つい最近の話。深夜の公園で友達としゃべってて、小便がしたくなったから ちょっと離れた公園内のトイレにいった。何やら線香くさいなぁ・・と思いながら 用を足してトイレから出たら、上下スウェットで髪ぼさぼさの若いのかおばさんなのか よくわからない女が、水飲み場の台の上に赤ちゃんの人形を置いて、 その口に線香を焚いて挿していた。 人形は紙粘土か何かでドロドロになっていて、宇宙人みたいに見えた。 死ぬほどビックリしたが、周りの事なんて気にしない、と言った様子だったので 俺は回り道をして戻ろうとした。すると、その女が 「あの・・・・・・、あの子にお線香を上げてやってくれませんか・・・?」 俺はなぜか動けなくなり、顔だけ女の方を向けたまま固まってしまった。 黙っていると女が、体勢を低くして、両手を前に出しこっちへ向かって歩いてきた。 俺は必死で逃げた。 友人の所へ戻り、事情を説明しながら大通りまで疾走した。 次の日の朝、その公園へ行くと、無数の線香と線香の燃え滓が落ちていた。 |
ちょうど1年ほど前、4月採用予定の新卒者が見習い兼ねてアルバイトとして事務所に来た。 その内の一人(女性)が挨拶をしたあとトイレに行きなかなか戻ってこない 30分経っても帰ってこないので心配になり他の女子社員に見に行ってもらうと 個室が一つだけ鍵が掛かった状態でノックしても呼んでも返事が無いけどどうします? 仕方が無いのでその女子社員と俺ともう一人の男性社員とで見に行く事にした。 始めてはいる女子トイレにどきどきしたがそんな事言ってる場合じゃない 個室の前で呼びかけるがやはり返事は無い、何度も入るぞと言ってドアを開けようとするが 鍵が掛かっていてはどうしようもない、仕方なくバケツをひっくり返し乗りドアの上から覗き込むと その子が端の方でうずくまっていた、何かを握り締め震えているようだった。 声をかけてもこちらを見る事も無い、無理やり腰を曲げ手を伸ばしトイレの鍵を開け女子社員に入ってもらうと 私もう無理です、かばん持ってきてください今日は帰ります。と言うので帰ってもらった。 翌日電話で採用辞退を伝えてきたので了解し、書類関係があるのでもう一度来社するように言ったが 会社ではなくファミレスがいいとの事 その翌日ファミレスに行くと先日とは違い落ち着いた彼女が居た。 書類を一通り書いてもらい、最後に訳を聞くと言い難そうに話し始めた。 あの日初めて事務所に入った瞬間嫌な感じがした、挨拶をしてから席を案内され座ると、この席が嫌な感じの元だと思った瞬間 机の下に気配を感じ足元を見ると女の人が体育座りでうずくまってこちらを睨みつけて両足をがっちりとつかまれた。 見渡すと男性社員全員の机の下から同じ顔が社員を見上げていた そして女子社員の机の下には大量の髪の毛が動いていた。 そこで逃げ出しトイレでこのお守りを握り締めていたと言ってお守り見せられた くっきり手の型付いたお守りだった。 そう言うの見えるほうなの?と聞くと まぁ見えるほうだけどこんなに強烈なのは初めて、前にあの席に居たのはどんな人ですか?かなり恨みがあるみたいな顔でした。 そこで思い出したが、前にそこに居たのはA子、ごく普通の女子社員で何か問題があった訳でもなく、 希望退社を募った時に手を挙げ辞めていった人だった。 最後に彼女が言った、戻ったら事務所の床を調べて盛塩とこの御札を貼ってください。 社に戻ってもこんな話どう説明して良いか解らなかった。 上司には一身上の都合らしいとお茶を濁し 同僚の男性数人に夜残ってもらうように頼んだ。 まずその子が座った席の下を恐る恐る覗き込むが何もない、 な~んだと思いながら他の人の机の下を見ても何もない。 同僚からは何を探してるんだっけ?wと笑われた、その内一人が何気なくその子が座った席のカーペットをめくった。 なんかあるぞと言うのと同時にお線香の匂いがした。 事務所は今時らしくOAフロアになっていて、すのこの上にカーペットが敷いてある。 そのOAフロアの下に社員旅行の全員写真ありその上にお線香が乗っていた。 皆あわてて自分の席のカーペットをめくると、今度は女子社員だけの 集合写真にA子以外全員の顔に短い線香が突き刺さった写真。 女子社員の下からは髪の毛の巻かれた線香と赤く小さな文字で大量に恨みと書かれた紙 部長の席の下からは死ねばいいのにと乱雑に幾つも書かれた紙が出てきた。 困った事に触るのも怖い、どうするか悩んで結局教えてくれた子に電話した。 いっぱい出てきたと言うと それ直接触っちゃダメです、動かすなら長い箸に塩を振ってそっと袋に入れ 袋にも塩を入れて口を硬く縛って直ぐにお寺のお守りとか捨てる所にもって行ってください。 その通りにして同僚には口止めをした。 それから現在まで特に何かあったわけではないのでほんのりに |
もう何年前になるか、田舎のばあちゃんが亡くなった。 生前、ばあちゃんはよくうちに遊びに来ていた。 ある冬の土曜日、朝6:00頃目が覚めて一階のリビングに行くと三歳になる下の娘が一人で勉強している。 「一人で淋しくないの?」 と聞いたら、 「ばあたんもいるもん」 って。 え?って思い、どこにいるか聞くとリビング続きの台所らへんに微笑みながら、白い服を着ているらしい。 恐る恐る近くに行ってみると、ある部分だけ、 確かに線香とばあちゃんのにおいがする。 私はばあちゃんが大好きだった。でも、倒れたと連絡がきてから車で二時間、間に合わずに、ばあちゃんの死に目には会えなかった。 私は大泣きした。 だから会いに来てくれてると思った。少しうれしかった。 二三ヶ月後くらい、また娘が朝勉強していたから聞いてみた。 ばあちゃんはお母さんによろしくねと言って、上に行ってしまったらしい。 台所のにおいはもう無くなっていた。 |
半年前くらいにある先生Aが私と同じクラスのBが線香のにおいがすると私たち女子数人に相談してきました。 「・・っえ?」 私たちはすごくビックリしました。 意味が分からないしなんで?ってかんじで。私たちはそんなにおいに全く気づいてないし。とゆうかにおいがしなかったからです。 先生は昔から霊感が強いらしくよく霊なども見るそうです。 「Bくん・・なんかあったんかね?」 ってA先生が言いました。 別に最近身内が亡くなったわけでもないし線香の香水とかないでしょ・・って思ってました。 なのですごく不安だったです。恐かったんです。 なんで?Bくん・・死ぬの? とスゴク恐怖を感じていました。。友達がそんなの・・。 しばらく経ち、最近のことです。 まだBは元気に過ごしています。 あの線香のウワサはもう全くしていませんし忘れていた頃でした。 私の友達Cがこう言いました。 「あのね・・Bくんがね・・線香のにおいがするの!」 私はゾクッと本当にしました。 「うそぉ。。」 Cは霊感があるみたいでした。今まで全く気づいてなかったらしいですがラップ音や金縛りにもよく合うそうです。 普通の人も金縛りはあるかもしれませんがとにかく恐かったのです。 「本当なの!Bが近くにいるだけでもかなりにおうんだって!しかも・・B家全員線香のにおいがしたの・・ でね、昨日ね、夜その線香のにおいのこと考えてたらさラップ音がしたの。バシッバシッって! すごい恐くてふとんにもぐって寝ようとしたら唇がガクガク震えだして金縛りにあったの!! それで・・体の上見たら・・女の人の顔があったの・・。」 私は鳥肌が立ち、涙がにじんできました。 かなり恐怖でした。本当の話なんですから。 実際にこの話を聞いていたら本当に恐いはずです・・ また少し経って皆もうこの話は忘れていました。 しかしそんな話がたくさんありながらBはまだ普通に元気に過ごしています(^-^) その話をした、または霊感があり線香のにおいをにおった先生Aと友達C。 二人は今すこやかにお墓に眠っています・・・・・・ 線香 ピコ森より引用 |
ブログ内 | ウェブ全体 |
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ |