へそのゴマの話をまとめ。<「へそのごまをとると風邪をひく」は迷信 逆に取らなきゃダメ説>、<へそのゴマは掃除すべきか? 医者に聞いたら75%が否定>、<一見もっともらしい「炎症を起こすから掃除すべき」説だが…>などをまとめています。
2023/06/09追記:
●へそ掃除で逆に皮膚を傷つける?炎症・細菌感染を医師は懸念 【NEW】
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●「へそのごまをとると風邪をひく」は迷信 逆に取らなきゃダメ説
2015/7/27:
「へそのごまをとると風邪をひく」説は迷信! おへそは体臭、感染症の発生源、きちんとお手入れすべし|セルフドクターニュース|カラダにうれしいネタのサプリ(2015年02月02日 10:00)という記事では、へそのゴマを取らなくちゃいけないといった主張をしています。
<おへそは、きちんとお手入れしなくてはいけない部分です。
おへその汚れには、垢、ほこり、ローション、石鹸かす、汗、細菌など多くのものが含まれています。きちんとお手入れしていないと、くさいにおいを発することも>
●へそのゴマは掃除すべきか? 医者に聞いたら75%が否定
ところが…です。
「へそのゴマ」は取るor取らない?7割の医者の考えは… nikkanCare.ism / 2015年5月19日 19時47分によると、なん何とお医者さんに聞いてみたら、ほとんどの人が基本は放置で良いとおっしゃっていたといいます。全然言っていることが違うじゃん!という話ですね。
1位:基本的に放置し、必要(炎症の可能性が認められる、患者さんからの要請があった)時に除去する(73.7%)
2位:定期的に除去する(10.3%)
3位:積極的(垢が認められたらすぐ)に除去する(5.3%)
(医師専用サイト『MedPeer』が会員医師3,697人に行った「へそのゴマに関して」の調査)
●一見もっともらしい「炎症を起こすから掃除すべき」説だが…
最初のサイトは根拠もなしに言っていたのか?と言うと、違うんですよ。以下のように、一応もっともらしい理由は述べていました。
<へそのごまを溜めたまま放置すると、細菌が繁殖し炎症を起こす可能性があります。手入れを怠ると、菌が繁殖し、嫌な匂いを発し、また菌に感染してしまうこともあります。赤くて、かゆく、かさぶたのようなものが出来てしまいます>
さっきのアンケートでも15%ほどのお医者さんは除去すべきとしていました。実はこちらでも「ニオイの問題もありますし、放置は衛生上よくない」「定期的に除去しないために、炎症を起こして来院するケースも」と言っている人がいました。少数派ではあるものの、とった方が良いという人がいるようです。
では、なぜ圧倒的に多い75%近いお医者さんは違う答えを選んだのか?と言うと、飽くまで「基本的に放置」のためです。選択肢にあるように、炎症の可能性が出てくる場合には取った方が良いということなんでしょうね。
実を言うと、除去派のコメントでも「目に余るほどのゴマで早晩除去に難渋しそうなケースもあるので、ほどほどの間隔で取るべき」というのがあり、結局、これも問題になりそうになれば取るという考え。選択肢は別になっているものの、ほとんど似た考えの人が両方の選択肢に分かれているかもしれません。
また、基本放置派のコメントで気になったのは、「炎症が起きる人は少ないと思うのでその人だけ処置をすればよい」「炎症が起きるまで経過観察でよいのでは」としていたんですよ。一見もっともらしい「炎症を起こすから掃除すべき」説ですが、炎症が稀であるのなら、普段は神経質になる必要はないのかもしれません。
●掃除しようとして余計炎症になる可能性 それより良い方法は…
炎症を起こす可能性があるから掃除せよと脅していましたが、基本放置派の医師の中には、「さわるとかえって炎症を惹起することがあるので放置」すべきという気になることをおっしゃっている方もいました。素人が下手に掃除しようとすると余計悪化する…というのは、ありがちなものです。
ただ、共通しているのは、炎症になるまで放っておくのは良くないという点です。最初の記事は「掃除しろ」と脅かしているのは悪いですが、穏当な掃除方法も紹介。<意識して、おへそのシャワーを当てるだけでも十分にきれいになります。細菌、ほこりなど様々なものを洗い流してくれます>というやり方でした。
これは参考にして良いかもしれません。シャワーを当てたぐらいじゃ、おかしなことにはならないだろうと想像します。一方、もう一つ出ていた以下の方法は、やり方によっては体を傷つけるおそれがありそうです。怖いのでうちでは安易にすすめることはできませんね。自己責任でやってください。
<おへそが出ていない人は、週に1回くらいは、綿棒に石鹸や水をつけておへその中を掃除しましょう。入浴の際に石けんを含んだタオルを指に巻いておへそに突っ込み、クルリと回す、というだけでもOKです。おへそがでている人は、それが先天的なものだろうと、後天的なものだろうと石鹸を含ませたタオルで拭くだけで十分です。
ただし週に1~2回で十分。おへその下には腹膜があるので、あまり無理やりほじくったりすると、お腹が痛くなることもあるようです>
●マジでそんな方法良いの?「オリーブオイルでへそのゴマ取り」
その他にも二つ目のお医者さんアンケートの記事では、"オリーブ油で浮かせれば簡単に取れる"という除去方法だけ紹介していました。これも本当かいな?というやり方でびっくり。ここではそれ以上説明がなかったので検索すると、オリーブオイルを綿棒に浸してこするということで結局「綿棒」でしたわ。
とりあえず、私は穏当にシャワーでジャーを試してみます。というか、そもそも気になるほど黒くなってませんけどね。…と下書きしてから投稿するまでの間がだいぶありましたので、既に数回試してみました。もともとあまり黒くないってのもあるでしょうが、シャワーではどうもあまり取れている感じがありません。
前述のように下手なやり方して傷つけてしまう方がずっと怖いと私は思うので、皆さんも最初はシャワーからチャレンジすることをオススメします。
●へそ掃除で逆に皮膚を傷つける?炎症・細菌感染を医師は懸念
2023/06/09追記:へそのゴマで新しい話はないか?と検索。ただ、あんまりありませんね。出てきたのは結局最初のときお医者さんに聞いたというアンケートのPR記事
「へそのゴマは取るべきか」について、 7割以上の医師が、基本的に放置すると回答 PR TIMES / 2014年8月28日 16時15分でした。最初のときと重なりますが、一部の自由コメントを紹介しておきます。
基本放置派としては、「炎症が起きる人は少ないと思うのでその人だけ処置をすればよいと思います。(30代、在宅医療)」「感染等がおきなければ経過観察でよいのではと思います。(40代、一般内科)」という考えがベース。最初のときにも書いたように、以下のような逆効果な場合を指摘するコメントも多いです。
・さわるとかえって炎症を惹起することがあるので放置。(60代、循環器内科)
・臍のケアはあまりおこなわないほうが良いと思う。かえって細菌感染などのリスクがあると思われるためである。(30代、神経内科)
・除去が不潔に行われる、皮膚を傷つけることでむしろ感染を起こすことをしばしば経験しますので。(30代、神経内科)
10.3%という少数派であった「定期的に除去する」では、「臍炎で受診する患者を診る機会のある当科としては,定期的に除去してある程度きれいにしてもらうことを希望する。(30代、形成外科)」といった「臍」(へそ)の専門医(?)からの定期的な除去のススメがありました。
ただ、最初のときにも書いたように、「定期的に除去する」派も、基本はひどくならないうちに…というスタンスであり、常時とるべき!という過激派ではありません。以下のようなコメントからもそういったニュアンスがわかるでしょう。「定期的に除去する」派と基本放置派の境目は、意外に曖昧だと思われます。
・目に余るほどのゴマで早晩除去に難渋しそうなケースもあるので、ほどほどの間隔で取るべきと思います。(40代、消化器外科)
・定期的に除去していない方が多いため、感染を起こして悪化して、外来に来られる場合が多いです。(30代、皮膚科)
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