急にサマータイムの話を思い出したため、2つあった投稿をまとめた上で、全体に見直ししました。急にサマータイムの話を思い出した…というのは、新型コロナウイルス問題の政権対応とサマータイム導入指示に重なるものを感じたため。「人よりカネ」「人命より五輪」「科学軽視」という点でよく似ていると思います。
2015/6/23:
●安倍首相大好きな産経新聞が珍しく安倍首相を批判する記事
●保育所も保護者も大迷惑、共働き家庭に負担…と産経新聞が指摘
●誰が得するの?朝が苦手な子を追い詰める朝型勤務・サマータイム
2015/7/1:
●安倍首相の指示で「朝型勤務」を国が推進 「ゆう活」と命名
●国民の健康悪化で生産性も落とす?「朝型勤務」に反対する理由
●「朝型勤務」のメリット 残業を減らせるなどとされるているが…
●死亡事故や心筋梗塞が増加するサマータイム制度のデメリット
●名案!切り替えが問題なら永遠に朝型勤務にすればいいのでは?
●最後に大きなメリット登場!本当の目的は企業の経費削減か?
2018/09/01:
●なぜ今さらやるの?死亡者増加のサマータイム導入は「人殺し」
●日本が導入論議で盛り上がったタイミングでEUが廃止へ
2018/09/09:
●1秒ずらして大規模トラブルの日本にサマータイム移行は無理!
●安倍首相大好きな産経新聞が珍しく安倍首相を批判する記事
2015/6/23:これは珍しい! 自民党大好き、特に安倍晋三首相バンザイな産経新聞が、わざわざ首相を皮肉るタイトルの記事で政策を批判していました。
【朝型勤務導入】首相肝いりの「日本版サマータイム」 “女性活用”に思わぬ矛盾 - 産経ニュース(2015.6.22 11:00)という記事です。
この記事によると、政府は7、8月、出先機関を含めた国家公務員の始業時間を通常より1~2時間早める「朝型勤務」を導入するそうです。退庁時間を早めることで慢性化する長時間労働の是正と民間への“波及”を期待するとのこと。民間への“波及”ってのは、民間でもこの「朝型勤務」をやってほしいってことでしょうね。
ところが、産経新聞は、通勤時間が早まれば、子育て世帯は早朝保育の活用を迫られる可能性もあることを指摘。加えて、定時に帰れなければ、さらなる残業を招く恐れもあり、母親たちからは「子育て疲労に陥りそう…」といった困惑の声も聞こえてくる、とも書いており、明らかにネガティブな内容でした。
●保育所も保護者も大迷惑、共働き家庭に負担…と産経新聞が指摘
記事では最初、伊藤忠商事の朝方勤務の例を好意的に紹介してはいました。ただし、記事の後半で問題を提示。産経新聞はむしろ「女性は働かずに家で子どもの世話をしてろ!」という右派的な思想のところなので、これまた意外なのですが、共働き家庭の子育ての心配をしているのです。
<一方、始業時間が早まれば対応を迫られる可能性があるのが、子育て世帯とそれを支える保育所だ。
千葉市にある認定保育所は、入所児童の約3割の親が都心への通勤者で、「早朝預かりが増えれば、午前7時としている開所時間を同6時からに変更しなければならないかもしれない」と男性園長(47)は気をもむ>
国家公務員の始業時間は通常午前8時半~9時半。政府の日本版サマータイムでは、これを7時半~8時半に早めます。今まで子どもを保育所に預けて出勤…だったのが、できなくなる人が出てきてしまうんですね。それでは困る!と言われるに決まっているので、保育所側は当然対応しなくてはいけません。
前述の男性園長の場合、"朝6時開所を決定すれば、保育士をさらに増やして対応するつもりだ"としていました。しかし、「どこの保育所でも保育士不足は深刻」です。らに"家を出る時間が朝4、5時となる可能性"もあり、保育士は長時間労働の是正どころか、長時間労働の増加に繋がる危険性があるとのことでした。また、現状、"早朝預かりには、追加料金が発生"。保護者にもデメリットがあるようです。
●誰が得するの?朝が苦手な子を追い詰める朝型勤務・サマータイム
迷惑なのは保育所側や保護者らだけではありません。子供に“しわよせ”が行く可能性も産経新聞は指摘していました。実は朝型勤務・サマータイムというのは、科学的には悪影響とされているという話を下書きしてまだ投稿していなかったのですが、これらの制度はかえって健康を悪化させる可能性があるのです。
<影響が出るのは大人ばかりではない。子供たちも生活リズムが早くなる。「今でも、朝が早い子は朝食を食べず、眠ったまま親に連れられて登園することもある。さらに時間が早まれば、子供たちの健康に影響を及ぼさないか心配だ。親と離れる時間が増えて朝の家族だんらんが削られれば、心の成長にも影を落とすのではないか」と園長は心配する>
この記事の感想では、「日本全体で一斉にでやらないと、歪みが出るのは当然では?」といったものがありました。ただ、日本全体で一斉にやっても、悪影響が出るというのが定説なんですよ。そこらへんの詳しい話はこの後やりますが、学術的にはダメと言われていることをなぜか政治家や官僚は盛んにやりたがるといういつものパターンに当てはまっています。今回も「首相肝いり」とありましたよね。
これは本当、なぜなんでしょうね? 不思議でなりませんわ。
●安倍首相の指示で「朝型勤務」を国が推進 「ゆう活」と命名
2015/7/1:投稿の順番は逆になったものの、ここから上記より先に下書きを済ませていた話。このとき、<最近、「朝型勤務」が話題だ>と聞いて、驚いたんですよね。私は全然知りませんでした。記事によると、"安倍首相が閣僚懇談会で朝型勤務の推進を直接指示した"ということで、話題性はともかく国が推進することは間違いないようです。
この記事は、
第24回 朝型勤務がダメな理由 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト(三島和夫)というもの。"言い出しっぺの政府から範を垂れるということか、まずは今夏7〜8月に国家公務員の始業時間を原則1~2時間前倒しすることを決めた"ともありました。
(この記事自体はうちのブログ投稿がリンクされていた
5月14日のtwitter : 5号館のつぶやきで見つけたものでした)
基本的にこの投稿は5月に書いたものです。ただ、7月1日の追加分として、
時事ドットコム:朝型勤務「ゆう活」スタート=国家公務員22万人対象-政府(2015/07/01-09:40)の話を紹介。「朝型勤務」について「ゆう活」なんて名づけているみたいですね。
<国家公務員を対象に実施する夏の朝型勤務「ゆう活」が1日、スタートした。全国で約22万人の職員が8月末までの2カ月間、勤務時間を1~2時間前倒しする。今夏が初めての試みで、長時間労働を抑制し、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現を目指す。
安倍晋三首相は1日朝、首相官邸で記者団の取材に応じ、「この『ゆう活』を日本の長時間労働の慣行を変えるきっかけにしたい。私も有効に活用したい」と語った。
(中略)通常よりも約2時間早い午前7時半に出勤したという内閣官房内閣人事局の土屋絢子係長は「少し眠い」と目をこすりつつ、「これまでの働き方を見直す良い機会。夕方以降の時間で英語の勉強をするつもり」と話した>
●国民の健康悪化で生産性も落とす?「朝型勤務」に反対する理由
ナショナルジオグラフィックの記事を読んで東日本大震災のあった年、節電絡みでサマータイム制実施を叫ぶ政治家がいたことを思い出しました。しかし、電力が逼迫するピークタイムに減らすのが大事なのであって、全体に前倒しするサマータイムは電力不足対策としては的外れでしたので首を傾げました。今回はそういう目的ではなさそうです。
(2018/08/09追記:確か石原慎太郎さんが言っていたはず。検索してみると出てきませんけど、都庁では節電のためにサマータイムを導入するとしていました)
では、今回の朝型勤務推進なら賛成か?と言うと、そうではありません。やはり私は良くないと思います。というのも、
寝る子は育つ 子どもの成績は何より睡眠時間が大事・肥満も減少において、始業時間を遅らせた方が高校生の成績が上がったという報告があったためです。
夜の習慣はそうそう変わらないでしょうから、始業時間を遅らせたことは睡眠時間の増加に寄与したと思われます。今回のものは逆方向ですので、むしろ国民の健康を悪化させて、仕事の効率を落とす方向に働くのではないか?というのが、私の反対理由です。
●「朝型勤務」のメリット 残業を減らせるなどとされるているが…
ナショナルジオグラフィックの記事でも同じく朝型勤務に否定的だというのが、「朝型勤務がダメな理由」というタイトルでわかります。しかし、記事ではまず行政や企業側の考える朝型勤務のメリットを挙げていました。彼らも一応良いことだとは思ってやっているわけです。
・残業を減らせる
・生産性が向上する
・社員のライフワークバランスが改善する
ただ、"「減るのは会社での残業だろ!」とか余計な突っ込みは止めておこう"と、記事では同時に軽く書いてありました。おそらく会社での残業が減るだけで、持ち帰り型の数字に現れない残業が増えるのでは?ということでしょうね。
あと、「生産性が向上する」「社員のライフワークバランスが改善する」は、私の挙げたデメリットと全く正反対のものに見えるので、本当か?という話。こうしたものは、本来、研究などに裏付けられた科学的根拠が必要です。それがないと、「ぼくのかんがえたメリット」でしかなく、意味がありません。
●死亡事故や心筋梗塞が増加するサマータイム制度のデメリット
ところで、この<朝型勤務がダメな理由>という記事。「朝型勤務がダメな理由」というタイトルだけだとわかりませんでしたが、睡眠関係の連載記事だそうです。私と同様に、政府の考えとは逆に睡眠にとってマイナスと考えているのかもしれません。また、記事ではこれまた私と同様にサマータイム制について触れていました。そして、このサマータイムの研究によって、驚くべきことがわかっているのだそうです。
朝型勤務と似た制度としてサマータイムがある。ご存じの読者も多いと思うが、サマータイムでは3月の第2日曜に時計を1時間進め(夏時間)、11月の第1日曜に標準時刻に戻す。今回公務員を対象に行う朝型勤務は期間は2カ月と短いが、変動幅は1時間以上と欧米のサマータイムよりも大きい。実はこれ、事故や体調不良を引き起こす最悪パターンである。
というのも、米国、フランス、ドイツ、カナダなどサマータイムをすでに導入している欧米各国の研究者の調査によれば、時刻の切り替え時期(特に夏時間への移行時期)に死亡事故や心筋梗塞など心身の不調が顕著に増加することが明らかになっているからである。勤務時間をコロコロ入れ替えるのが一番よくない。しかも、1時間の変更でも人々の安全や健康に多大な影響があるのに2時間も前倒ししたら……。
これは私の予想した単純な睡眠時間の低下ではなく、時刻の切り替え時期がマズいということですね。そういえば過去にブログで紹介した記事でも、夜勤それ自体よりも日勤と夜勤を繰り返すことが、睡眠への悪影響が強いと書かれていた記憶があります。従来の説明とも一致するものです。
一方、サマータイムのメリットは?と言うと、「残念ながら、期待された省エネ効果はさほどでもない」とのこと。先の調査に関わったフランスの議員団は、このような人為的で不自然な制度は止めるべきであるという勧告までしているそうです。
筆者の三島和夫さんはサマータイム自体が「時代遅れの制度」であるとしていました。しかも、今回の「朝型勤務」は改悪版サマータイムで、「科学的な視点から見ればその導入には理がない」と一刀両断です。福田内閣時代にサマータイムの導入が検討されたときにも科学的な見地からの反論が出てとりやめになったそうですが、安倍政権で再チャレンジ。政治家はなぜか学問的に根拠がないことを一生懸命やりますね。
●名案!切り替えが問題なら永遠に朝型勤務にすればいいのでは?
上記で挙げられたデメリットは、サマータイムへの切り替えが問題ということでした。では、永続的な「朝型勤務」には短所はなく長所ばかりなのでしょうか。三島和夫さんはやはりこちらにも否定的です。これがなぜダメなのかを知るには、人体のしくみを知る必要があるでしょう。
人間は、早朝に太陽光を浴びることで、体内時計時刻の光位相反応(朝型シフト効果)を得て、「体内時計をリセット」することができます。「体内時計をリセットすることができる」と聞くと、サマータイムに対応できそうな気がしてくるかもしれません。実際、これは「朝型勤務」でも大丈夫だという論拠とされることがあるようです。
ところが、光位相反応は基本的に1日しか持続しません。7割以上の人では体内時計周期が24時間よりも長いため、早起きの努力を怠れば寝起きの時間は自然に夜型にずれ込みます。早朝に起きるのに慣れたと思っても一日でも休めばまたズレてやり直し。「夏時間への移行」のようなデメリットをずっと経験することになりそうです。
また、休日を含めて毎日早起きを続けても、朝型の睡眠習慣が安定化するまでに時間がかかるとのこと。一発で対応するわけではないんですね。夜型が強い人でなくても3週間程度、夜型が強い人は当然もっと長く…ということになります。そして、慣れるまでの間は睡眠不足が続くという危険なことになります。悲惨ですね。
さらに、若い世代で23時に寝つくのは体内時計の特徴や夜間照明の影響などでかなりハードルが高いともありました。これは私が最初に想定していた問題。朝早くしても結局夜眠れる習慣ができないために、睡眠不足を増やし、結果的に健康を悪化させます。サマータイムや朝型勤務は基本的に無理があるようです。
上記で少し夜型の話が出ていましたが、「成人の3割は夜型」とのこと。そして、夜型の人ほど光による朝型シフト効果が出にくく、また休日に逆戻りしやすいともされていました。もともと向いていないわけで、「朝型勤務」に慣れないだけでなく、メリットも受けづらい人がかなり多くいるようです。国立精神・神経医療研究センターで実施した1170名での調査結果によると、以下のような分布でした。
超夜型 8.4%
夜型 22.7%
中間型 41.0%
朝型 22.0%
超朝型 5.9%
●最後に大きなメリット登場!本当の目的は企業の経費削減か?
こんなメリットがあるんじゃん!というのが、最後のところで出てきました。<夜の残業が減ると、会社の電力消費量を抑えることができる。ある大手企業では朝型勤務に夜間残業と同じ割増賃金を乗せるというインセンティブをつけても総人件費を減らすこともできた>という記述部分があったんですよ。
これは企業にとっては願ってもない話です。ただ、その分社員の健康を犠牲にしているわけですから、メリットだと言えるのは飽くまで「企業にとっては」という話。社員にとってはデメリット。「朝型勤務」は、社員の命を削って経営者を儲けさせる制度…という言い方もできるかもしれません。
また、"会社の近くのスタバが残業持ち帰りの社員で満席になったなどという話もある"そうなので、持ち帰り残業が増えるだけという可能性もあります。三島和夫さんが最初にちらっと書いていた「減るのは会社での残業だろ!」の可能性ですね。
うーん、科学的な根拠がないだけでなく、誰のための制度なのか?というところまで考えると、かなり怪しいと考えざるを得ない朝型勤務の推進ですね。
●なぜ今さらやるの?死亡者増加のサマータイム導入は「人殺し」
2018/09/01:物事が遅れている国というのは、遅れているのですから基本的にはよくありません。ただ、物事が遅れている国には、デメリットだけでなく、メリットというのもあります。先行事例が豊富なため、失敗例を避けて、成功例のみを真似することが可能なためです。日本も他国の真似で伸びてきた国でした。
ところが、上記までで書いてきたように、学術的にはダメと言われていることをなぜか政治家や官僚は盛んにやりたがります。他の投稿でやっているように、サマータイムは死者を増やすなど、健康への被害が大きいことが研究でわかっていますので、これを新たに導入したら人殺しなのですけど、安倍首相はやりたいみたいですね。
安倍晋三首相(党総裁)の指示を受け、自民党は2020年東京五輪・パラリンピックの猛暑対策として、時計の針を早めるサマータイム(夏時間)導入の検討に入ると報じられていました。もともとは、やはり元自民党議員である東京五輪組織委員会会長の森喜朗元首相が、大会期間中の標準時を2時間繰り上げる夏時間導入を求めていた、というのがあります。
(
自民が夏時間検討へ=安倍首相指示、政府なお慎重論-東京五輪の猛暑対策:時事ドットコム 2018/08/07-17:39より)
●日本が導入論議で盛り上がったタイミングでEUが廃止へ
死者が増えるとわかっているのは、ヨーロッパなどで先に実施されているため。なので、ヨーロッパなどもサマータイムをやめてしまうと良いのですけど、他でも書いたように、新たにやるのと違って、一度定着したものを変えるというのは困難が伴います。なので、私はサマータイムをの見直しはないと思っていました。
しかし、EUがサマータイム廃止という英断を下したと報じられていて驚き。欧州連合(EU)欧州委員会は、EUが採用している現行の夏時間制度の廃止をEU加盟各国と欧州議会に提案すると発表したのです。この廃止の理由は直接的には、アンケートみたいですね。欧州委が実施したEU市民への意見調査で、約460万件の回答のうち、夏時間の廃止希望が84%に上ったことを踏まえたとのことでした。
(
EU、夏時間廃止の方針=市民調査で84%希望-欧州委、加盟各国に提案:時事ドットコム(2018/08/31-21:12)より)
また、この記事で良かったのは、廃止を希望する具体的な理由として、健康への悪影響や交通事故の増加、省エネ効果がないことなどが出たことをきちんと報じてくれていたこと。前述の通り、サマータイムは人を殺すものだと伝えてくれたのが良かったですし、やはり安倍首相と同じ右派の石原都知事が一時訴えていた省エネ効果まで否定してくれていました。百害あって一利なしです。
●1秒ずらして大規模トラブルの日本にサマータイム移行は無理!
2018/09/09:続報が出ていました。<EU委員会 サマータイム制度廃止を正式提案へ>(NHKニュース 2018年9月9日 7時40分)によると、EU=ヨーロッパ連合の執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、近く、加盟国などに廃止を正式に提案する見通しだといいます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180909/k10011619851000.html
この記事では、健康に悪影響がある、睡眠不足などによって交通事故が増加する、そして省エネ効果がないなどといった制度の廃止を求める人たちへの反論も載せていました。「余暇を楽しむ時間が増えること」というものです。ただ、「余暇のために人を殺すのか?」って話で問題外の反論でしょう。また、日本に限って言えば、残業や持ち帰り残業が他の国より起こりやすいため、余暇を増やす効果も限定的だと予想されます。
記事では、さらに日本特有の問題として、IT機器の話が出ていました。夏時間が定着している国では対応したシステムが作られているものの、日本ではサマータイムを導入する前提で作られていないため、あらゆるシステムを改修する必要があると立命館大学の上原哲太郎教授が指摘していました。大きいデメリットでしょうね。
1日を1秒長くする「うるう秒」が実施された際ですら、日本では大規模なシステム障害が起きました。また、そもそもオリンピックのために2年でサマータイムの対策を講じなければならないというのは無理のある話で、「動作確認などの作業が完了するまでに少なくとも5年はかかる」とのこと。政治家はいつもいつもバカなこと言いますね。
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