●和歌山県立医科大学男性教授が女子学生になりすまして停職処分
2022/12/30:<和歌山県立医大男性教授 女子学生装いメール 停職3か月>(2022年12月28日 18時02分 NHK)という記事が出ていました。タイトルを見た時点では、SNSで未成年と知り合うために未成年になりすますように、女子学生に近づくための手段だったのかな?と予想。しかし、本文を見ると、嫌がらせやストーカーっぽさを感じました。
<停職の懲戒処分を受けたのは、和歌山県立医科大学薬学部の40代の男性教授です。
大学によりますと、教授は、ことし9月から10月にかけて教え子の女子学生1人に対し、SNS上で同じ学部に通う女子学生になりすまして「いつも見ているよ」とか「買い物の様子を見張るよ」などと監視しているかのようなメッセージを複数回、送ったということです>
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20221228/2040013486.html
大学の聞き取りに対し、男性教授は「友達として見守っているようなつもりでメッセージは送った。学生を傷つけることになり申し訳ない」と話したとのこと。これ、マジで言っているんですかね? マジで言っているとしたら、これが嫌がらせだとわからないということで、まさしくストーカーといった感じです。
このほか、教授は10人以上の学生に対し、女子学生になりすまして授業の評判を探るようなメッセージなどを送っていたとのこと。評判を探るのとストーカーとどちらが先かわかりませんけど、女子学生へのなりすましがすぐにはバレなかったものだから、感覚が麻痺していたのかもしれません。
処分を受けて、教授は依願退職する意向を示しているとのこと。そりゃ、大学にいられないでしょうね。あと、この件、なんと女子学生自身が、メッセージを送ったのは教授だと突き止めたともありました。なんか知らんが、優秀そうですね。ただ、授業の評判を探るようなメッセージもあったため、推測しやすかったのかもしれません。
●他大学の「植民地」となっていないのが特徴とされる和歌山医大
このニュース、本文では「和歌山県立医科大学」でしたが、タイトルでは「和歌山県立医大」との略でした。私のブログで検索してみると、Wikipediaからの引用部で「元和歌山医科大学学長」というのを発見。この「和歌山医科大学」とのいうものも、たぶん同じ大学のことを差しているのではないかと思われるので調べてみました。
検索してみると、やはり「和歌山医科大学」という別の大学があるわけではなさげなので、「和歌山県立医科大学」の略称のひとつなのでしょう。
和歌山県立医科大学 - Wikipediaの場合は、以下のように「略称は和医大」としていました。あと、「県立医科大学」ってあまり聞かない気がするのも気になります。
<和歌山県立医科大学(わかやまけんりついかだいがく、英語: Wakayama Medical University)は、和歌山県和歌山市紀三井寺811-1に本部を置く日本の公立大学。1945年創立、1948年大学設置。大学の略称は和医大>
<和歌山県立医科大学は、医学及び保健看護学に関する学術の中心として、基礎的、総合的な知識と高度で専門的な学術を教授研究し、豊かな人間性と高邁な倫理観に富む資質の高い人材の育成を図り、地域医療の充実などの県民の期待に応えることによって、地域の発展に貢献し、人類の健康福祉の向上に寄与する>
<校章の意匠は、和歌山県が生んだ医聖・華岡青洲が全身麻酔薬として用いた植物「まんだらげ(チョウセンアサガオ)」の花に「医」の文字をデザインしたものである。「まんだらげ」の花の絵は陶芸家富本憲吉氏の作で、元々は昭和38年に開催された医学総会のため描かれたものである。その後に「医」の文字を付加して、和歌山県立医科大学のマークとして永年親しまれてきた歴史を経て、昭和62年に正式に校章として認定された>
和歌山県立医科大学のWikipediaの「特徴」は短いのですが、<教員陣のほとんどが本大学の出身者で占められており、他大学の「植民地」となっていないのが特徴的である>というおもしろいものでした。ただ、これは良いことなんですかね? ベストな人材を揃えていない可能性がありますし、不祥事が増える理由にもなるかもしれません。
・病院から現金受領
<同大学医局の教授だった男性が2002年から2005年にかけ、2つの民間病院から、正規の寄付金とは別枠で、計290万円の現金を受け取っていたことが判明した[1][2]。また、医局で勤務する秘書や研究補助員について、複数の腎臓透析関連病院が、2011年末まで給与を肩代わりし続けてていたことも明らかになっている[3][4]。>
・「超過勤務手当を認めず」「1~2時間にわたり説教」「勤務時間中にアダルトサイト」…部下へのパワハラで男性技士長を懲戒処分
<和歌山県立医大は14日、付属病院内で部下にパワーハラスメントをしたなどとして、 付属病院臨床工学センターの男性技士長(35)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
医大によると、技士長は同じ職場だった部下の男性(32)が請求した超過勤務手当を認めなかったり、1~2時間にわたり叱ったりした。男性は3月31日付で依願退職した。
技士長はほかにも、勤務時間中にアダルトサイトを見たり、超過勤務手当を不正受給したりしていた。>
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