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周囲を批判!自信がない人・自己肯定や自尊心感が低い人の特徴


 「弱い犬ほどよく吠える」ということわざ的な言い回しが合いそうな、<周囲を批判!自信がない人・自己肯定や自尊心感が低い人の特徴>の話。<「承認欲求」「自己顕示欲」が強すぎな人もやっぱり「自信がない」>などといった話をやっています。

冒頭に追記
2022/02/14追記:
●弱い犬ほどよく吠える 能力がない人ほど批判したりいじめたり… 【NEW】

「本当の自分」がわかる心理学 すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある [ シュテファニー シュタール ]



●弱い犬ほどよく吠える 能力がない人ほど批判したりいじめたり…

2022/02/14追記:急に「弱いやつほどよく吠える」って言い回しがあったよな…と思って、このページのテーマと合うんじゃないか?と思いました。で、本当に合うかどうか意味を見てみようと思って検索したら、正しくは「弱い犬ほどよく吠える」だった模様です。私の曖昧な記憶とは違っていました。

 この検索で気になったのは、検索上位に国語辞書系のサイトが出てこないこと。一般的な辞書で「ことわざ」と認められるほどまだ浸透していないのかもしれません。仕方ないので一般サイトから意味を紹介しようと思ったら、そのサイトでも「これは辞書に載っていなかったので、正式にはことわざとは言えないかもしれません」と書いていました。

 とりあえず、こちらの弱い犬ほどよく吠えるの意味は知っておくと自信にもつながる | 子供でも分かることわざ格言辞典と慣用句の意味では、「実力のない人ほど、むやみに怒ったり威嚇する」と説明。これが心理的に正しいかどうかは以下のもともと書いていた話を参考にしてほしいのですが、やはりこのページと関してきそうな言い回しだとは言えそうです。


●自尊心が高い人・自信がある人・自己肯定感がある人が身勝手?

2020/04/23:以前から調べようと思っていた「自尊心が低い人の特徴」。検索してみると、医師が関わっているということで、自尊心が低い人の特徴って? 心療内科医が教える原因と対処法|「マイナビウーマン」が良さそうだと思いました。ただ、アクセスしてみて、ゆうメンタルクリニック総院長・ゆうきゆう先生と判明。ゆうきゆうさんはおもしろいんですが、たまにトンデモもあるんですよね。

 まず、「自尊心が低い人」の定義的な話から。心理学では“自尊感情”、一般的には「自信」「自己肯定感」がない、「自分に価値がある」と感じられないといった人といった感じ。自尊感情が低いと自分を好きになれず、否定的な見方をしたり、ときには自傷行為にいたることがあるといいます。

 この「自信」「自己肯定感」という言葉の響きから誤解している人が多いんですけど、これは別に「俺最強マン」「自分好き好きの身勝手な人」のことを意味していません。そういう人はむしろ「自尊心が低い人」の可能性があると私は考えています。

 今回も実際そう解釈した方が良さそうな説明がこの後出てくるのですけど、とりあえず、本来の意味の自尊感情は、高ければ高いほど自分を認める気持ちが強くなり、自分を好きだと感じられ、大切に扱うことができるとされていました。


●周囲を批判!自信がない人・自己肯定や自尊心感が低い人の特徴 

 さて、自尊心が低い人の特徴。1つ目に挙げられていたのは、「周囲の反応をネガティブに捉えやすい傾向がある」というもの。「物事をネガティブに捉えやすい」ということですね。恋人から連絡がないと「愛されてないのでは?」などとマイナス思考になるという例が出ていました。

 そして次に、「自分に自信がない」という言い方のときにしっくりきそうな例が出ています。やってみたいことに「どうせ無理」「失敗する」といったことをすぐ思ってしまうのも、自尊感情の低さからきているとのことでした。先程の「物事をネガティブに捉えやすい」と同じネガティブ思考とも言えるかもしれません。

 自己肯定感が低い人は一方で、できる人や幸運に見える人への嫉妬が激しく、ときには嫌味を言ったり、わざと周囲の足を引っ張るような言動をしたりするとのこと。他人を悪く言う人を「自分に自信がある人」だと誤解してしまう人が多いのですがそうではなく、自分ができないから他人に嫉妬して悪く言ってしまうケースがあるんですね。

 この他、無気力になり、新しいことに関心を示したり、チャレンジすることを避けるようにもなるとされています。今回出てきた話をまとめると、「物事をネガティブに捉えやすい」「マイナス思考でチャレンジしない」「周囲に嫉妬してときには悪口を言うなどする」といった感じでした。


●自尊心が高い人は面倒な性格で人付き合いも苦手なタイプなの?

2020/09/06:今回は自尊心が低い人の特徴…とはちょっと違うのですけど、自尊心に関する研究について。ただ、ある意味、自尊心の高い人の特徴ともとらえられそうな感じの研究。今回やるのは、自尊心が高い人は、互いを支え合うような深い友人関係を築くことができる可能性のあるという研究についての話です。

 自尊心が高いと人間関係がうまくいく? 米研究|医師向け医療ニュースはケアネット(2019/11/04)によると、このような研究をしたのは、米テキサス大学オースティン校のMichelle Harrisさんら。「Journal of Personality and Social Psychology」2019年9月26日オンライン版に掲載されたものたです。

 研究では、アメリカやスイスなど、計4万7,000人を超える男女を対象に、自尊心と社会的なつながりとの関係を前向きに調べた52件の研究をメタ解析しています。分析の結果、年齢や性別にかかわらず、社会との結びつきが強く、社会に受け入れられていると感じている人は、自尊心が高いことが判明。逆も同様で、自尊心が高い人ほど、対人関係は良好で、社会的に受け入れられていると感じる割合も高くなりました。

 これらのことは、自尊心が低い人では逆となり、やはり自尊心が低い人の特徴と言えるかもしれません。自尊心が低い人は社会なつながりをうまく築けないことがわかった他、深い友情を築けない人に自尊心が低い傾向もみられたといいます。「自尊心と友情は互いに補強し合う関係」と研究者は言っていますね。

 最初にも書いたように、「自尊心が高い人」というのは、「俺最強マン」「自分好き好きの身勝手な人」で人間関係でトラブルを起こすタイプではありません。今回の研究でも自尊心が高い人ほど周囲とうまく付き合うという結果。逆に面倒なタイプの人は、自尊心が低い人である可能性が高いとも考えられる結果でした。

 なお、これは飽くまで推測なのですが、研究者らは「自尊心と社会的なつながりとの関係は、幼少期の育てられ方が根本原因である可能性がある」と推測。親が子どもの自尊心を育てられるかどうかが、思春期に健全な友人関係を築けるか、青年期には自尊心を高めることができるかに関わるのではないかと推測されていました。


●「承認欲求」「自己顕示欲」が強すぎな人もやっぱり「自信がない」

2021/05/23:ここまで悪いことだと誤解されやすいと強調してきたのは「自尊心」です。一方、「自己顕示欲」の場合はあまりにも強すぎると悪いと考えられるもの。ここらへんは、ややこしいですね。作者のプロフィールがない記事なのが不安ですが、自己顕示欲の意味とは? 承認欲求との違いも紹介 | マイナビニュース(2020/09/03 08:08 Saki Yamamoto)で少し確認しておきましょう。

 記事によると、自己顕示欲は、承認欲求のひとつ。 自己顕示欲とは、承認欲求が強く、自分のことを認めてもらいたいあまりに主張したくなる欲求のことを指すそうです。ただし、自己顕示欲は誰もが持っている欲求のひとつだともされていました。適度な自己顕示欲を持っていることは正常なのでしょう。ただ、強すぎると弊害が出てくるのです。

 自己顕示欲が強い人の特徴を見ると、そういった弊害がわかりやすいでしょう。「自慢話が多い」「すぐに自分の話題に持っていく」「マウントをとりがち」といったものです。こうした自己顕示欲が強い人の心理としては、やはり「実は自信がない」と指摘。また、単純に自分のことが大好きというタイプもいるそうです。

 なお、「自分が他人にどう見られているかが気になる」という心理には、「自意識過剰」に近いものがありますが、自意識過剰と自己顕示欲は異なるとのこと。自意識過剰が“他人から自分がどう見られているかを過剰に気にする傾向”を指す一方で、自己顕示欲はその傾向に加え、“周囲に対して何かしらのアクションを起こす”と説明されていました。
「本当の自分」がわかる心理学 すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある [ シュテファニー シュタール ]


●心理学者「自己肯定感の低い人が権力志向になり抵抗しようとする」

2021/11/19追記:関連しそうな「自己肯定感の低い人」が結構している陰湿な攻撃 | 東洋経済オンライン(2021/11/17)という記事を見かけたので読んでみました。心理学者、心理療法士であるシュテファニー・シュタールさんの書籍『「本当の自分」がわかる心理学~すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある』からの抜粋のようです。

 シュテファニー・シュタールさんによると、自己肯定感の低い人は、意識的、あるいは無意識的に自分が傷つかないために、さまざまな自己防衛策を講じるそうです。「権力志向」というのは、そうした防衛戦略の一つ。ここで言う「権力志向」というのは、上昇志向的な意味ではないようですね。以下のような説明でした。

<権力で自己防衛しようとする人は、自分の立場が相手よりも下になると、自分は攻撃されて傷つけられてしまうという、行き過ぎた不安を抱えている人なのです。
 このような人たちは、子どものころに「親の言いなりになるしかない」と何度も感じた経験から、いつでも「相手は自分よりも権限を持っていて、自分を支配する存在」だと認識しています。決して、自分がすぐれていると思って威張ろうとしているわけではありません。ただ、支配的だと感じられる相手に対して引き下がるのではなく抵抗しているだけで、抵抗することで相手よりも優位に立って、自分を守ろうとしているのです>


●事前に抵抗せず、約束を破ったりサボったりするのも抵抗の一種

 「権力志向」の人の防衛戦略はさらに「能動的抵抗」と「受動的抵抗」に分けられ、これらを併用するそうです。「能動的攻撃」とは、自分の権利を主張するために争い、相手を抑え込むような行動。これはわかりやすいです。ところが、「受動的抵抗」の方は、非常にわかりづらいもの。以下のようなサボりなどによる抵抗のため、一見抵抗しているとがわからないのです。

<「受動的攻撃」とは、相手に自分の意志をはっきりと伝えずに、大なり小なりのサボタージュをすることで、相手に身を任せるのを拒むことをいいます。要は、期待されていることをきちんと行わないのです。約束してもその約束を覚えておかないようにしたり、簡単に破ったり、あるいはじれったいほどゆっくりと実行したりします。
 また、典型的な「受動的攻撃」として、いわゆる「壁をつくる」という行動をしめすこともあります。相手をその壁にぶつからせることで、相手の懇願や嘆願を受けつけないようにするのです。こうした人は、自分が相手にそのような障害を作っているにもかかわらず、心の中では「私が妥協しなければいけないことが多過ぎる」と思っています。そのため、相手が多少苦労することは当然だと思っています>


●夫が妻にこっそり仕返し…自己肯定感の低い人による陰湿な攻撃

 上記を読んで「ああ、いるいる!」と思ったのですが、シュテファニー・シュタールさんのクライアントの実例を見ると、私が思った以上にわかりづらい抵抗ですね。この例は、妻のために仕方なく引っ越すことになった夫の話。夫も納得して引っ越したと思いきや、実は潜在意識下で妻を恨んでいました。結果、性行為をする気をなくしたのですが、これがよくある「受動的抵抗」だというのです。

<性的意欲をなくすことは、受動的攻撃として男女関係なく、よく使われる手段です。このちょっとした例からも、「自分の決断に対して責任を負う」ことが、ひとりの自立した人間として、いかに重要であるのかがわかると思います。
 このクライアントは、自分のことを「妻に支配されている被害者」だと潜在意識下で思っていますが、実際には自ら進んで自分の願望(引っ越さずにいたいという願望)を抑えたのですが、彼はそうした自分を理解していません。ワガママな妻に合わせている可哀そうな夫だと思っています。
 頑固な性質は、受動的攻撃と密接に関係しています。自分の思うことを妥協せずかたくなに実行する人は、相手に無力感を抱かせるといった強力な攻撃を仕掛けていることになるのです>


●自分が劣っていると思うからこそワガママを言ってなおかつ被害者面

 「受動的抵抗」の方が厄介なのは、本人でさえも抵抗しているという自覚がないこと。有益な関係でも受動的攻撃で拒んでダメにしてしまうことも多いようですね。こういう人に心当たりがありすぎます。また、こうした人は、自分のことを実は「劣っている存在」だと認識しているというのは、うちで繰り返し書いている話と一致していますね。

<幼い頃に、支配的な親にそのようにされてしまった被害者だと思い込んでしまったのです。そして親の姿を相手に投影し、その相手が常に、「自分よりも優位に立ち、自分を支配する存在」だと考え、「抵抗しなければいけない」と強く思うようになります。そこで彼らは、権力を握ってふりかざすことで、自分が絶対に感じたくない無力感をその相手に感じさせるのです。
 権力志向者は、他者に対して「強い要求」もします。彼らの多くは「私は雑に扱われる!」という無意識の信念を持っており、この信念から、どんな些細なことからも、すぐに「私は人に利用されてしまう」と考えるのです>

 こうした人は、信念によって、自分はむしろ被害者側にいると思い込んでいるとのこと。わがままな癖に被害者面するというのもわかる!という話です。シュテファニー・シュタールさんは、こういう態度を取る人たちが「健全な人間関係を築くのは難しいと言わざるを得ない」とも指摘。幼い頃の親との「支配者-被支配者」の関係ではなく、対等な関係を築くレッスンをしていく必要があるとしていました。


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