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ラップ口座・ファンドラップは解約を 手数料高額でメリットなし 


 ラップ口座って名前は、今回の記事で初めて聞きました。


●ラップ口座とは?
ラップ口座とは、個々の顧客に対して、証券会社や信託銀行が担当者を充てて、顧客に合った運用をオーダーメードで提供するサービスを指す。運用商品の売買手数料が1年単位で事前に決まっていて、「ひと包み」で包括的に契約する。「ラップ」には、ラッピングの意味があるというわけだ。

流行の「ラップ口座」は絶対契約するな!愚の骨頂 バカ高い手数料でぼったくり Business Journal / 2015年6月4日 6時0分(文=山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表)

●ファンドラップとは?

 また、「ファンドラップ」と呼ばれるものもあるそうです。

 ラップ口座は、"もともとは、預かり資産残高が数千万~1億円以上ある顧客が対象"でした。一方、"運用対象商品を通常の投信"にした上で、"数百万円レベルの顧客も対象に"したのが、通称「ファンドラップ」だそうです。


●証券業界がラップ口座を売りたがる理由

 "5月25日付日本経済新聞記事『ラップ口座4兆円超え 残高1年で2.8倍』によると、ラップ口座の残高は4月末に4兆円を超えた"そうです。

 なぜ"証券業界がラップ口座に注力する"のか?と言うと、"金融庁が投信の頻繁な乗り換え勧誘や、顧客を不適切な商品に誘導することに対して、徐々に厳しくなっている、という背景がある"そうです。

 もともと投資信託は高い手数料で知られます。信託報酬(運用管理手数料)は平均1.5%以上だそうです。さらにこれに加えて、投資信託の乗り換えの際には、2~3%の販売手数料を払うことになります。

 売り手側にとっては「頻繁な乗り換え」をしてもらった方が当然儲かります。そのため、これまでは"もっと頻繁に投信を乗り換えるように勧められ"ていたそうです。

 また、"毎月分配金を払うタイプの投信では、歪んだ運用で分配金だけ高利回りを出し、それを餌にして判断力の乏しい投資家(主に高齢者)を釣るような商品および販売方法が横行している"とのこと。

 金融庁の対策は十分ではないと作者の山崎元さんは思っているようですが、ともかく金融庁の対策が以前よりは厳しくなり、こういう露骨な手数料稼ぎが難しくなってきました。そのため、国から咎められていない「ラップ口座」を売るように変わってきているようです。


●乗り換え手数料が一定なのはラップ口座のメリット

 上記はラップ口座の方がそれまでのゲスな売り方よりはマシよという話です。ラップ口座やファンドラップのメリットとも言える話に見えます。

 ただ、それでも山崎元さんはラップ口座はデメリットだらけだと考えています。記事から理由を3つ。


●理由1 まだ高額すぎるラップ口座やファンドラップの手数料

 "ラップ口座、特にファンドラップの総合的な手数料の高さ"。毎年2%前後の手数料が多いそうですが、"年率1%以上の運用手数料は、ほかの運用手段と比較すると、明らかに高"く、「暴利」だとすら書いていました。理由はこれ一つでも良さそうな感じです。


●理由2 ラップ口座の担当者は儲けられる能力がない

 …と思ったら、次のも大事ですね。"そもそも金融機関のラップ口座の担当者には、個々の顧客に応じた運用を設計する能力などない"ためという理由。

 うちでも繰り返し書いていますが、彼らも素人みたいなものです。わざわざ高い手数料を払ってまで役に立たないアドバイスを貰っても仕方ありません。

 ちゃんと中身を見直してませんが、過去のタイトルを見ると以下あたりが該当しそうです。

  ■金融庁が銀行の売れ筋投資信託の売買を計算→3%マイナスの結果
  ■株式などの投資で失敗しないための3つのルール 銀行推奨商品はダメ、など

 最初の投稿は、タイトルだけで大体わかりますね。言いなりになって買っている人が多いのですから、「銀行の売れ筋投資信託」というのは、そのまま彼らが推奨した投資信託であると予想されます。

 その彼らが推奨した投資信託が微増ですらなくそもそもマイナスなのですから、彼らが無能なことは一目瞭然です。


●理由3 ラップ口座の担当者はそもそも良心的な運用を推奨されていない

 "金融マンには、上記の「善意」を持つためのインセンティブなどない場合が多い"とされていました。つまり、良心的な運用をしたって、彼らには何も良いことがないということです。

 というわけで、彼らは"信託報酬が高いぼったくり的な商品を、いかに顧客に売ることができるか"というところに力を注ぎます。乗り換え手数料で稼げない分、別のところで荒稼ぎしなくちゃいけません。


●ラップ口座・ファンドラップは解約を

 山崎元さんによれば、"ある雑誌のマネー運用特集の座談会(鼎談)に出席したが、「買ってはいけない商品・サービス」の筆頭として、出席者3人の意見が一致したのが、ラップ口座(ファンドラップ)だった"とのこと。

 最近のもう絶対にヤバイ!という金融商品の筆頭は、ラップ口座・ファンドラップみたいですね。


 関連
  ■金融庁が銀行の売れ筋投資信託の売買を計算→3%マイナスの結果
  ■株式などの投資で失敗しないための3つのルール 銀行推奨商品はダメ、など
  ■定期預金はインフレに弱いから投資を…は嘘?物価上昇に勝る定期預金金利
  ■ヘッジファンドの手法 日本人投資家=ミセス・ワタナベ狩り
  ■ボーナスでおすすめの使い道は投資? 投資が増加、日本株が7割
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