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ペニーオークションはギャンブル的であり、出会い系サイト的でもある


★2010/11/19 ペニーオークションはギャンブル的であり、出会い系サイト的でもある
★2010/12/29 ペニーオークション問題 ~報道増加の一方で、酷い宣伝記事も~


★2010/12/29 ペニーオークション問題 ~報道増加の一方で、酷い宣伝記事も~

 過去に二度ペニーオークションについては書いていますが、少しずつ大手マスコミでの報道も増えている気がします。


 記事で多かったのは、「『いくらやっても落札できない』といった苦情が11月ごろから、各地の消費者センターで急増していることが28日、分かった」というニュースで、元は共同通信のものでしょうか?

 おそらくこれのお陰だと思いますが、また産経新聞の記事(ペニーオークション、景品表示法抵触か 2010/12/29)になっており、国民生活センターなどによると、ペニーオークションに関する相談は11月末までに150件あり、「業者がサクラを使って参加者に落札させないようにしているのではないか」との声も寄せられているとのこと。

 タイトルの件は、落札できなくても手数料が返金されない点などを明確に表示していない場合、景品表示法(有利誤認)に抵触する恐れがあるという話みたいです。


 この他、新商品9割引も一部悪質サイトが問題に 増加する「ペニーオークション」のからくり 加藤 秀行、 簗瀬 七海 2010年12月05日 MONEYzineという記事もあり、しくみについては以前の

  ■ペニーオークションの問題点
  ■ペニーオークションはギャンブル的であり、出会い系サイト的でもある

 で書いているので省略しますが、「一部の悪質なサイトでは、運営会社が出品者となり、入札価格を故意に釣り上げている可能性もあるといわれている」などの情報が載っています。

 ただ、そこまで強く批判する記事ではなく、「落札できなかったときのリスクを念頭において参加する必要がある」で終えています。

 あと、2005年にドイツで開設された「Swoopo」がこの形式の発祥だとのことで、これは初めて知った情報です。


 ということで、少しずつその危険性を知らせつつあるものの、大半のニュースは相変わらずペニーオークションを盛んに宣伝するものです。

 特に酷いと思ったのが、年末年始にこそ確実にトクをするペニーオークションを バリューマーケット 2010年12月20日 Techinsight 真田裕一で、「確実にトクをする」という詐欺的なタイトルになっています。

 もちろんタイトルだけでなく中身も目を疑うような内容で、問題があるんじゃないかと思う文章が続出です。


 この記事では最初の方で「いわゆるペニーオークションは、ヤフオクのような不要品売買仲介ではなく、業者が胴元となって運営している、ゲームであると最初に知っておいたほうがよい」と断っていますが、「ゲーム」であると書くことで免罪符を得て「ギャンブル的」という批判を逃れようとするものです。

 しかし、最後には「宝くじに3万円を投資しようとしているならば、むしろペニオクに投資することをオススメしたい」と「投資」という言葉も使っており、これはゲームに使われる言葉ではありません。

 また、「本当に賢い人は、ほぼ確実に欲しいものが激安で手に入るペニーオークションに集中している」と書いて読者を煽っていますし、詐欺の片棒を担ぐ意欲に溢れています。


 煽り文句は他にもあって、「うまくいけば、定価の99%という激安価格で欲しい商品がゲットできちゃうわけだから、興奮しないほうがおかしい」とそのお得さを強調しています。

 「きちんとした業者は、サクラで自動入札をかけるボット(自動入札システム)を導入していない」とボットの存在を知らせつつも、それがない業者がおすすめですと名指しであるペニーオークションサイトを推薦しています。


 それから、初めてのユーザーへのペニーオークションのやり方のアドバイスがまた酷いので、まとめておきます。

(1) 頻繁に入札が入っている商品は避け、それほど激戦になっていない商品から始める。

(2) とにかく落札実績を積み重ねていく。

(3) 落札できなかったり、それほど欲しくない商品を落札してしまったりもするが、予算に応じて適切に損切りをし、欲しくない商品は換金して、軍資金に回す。

(4) どんな商品をどういうタイミングで入札するかを見極める目を養えるようになるので、豪華賞品を激安で手に入れてリッチな生活ができるようになる。


 リッチな生活の達成が可能かどうかを別としても、(2)と(3)はどんどんと入札手数料ばかりがかかっていくので、ペニーオークション業者の思うつぼです。この記事はあまりに酷いとおもいます。


★2010/11/19 ペニーオークションはギャンブル的であり、出会い系サイト的でもある

 以前ペニーオークションの問題点にて少し書いたペニーオークションですが、ニュース検索してみると結構これについて書かれている記事が出てます。


 私は前回批判的に紹介したのですが、これらの記事には好意的な紹介が結構含まれています。

 たとえば、今話題のペニーオークションで賢くリッチになる。コストパフォーマンス最大化のコツとは? 2010年11月15日 Techinsightでは、

「高級テレビやiPadなどが数百円で落札できちゃうということで評判なのだが、『世の中にそんなうまい話なんてあるの?』と思うかもしれない」

 と最初に否定的な情報を載せておいて、

「オークションの仕組みをよく理解して参加すれば、楽しみながら賢くリッチになれる」

 と続けています。単に良いところを挙げるより、こちらの方がより信用してしまいそうです。


 ちなみにここで紹介されているやり方は、ただあらかじめ資金限度額を決めておくというだけです。


 で、意外に少ない批判的な記事ですが、タイトルからしてわかりやすいのは、「3万円の人気ゲーム機が3000円!」で噂を呼ぶ「ペニーオークション」。その「怪しい正体」 夏原武 2010年10月21日 SAFETY JAPAN。ただ、この記事は1ページ1ページの文章量が少なくて、次のページを見なきゃいけないので、激しく読み辛いです。良い内容なのになぁ……。


 とりあえず、内容を紹介していくと、作者は通常のオークション自体も、手数料が欲しいばかりに、出品者の「詐欺」「偽ブランド」を減らすシステムを取っていないと、批判していてます。

 そして、ペニーオークションというのは、この強欲なオークションサイトの巧妙かつ「見方によっては悪質」な上位種とみなしているようです。


 前回とダブる内容のものは除きますが、この作者の書き方はおもしろいものがあり、オークションサイトはほぼ確実に利益を出せ、運良く落札できた者も得するものの、他の人はみな損をしている状況を、

「このオークションは『ふたりの勝者』と『大勢の敗者』によって成り立っている」

 と表現しています。そして、前回私も書いたのと同じようにギャンブルに等しいと思ったようで、

「(注:出品している主催者は)早い話、言うなれば博打の胴元である」

「これは『オークション』という名前のギャンブルなのである」

「ギャンブル性が強く、射幸心を煽るシステム」

 などと書いています。


 また、この「ふたりの勝者」すらもあやふやなもので、たしかに安く落札できた人は喜ぶかもしれないが、それも毎回確実ではなく、実質的には主催者だけが勝者として笑うシステムであることも指摘しています。

 さらに前回書いた「詐欺」なしでも既に、競り合いを基本とするシステムにおいて、入札回数を増やすことが目的とされ、その入札を有料としている段階で、オークションの本質とかけ離れていることは事実ではないかと書かれています。

 このうち「入札回数を増やすことが目的」自体は業者側が謳っているものではないかと思いますが、実質的にそこが主な収益であり、確かに通常のオークションからはかけ離れたものとなっています。


 そして、勿論「詐欺」の話も登場します。

 作者はペニーオークションは、サクラが多いことでお馴染みの出会い系サイトにシステムが似ていると指摘しています。


 支払い

出会い系サイト……メール1通打つのにお金がかかる

ペニーオークション……入札ごとにお金がかかる


 システム

出会い系サイト……「多くの人を出会わせれば儲かる」システムではない

ペニーオークション……「多くの件数落札させる」システムではない


 なるほど。

 奇妙なことですが、「出会い系サイト」は、収益を上げるのに「出会い」を成立させることは必要ありません。同じく「オークションサイト」は、収益を上げるのに「オークション」を成立させることは必要ないのです。

 むしろ永遠に成立せずに、長く執着してくれることが、どちらにとっても儲かる秘訣になっています。

 こうなるとサクラが登場するのは、もはや必然なのかもしれません。


 関連
  ■芸能人が宣伝したペニーオークション運営会社と親会社
  ■ペニーオークション宣伝疑惑芸能人一覧 「20人以上」でなく、「30人以上」か?
  ■芸能人ブログのステマのギャラリスト ほしのあきはペニーオークション詐欺で30万円なの対し、吉川ひなの120万円、熊田曜子50万円、仁科仁美5万円など
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