富士山-信仰の対象と芸術の源泉 - Wikipedia 最終更新 2015年5月4日 (月) 15:56
1990年代初めから、富士山をユネスコの世界遺産に登録しようという運動が活発になった。当初は世界遺産のうちの自然遺産への登録が検討されていたが、地元調整がつかず環境管理(特にゴミ問題)が困難なため国は推薦を見送った。その後、文化的景観という観点から世界遺産のうちの文化遺産への登録手続きが進められることとなり、2007年に暫定リストへ登録された。
【意外と知らない日本人の新常識】富士山を嫌う人たちが住む場所があった! DMMニュース / 2015年5月19日 8時50分 東條英利
場所は静岡県の賀茂郡松崎町雲見。地図上で確認してみると、富士山からちょうど真南にあたり、伊豆半島の最西端あたりに位置します。え、こんなところにというのは、富士山からそう遠くもないだけに余計、意外にも聞こえるかもしれません。
もともと、浅間神社というのは富士山を中心に広まった信仰で、富士山の8合目以上の土地は浅間神社の総本社としての扱いを受ける富士山本宮浅間大社の社地というのは非常に有名なお話。
通常の浅間神社の多くは、木花開耶姫命(コノハナサクヤビメ)という花の女神を祀っています。(中略)
対して、雲見に祀られている浅間神社では、石長比売(イワナガヒメ)という岩の女神を祀っています。本来、両者は姉妹関係にあるのですが、コノハナサクヤビメがニニギと結婚する際、父、大山津見神(オオヤマツミ)は、良かれと思って、姉のイワナガヒメも一緒に差し出しましたのですが、ニニギはイワナガヒメの容姿が「醜い!」という理由でそのまま突き返してしまいます。
オオヤマツミは激昂し、これによって、「岩の永遠」と「美の繁栄」、つまり「永久の繁栄」が失われたとして、神々に寿命が生じたとしています。そして、そんなイワナガヒメがその後に隠れ住んだと言われるのが、この雲見という場所なのだそうです。
そして、イワナガヒメは自身に恥をかかせたことからコノハナサクヤビメに嫉妬を抱き、以来、この地では、コノハナサクヤビメを忌み嫌う地として数々の伝承を残すようになったと言います。
雲見浅間神社 - Wikipedia
地元には「烏帽子山が晴れる時には富士山が雲に隠れ、逆に富士山が晴れる時には烏帽子山付近の天候が悪くなる」とか、「烏帽子山で富士山を誉め賛えると振り落とされる」いった伝説があるため、地元の人は富士登山を忌み、また「富士」という言葉は永く禁句であったという。
ブログ内 | ウェブ全体 |
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ |