2015/7/22:
●不倫出会い系サイト アシュリー・マディソンで情報流出
●アシュリー・マディソンは悪徳サイト?批判されるビジネスモデル
●ひどい!実は有料で「完全削除」しても情報は削除されていない
2020/01/21
●やばい!ラブホテル検索サイトで情報漏えい、一番大事な日に停止
●不倫出会い系サイト アシュリー・マディソンで情報流出
2015/7/22:これ、大惨事でしょう…。ある意味一番流出しちゃマズいサイトの個人情報が流出しました。NHKの記事"既婚者向け出会い系サイト 個人情報流出か"では具体名を出していませんが、画像でアシュリー・マディソン(日本ではアシュレイ・マディソンとも)とわかります。
<不正アクセスを受けたのは、既婚者向けのインターネットの出会い系サイトを運営するカナダの会社のコンピューターシステムです。
このサイトは2001年にサービスを開始し、このサイトによりますと、世界52か国で3700万人以上が利用しているということで、日本語のサイトも運営されています。
カナダのメディアなどによりますと、ハッカーが、この会社に登録されている3700万人以上の名前や住所などの個人情報を盗み出し、そのうち数百人分の個人情報をインターネット上に公開し、会社は、この情報を削除する作業に追われているということです。
不正アクセスしたハッカーとみられる人物はインターネット上にコメントを出し、個人情報を盗み出したことを認めたうえで、「公開したのはほんの一部で、顧客をだまして金をとる、このようなサイトを即時に閉鎖しなければ、すべての顧客の名前や経歴、写真などを公開する」としています>
●アシュリー・マディソンは悪徳サイト?批判されるビジネスモデル
攻撃を認めた犯人に、「顧客をだまして金をとる、このようなサイト」などと言われてしまっていたのは、アシュリー・マディソンのビジネスモデルにいろいろと問題があるからかもしれません。攻撃を正当化できるわけではないんですけど、アシュリー・マディソンもかなりの悪っぽいんですよね…。
・2人の会員による会話のために、会員の1人(ほとんどの場合男性会員)が会話をするために5クレジット払う必要がある。ユーザーが「アシュリーの天使」機能のオプトアウト方法を知っている限り、サイトの利用条件ではサイトにまだ支払っていないユーザー(ゲストアカウント)は架空のプロフィール(目立つように識別されない)からコンピュータ生成のメッセージを受け取ることになる。これに対応するのにお金がかかる事があり、サイトではエンタテインメントを提供するための機能だとしている。
・アカウントの削除も有料だが、無料で非表示にすることができる。
上記のうち後者は「不倫出会い系サイトの情報を削除したい?それなら金を払え!」というビジネスモデル。たとえ有料であっても削除してもらいたいという心理にうまくつけ込んでいます。そして、削除してもらいたいような情報であるというのは、今回の件が大惨事だという理由でもあります。不倫しているとバレるとたいへんなことになりますからね。えらい情報を盗まれてしまいました。
このように絶対に知られたくない情報であるがために、犯人に情報を公開されてしまうというのは、もちろんマズいです。それだけでなく、この個人情報は犯罪者には垂涎ものだというのもあります。だって、簡単に脅迫することができますからね。悪用されやすい情報です。
●ひどい!実は有料で「完全削除」しても情報は削除されていない
もう少し検索すると、NHK以外でも報じていました。「従業員ではないが、我々の技術的業務に関わった人に違いない」として、ハッキングは内部の犯行と見られているとのこと。そして、盗まれた情報の中にはクレジットカード情報や住所・本名のほか、個人の性的嗜好まで含まれていたとされています。
(
「人生一度。不倫をしましょう」の不倫・浮気サイトがハッキングされ個人情報3700万人分がダダ漏れに - GIGAZINE 2015年07月21日 12時00分00秒より)
こっちの記事読んだらひどいこと書かれていました。前述の有料での「完全削除」なのですけど、「完全削除」じゃないじゃん!という内容だったのです。
<>Ashley Madisonには19ドル(約2300円)でプロフィールの
「完全削除」を行う機能があるのですが、この機能を使っても実際のところ情報はデータベースから完全に消えないため、削除されたユーザーも含めた、2014年からのユーザー情報がハッカーの手に渡っているものと見られています>
コンセプトから運営に至るまで何から何までひどいサイトですが、ジョエル・エリクソンCTOが「Avid Life Mediaはこれからも厳格で安全なビジネスを続けるでしょう」と語っている事からも、ウェブサイトなどの閉鎖などはない模様。そういう性格の人たちじゃなきゃこういう商売は始めませんわね。安定のクズクオリティです。
なお、日本人の利用者について検索すると、100万人だとか180人だとか言われています。日本人でもかなりの利用者がいますね。今回の件は不倫・浮気ですので、ざまぁ!とか自業自得とかと感じる人が多いかもしれませんが、当人らは気が気でないことでしょう。
●やばい!ラブホテル検索サイトで情報漏えい、一番大事な日に停止
2020/01/21:アシュリー・マディソンでも日本人がたくさん利用していたようですけど、今度は日本のラブホテル・レジャーホテル検索サイト「ハッピーホテル」の会員情報が漏えいした可能性があると発表されていたと知りました。USEN-NEXT HOLDINGS傘下でホテル管理システムなどを手掛けるアルメックスが運営しているサービスだそうです。
漏えいした可能性があるのは、メールアドレス、ログインパスワード、ハンドルネーム、誕生日、性別、都道府県市区町村までの住所のみ。報道時点では氏名、市区町村より先の住所、電話番号、クレジットカード情報、ホテルの予約者情報の漏えいは確認していないとのこと。
原因は2019年12月22日ごろに発生したサイバー攻撃で、システムの脆弱性が狙われた模様。また、これにより、12月24日にサービスを一時停止することに。ラブホテルはクリスマスイブが稼ぎ時でしょうから、最も需要があるときにサービス停止だったと思われます。攻撃した人は狙ってやったのではないか?と言われていました。
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