を見に来ていたWWII&ベトナム生き残りの退役将校が、「彼らがいてくれればベトコンを一掃できたし、あんなに死人が出なくてすんだのに」と 泣いたというオチが付く。
・友人の元自衛官から聞いた話。
十年ちょい前の春先こと。アメリカのロッキー山脈のあたりで陸自と米陸軍の合同演習がありました。「この場所からこの場所まで移動しろ」っての。同じ演習だけど、陸自と米軍は別経路で集合地点まで向かいます、徒歩で。
……演習が開始したら数十年ぶりの大寒波で大雪・吹雪!レスキューを飛ばそうにもそれすら出来ない悪天候!米陸軍側には死者まで出る大騒ぎ!!
「……はたして自衛隊は大丈夫だろうか……」
米陸軍のレスキューは集合地点に向かった。そこで、米陸軍の見たものは……
……そんな事故があったとはつゆ知らず雪合戦をしてのんきに遊ぶ自衛隊の姿でした……
(
面白画像と猫が好き(`・ω・´)b:日本の自衛隊が優秀な件より 改行などは変更)
●遅く来てあっという間に大砲を設置して一発命中…米軍が驚き
2021/11/28追記:自衛隊コピペ的なものの需要があるだろうということで、間にもう少し追加。2013年の
ヤフー知恵袋で、自衛隊コピペを見ていて嬉しくなったり感動で涙ボロボロしたという人が、「(でも)どこまでが本当ですか? コピペの真偽検証できる方いますか?」と質問したものが出てきました。ベストアンサーはやたら詳しい人で、元自衛官というのは本物のように見えます。ただ、逸話が事実かどうかや優秀さの十分な証拠や出典もなし。この手の話は本当証拠が出てきませんね…。
<私が在隊していた頃には日本では対空兵器の実弾演習が出来ないので2年に一度アメリカに出向いて2発だけで訓練をしていたそうです。当然2年間で2発ってとアメリカでは笑い話になっていたそうなのですが2発ともダイレクトヒットさせてアメリカり度肝を抜いたそうですその証拠に湾岸戦争でアメリカが日本にまっさきに依頼したのは空母の対空警備でした。
私も日米合同演習に特科で参加しましたが幹部曰くアメリカが大砲を設置し始めたのは開始1時間前くらいで40分ほどかけていたそうです、開始15分前にも来ない自衛隊に「トラブルでもあったのか?」と問い詰められたそうですが私たちが陣地侵入したのは射撃開始10分前で射撃準備完了までにかかった時間は3分で見ていたアメリカ軍から拍手喝采を受けました。射撃訓練を終わってから米軍から「もう一度見せてくれ」とリクエストがあり再度陣地侵入した覚えがあります>
ただし、上記はアメリカと自衛隊のスタンスの違いで、アメリカが劣っているわけではないとの説明。アメリカは制空権を確保して万全の体制で火砲ほ設置出来るので40分かけても問題ないですが、日本は(制空権を確保できないため?)短時間で火砲をすえて射撃して撤収する…という違いだとのことです。
一方で、「日本の速度と制度(引用者注:精度?)は目を見張るものがあった」と再び自衛隊のすごさを強調しています。さらに、その他いろいろ世界トップクラスの事があるとして、潜水艦が発見されにくい反対で海洋国家の日本は潜水艦を探知する技術、機雷を掃海する技術を例示。さらに、以下のようにも書いていました。
<日本の軍事技術も世界トップクラスって知ってました?F-117ステルスのあの電波吸収する塗料は日本製です、イージス艦の目のフェーズドアレイレーダーは小さなレーダー数多く集まって出来ていますがその素子は日本製の技術です、湾岸戦争で大活躍したトマホーク巡航ミサイルはにほんの○セラ制の半導体がなければ当たらないと言われていました。
いま一番ホットなのが日本の10式戦車で各国から度肝を抜いたらしいです、あのスピードでドリフトできたりスラローム走行しなから的確に射撃出来る性能に日本の本気を見たと言われています>
『
ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち』(武田 頼政)


●航空自衛隊の部隊がアメリカの海兵隊と格闘戦を実施し圧勝!
2023/03/01追記:前回のヤフー知恵袋ではベストアンサー以外にもう一つ回答があったのでそちらも紹介。こちらの人はひとつ、出典として書籍『
ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち』(武田 頼政)を挙げており、ベストアンサーよりむしろ信頼性が高いですね。ただ、一般論で言うと、書籍は出版前のチェックが甘いことが多く、デマも結構あります。
<パイロットの話はいろいろあるけど、「空自アグレッサー部隊が岩国の米海兵隊と異機種間格闘戦を実施。その結果、圧勝した」という話なら本当のようです。
武田頼政著の「ブルーインパルス」にその話が載っていますので、本屋で手にとって見て下さい。自衛隊内部の苦労話であふれています>
上記の直後に回答者が、<その手の話は実話であったり、小さな話に尾ひれがついてトンデモない話になっていたり、色々あります。一つ一つ検証していくことは不可能でしょう>としていたのは気になるところ。「その手の話」が検証不可能ということは要するに真偽不明。やはり事実かどうかはっきりしないと考えれます。
一方、回答者が自信を持って事実だと言っていたのは、「自衛隊の兵器稼働率は世界一」「90%超えてる」というものでした。「兵器稼働率」というのは聞き慣れませんが、「稼働率とは、持っている兵器のうち、何%が使用可能か、ということを示す値」とのこと。以下のような説明もあります。
<例えば某国が、MiG-29を20機保有している。だけど、兵器に故障はつきもので、使えない状態の兵器が必ず発生する(これは自衛隊でも少なからず起きている)。この国では、調べてみたら整備能力に問題があり、虎の子のMiG-29は故障が頻発していた。実際に作戦に参加可能な状態にある機体は、10機だけであることが判明、残る10機は飛行不能であることが分かった。
…これだと、稼働率は50%ってことになるわけ。
自衛隊は税金の無駄遣いができないので、徹底整備して全て動けるようにしているせいなのですが、米軍でも稼働率は70~80%程度であることを考えると、それがどれだけ凄いことか、分かるかと思います>
あと、「最後に与太話」として、自衛隊には未だに旧日本軍の自爆テロ的な神風特攻隊精神が残っているのは困りもの…といった話もありました。これは悪い方のエピソードですね。「国民としては、カミカゼ精神を今の時代に発揮しないで欲しいのだが(笑)」とこぼしていました。
<空自のパイロットは確かに「決して悪い評価」ではありませんが、友軍である米軍からはこんな評価が出ています。
空自と訓練した海兵隊いわく、
「ウチの攻撃機(F/A-18)は、作戦中、敵戦闘機に襲われた場合、爆弾を投棄して離脱、ミッションアボート(作戦中止)する傾向にある。だが自衛隊の攻撃機(当時はF-1)は爆弾を投棄した後、敵戦闘機に立ち向かっていく傾向にある。状況如何によっては、これは極めて危険である」
また陸自の訓練を見学した米陸軍士官いわく、
「歩兵の練度は極めて高く、我が軍にも比肩しうる。だが、稀に自殺的突撃を行うことは理解に苦しむ」>
●さすが自衛隊すごい!新型コロナウイルス問題で称賛された理由
2021/01/05:自衛隊は優秀って話を探したのは、新型コロナウイルス問題の件を追記したかったため。感染症は優秀さと関係ないだろうと思うかもしれませんが、クルーズ船で感染者を隔離していた際に、日本政府の一般事務員まで感染しまくるという大失態をおかしていた中、「多くの隊員を派遣していた自衛隊は一人も感染してない。さすが自衛隊すごい!」と讃える声が出ていたんですよ。
で、その称賛話を思い出したのが、
感染の海自トップ、14人で送別会 首相陳謝の当日に [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル(寺本大蔵 2020年12月25日 19時14分)というニュースでした。単純に幹部が感染というだけでなく、幕僚長と幕僚副長が同時に感染リスクある行動を取るというのは、有事の際には特に問題となるでしょう。
<岸信夫防衛相は25日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染した海上自衛隊トップの山村浩・海上幕僚長と西成人・海上幕僚副長が、総勢14人で送別会を行っていたと発表した。会合は菅義偉首相がステーキ店で多人数の会食をした2日後、反省の弁を述べた当日だった>
<発表によると、山村氏と西氏は16日、異動者の送別会に参加し、14人で飲酒を伴う食事をした。海上幕僚監部では山村氏と西氏を含め計8人の感染が判明しているが、うち4人が送別会に参加していたという>
なお、岸信夫防衛相は「空調設備のある大型会場で、席と席の間隔を確保し、アクリル板を設置するなど、感染症対策は徹底していた」と説明。アクリル板があっても、飛沫は飛び越す可能性が十分あるだろうと思うのですが、岸信夫防衛相としては問題なかったということみたいですね。
ただ、仮に十分な対策をしていてにも関わらず感染していたという場合でも、逆に別の問題が出てきそうです。この場合対策しても感染防止は難しいということになり、政府が「対策してるから大丈夫」と推進し続けたGO TO イートやGO TO トラベルでも感染を拡大させていた可能性が十分にある…ということになってしまいます。
あと、ついでに自衛隊のクラスターを検索してみると、すでに感染者が多数出ているみたいですね。横須賀の海上自衛隊で計13人が感染するクラスターが発生したことを伝える、
28日の神奈川、334人感染 横須賀の海自でクラスター| 神奈川新聞 | 2020年12月28日(月) 22:55 などのニュースが出ていました。
●世界最強は米軍でも日本軍でもなく中国軍だった?米公式文書で発表
2021/04/30:世界最強はアメリカ軍でも日本軍でもなく、中国軍だったようです。素人の意見ではなく、右派共和党・トランプ政権時代の2020年9月1日、アメリカ国防総省(DOD)が発表した「中華人民共和国を含めた軍事・安全保障に関する2020年版報告書」という公式文書で、米軍より中国が強いという指摘が多数出ていたそうです。
<報告書はミサイルと造船技術に焦点を当て、ミサイルについては、中国軍が射程500~5500キロメートルの中距離弾道ミサイルを1250発以上保有しているのに対し、米軍は全く持っていないと指摘(中略)したがってもし米中が軍事衝突に至った場合、米軍は中国軍に勝つことができない恐れがあると報告書は書いている>
<海軍力に関しては、米軍の水上艦や潜水艦の数が293隻であるのに対して、中国海軍はすでに350隻を有しており、中国海軍の力は「世界最大である」と高く評価している>
また、Clinton Hinote(クリントン・ヒノテ)という米空軍中将は、2021年3月11日、米中両軍の軍事力に関するシミュレーションを行った結果、「ウォーゲームの傾向は、単に米軍が敗けるというだけではなく、敗けるまでの時間が年々短くなってきて、最近では瞬時に米軍が中国軍に敗ける傾向にある」という趣旨のことを言っていたそうです。
●軍事費や戦闘機の数を比較してみると一目瞭然!世界一強い国は?
ただ、軍事評論家の張召忠・国防大学教授は、そもそも2018年までアメリカの軍事費は群を抜いて世界トップであり、2位から20位までの全ての国の軍事費の合計よりもアメリカ一国だけで上回っている圧倒的な状態だとして、事実ではないと指摘。たとえばアメリカの戦闘機の数は13000機なのに対して、2番目に多いロシアはわずか5000機しか持っていないとしていました。
また、中国の脅威を大げさに強調するというのは、日本の右派もよくやります。その方が中国に対抗する政策への支持を得やすいため。これらの話は、
「米軍は中国軍より弱い」とアメリカが主張する狙いは?(遠藤誉) - 個人 - Yahoo!ニュースという記事にあったもので、中距離弾道ミサイルの日本配備実現が目的では?という同様の見解になっていました。
なお、インド太平洋に関して、2020年3月9日、米インド太平洋軍のフィリップ・デービッドソン司令官が米上院軍事委員会の公聴会で、今後6年以内に中国が台湾を侵攻する可能性があると証言しており、これも中国脅威論の一つ。司令官が本気でそう思い込んでいるという可能性はありますが、これもやはり現実的ではないでしょう。中国にとってデメリットが大きすぎます。
そもそもアメリカは日本の高度経済成長時代の日米貿易摩擦のときに、太平洋戦争では負けた日本が再び太平洋地域の覇権を握ろうとしている!と真面目に主張して、日本叩きを正当化していた国。日本だって中国みたいに思われていたんですよ。今の中国叩きは当時の日本叩きと似ているところがあると感じます。
2021/06/16追記:以上のように書いていましたが、読み直していて、そういや最近である2014年でもロシアのクリミア侵攻があったことを思い出しました。そう考えると、台湾侵攻もあり得ないとは言えませんね。また、そのロシアに対しては日本からの批判がそう多くはなかった上に、その後安倍政権はむしろロシアに急接近。たぶん中国なら許すまじという論調になるんでしょうが、国によっては許されてしまうようです。
●自衛隊幹部も223回無銭飲食!食堂不正利用が相次ぎ判明
2023/05/15追記:<陸自食堂で100食以上無銭飲食 自衛官 停職1年>(NHK 05月12日 12時38分)というニュースが出ていました。三重県伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地の食堂で、代金を支払わずに100食以上を食べ続けたとして、26歳の自衛官が停職12か月の懲戒処分を受けたそうです。
<懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊の中部方面航空隊に所属する26歳の3等陸尉です。
明野駐屯地によりますと、この隊員はおととし3月から去年4月までの間、勤務していた明野駐屯地の食堂で夕食あわせて114食、金額にしておよそ4万1000円分を、代金を支払わず、不正に食べていたということです。
食堂の利用は、事前に申請が必要で、代金が給料から天引きされる仕組みになっていますが、この隊員は申請を行わずに食べ続けていたということで、12日付けで停職12か月の懲戒処分となりました>
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20230512/3070010455.html
3等陸尉は「忙しくて夕食の準備が面倒だった」と説明。「だからと言って不正しなくない?」という説明なのですが、食堂利用の申請すら忙しくて面倒…といった意味でしょうか。ひょっとしたら申請システムが悪くて面倒すぎる…という可能性も。だからと言って不正を正当化できるわけではありませんけどね。
不正飲食は114食であり、この数字だけ聞くと多いと感じますが、金額はわずかに4万円。これにより、3等陸尉は退職する意向を示しており、割に合いませんね。しかし、自衛隊幹部でも同様の不正で退職に追い込まれていたケースがあったみたいですね。ひょっとしたら自衛隊ではちょくちょくあることなのかもしれません。
これは、検索して出てきた<幹部自衛官が1年余代金払わず昼食 停職12か月の懲戒処分>(NHK 2022年12月05日 16時53分)という記事で判明。最初てっきり上記と同じ件だと思ったのですが、「3等陸尉は幹部じゃないよね?」と変に思ってアクセスしてみると、全くの別件で驚きました。
<停職12か月の懲戒処分となったのは陸上自衛隊駒門駐屯地で戦車などの操縦を教える機甲教導連隊所属の50代の幹部自衛官の男性です。
駒門駐屯地によりますと、自衛官は3年前の3月からおととし4月までの1年余りにわたり、駐屯地の食堂で代金を払わずに不正に昼食を食べていたということです。
食堂は食事代があとで給料から天引きされる仕組みで、自衛官は昼食を食べるために必要な事前の申請をしていませんでした>
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20221205/3030018524.html
さすが幹部…といった感じで、3等陸尉の114食をはるかに上回る223食分を無銭飲食。幹部は「申請をしたと思い込んで給料明細を確認していなかった」としていたそうですが、それが起こり得るような変な申請システムなんですかね。とりあえず、申請システムがおかしかったとしても、自衛隊にとっては不名誉な話でしょう。
『
ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち』(武田 頼政)


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