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任天堂のコロプラ提訴でホリエモン激怒 銭ゲバ・特許ゴロなどと批判


 コロプラの話をまとめ。<任天堂のコロプラ提訴でホリエモン激怒 銭ゲバ・特許ゴロなどと批判>、<ホリエモン批判でなぜか差別発言する任天堂ファンもゲスだけど…>、<知的財産に強い鎌田真理雄弁護士…コロプラの弁護士にマリオがいた!>などをまとめています。

 その後、<時間稼ぎしてたコロプラ、遅延損害金を50億円増額されて裏目に…>などを追記しました。

2023/08/22まとめ:
●位置ゲームの先駆者だったコロプラ、地域活性化で注目されてた… 【NEW】


●任天堂のコロプラ提訴でホリエモン激怒 銭ゲバ・特許ゴロなどと批判

2018/01/18:ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由で追記したように、任天堂がスマートフォン向けゲームを手掛けるコロプラの主力ゲーム「白猫プロジェクト」の差し止めと44億円の損害賠償を請求する訴訟を提起しました。

 コロプラは「任天堂の特許権を侵害する事実は一切ない」とした一方、任天堂は「タッチパネル上でジョイスティック操作をする際に使用される特許など5件が侵害されている」と考えていたようです。
(コロプラ、任天堂から「白猫プロジェクト」差し止めと44億円賠償の訴訟  :日本経済新聞 2018/1/10 15:55より)

 詳細がわからないのであちらでは何も書きませんでしたが、私は世間が言うほど任天堂を評価していないのでゲスいことをしている可能性も考えました。ただ、堀江貴文さんが以下のように任天堂にガチギレしていたので、逆に任天堂が正しいのかもという気がしてきました。


●ホリエモン批判でなぜか差別発言する任天堂ファンもゲスだけど…

 このホリエモンのツイートに対し、任天堂ファンが「任天堂叩いてる人はパクり大好きな民族なんだろうね」などと書いており、任天堂の方のファンのゲスさもいっしょに判明。ネットでパクり大好きな民族とされているのでは韓国人か中国人ですので、ここらへんの民族差別を行ったのだと思われます。


 また、ツイッターのハッシュタグ『#任天堂を許すな』が乗っ取りのような状態に、任天堂の良いエピソードだらけになるといったことも起きている模様。

 こちらは全然悪気ないのでしょうが、多数派の任天堂ファンによる、「白猫プロジェクト」ファンの蹂躙のようになっているという感想もありました。まあ、いじめ的なところがありますね。


●一番ゲスなのはコロプラ!任天堂の好意につけこんで他社に転売?

 任天堂ファンのゲスさは良いとして、任天堂が使用を容認していた特許をコロプラがパクって、なおかつ自分の特許にして売っているから怒ったという解説がありました。

 この説明が本当ならコロプラがゲスすぎてすごい…です。ただ、検索したところ信頼性の高い解説ニュースなどは見つからず。非常にもっともらしい説明なのですけど、残念ながら今のところは怪文書の域を出ていません。


●問題の一つは「白猫プロジェクト」の「ぷにコン」機能で間違いなさげ

 上記で出ている「白猫プロジェクト」における「ぷにコン」という機能が、問題となっていること自体はほぼ間違いない感じ。こうした問題の解説でお馴染みの栗原潔弁理士が、「タッチパネル上でのジョイスティック操作」関連の特許を調べたところ、該当は一つだったとしているためです。専門家が見ているので信頼性が高いでしょう。

 これは、任天堂がコロプラを訴えた根拠となった特許の番号を推理する 栗原潔 | 弁理士 ITコンサルタント 金沢工業大学客員教授 1/11(木) 0:52という記事で載っていた話でした。栗原さんはさらに、「白猫プロジェクト」をわざわざダウンロードしてプレイしてみたそうです。

 そこまでやってくれるっていうのには、頭が下がりまが、プレイした上で栗原さんは、「ぷにコン」は、"画面上の任意の場所をタッチするとそこが原点になり、そこからドラッグすることで仮想的なジョイスティック操作ができるというシンプルな仕組み"と説明していました。


●知的財産に強い鎌田真理雄弁護士…コロプラの弁護士にマリオがいた!

 ホリエモンネタ扱いのつもりで書き始めたのに、他の話ばっかりになってしまったのですが、「コロプラの弁護士にマリオがいた!」というのも話題になっていて、おもしろかったんですよ。


 ただ、上記の相手や事件名を見てわかるように、今回とは別件の過去のもの。さらに、それすら捏造という可能性があるのでいろいろ探してみたのですけど、元ページ不明でこれも確認できませんでした。とりあえず、同一人物かどうかは不明ではあるものの、鎌田真理雄さんという弁護士がいらっしゃるのは事実のようで、こちらは発見できています。書籍を出していらっしゃいますね。



 ちなみに鎌田真理雄さんは、<Field-R法律事務所弁護士。IT法務ほか、知的財産法務全般が中心業務。著書『著作権法コンメンタール』(共著)(勁草書房、2009)ほか。シンプルなアプリを好んで使います。iPhoneとAndroidの2台持ち>というプロフィールでした。ゲームアプリ関係に強そうな感じで、同一人物っぽさがあります。珍しいお名前ですしね。

 こういったときにはアマゾンのレビュー欄で茶化されることがあるものの、私が見た時点では真面目なレビューのみ。レビュー欄でのいたずらはやめてくださいね。


●やっぱりコロプラは悪?アプリセールスランキング操作でも批判

2020/02/18:裁判ウォッチを読んでいると、どうもコロプラはだいぶ無理筋だったようで、時間稼ぎしかしていないようでした。ここらへんの話はちょくちょく追記するつもりでいたのに忘れていましたわ。しかも、今回も別件での追記。<コロプラ、「最果てのバベル」4月に終了へ 昨夏に“セルラン操作”で批判集める ITmedia NEWS / 2020年2月14日 19時45分>というニュースが出ていた件です。
https://news.infoseek.co.jp/article/itmedia_news_20200214134/

 コロプラのゲームアプリ「最果てのバベル」ではは2019年夏、コロプラの役職者を含む社員2人(当時)が取引先に依頼し、850万円相当の有料アイテムを購入させていたことが判明。リリース当時、新作の不調が続いていたため、最果てのバベルをヒットさせるために不適切な取引に踏み切ったとされています。このアプリがついにサービス終了というニュースでした。

 この件は飽くまで別件であり、任天堂との争いとは無関係です。ただ、悪いことをやっている人は、別の悪いこともやっていることが多い…ということは、経験的に理解できるだけでなく、研究なんかでも一部示されているんですよね。差別や論点ずらし・批判回避のための反論に利用されかねない話なので、注意が必要な知見なんですけど…。


●時間稼ぎしてたコロプラ、遅延損害金を50億円増額されて裏目に…

2021/04/23:コロプラ、任天堂による『白猫プロジェクト』特許訴訟の損害賠償請求金額が96億9900万円に増額されたと発表 - ファミ通.com(2021.04.21 17:19)というニュースを見て笑っちゃいました。そもそも2月に5億5000万円から増額し、49億5000万円の損害賠償請求となったばかりだったとのこと。今回だけで47億4900万円も増えました。どんどん増額しています。

 コロプラは今後の見通しとして、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です」とコメント。これは、前回の増額と同様のコメントだそうです。一方、任天堂は増額の理由について「本件訴訟の提起後の時間経過等によって請求金額を追加したというもの」としていました。

 ファミ通.comの本文ではちょっと乱れている感じのところがあってわかりうらかったんですが、どうも損害賠償請求及び遅延損害金といった言い方みたいですね。つまり、遅延分の金額が大きいということなのでしょう。この金額が高すぎると却下されることもあるでしょうが、前述したようなコロプラの時間稼ぎ作戦が裏目に出た可能性を感じさせます。


●位置ゲームの先駆者だったコロプラ、地域活性化で注目されてた…

2023/08/22まとめ:コロプラを最初に知ったときの話をこちらにまとめておきます。

2011/5/9:おもしろいと思った<有田焼の老舗を救った携帯ゲーム>(日経ビジネスオンライン 井上 理)という記事は、2009年12月22日というだいぶ前のもの。ただ、書くのが面倒で放っておいたら、えらく時間がかかってしまいました。180年前の天保元年に創業された有田焼の老舗「しん窯」の話です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091217/211712/

 「しん窯」では2009年6月から遠方からの客が突如月100人以上増加。売り上げの3割を占める即売所の月商も3割ほど膨らみました。この直前までのしん窯での売り上げはピークの3分の1以下。小学生や中学生の見学を進んで受け入れており、希に窯が賑わうことはあったものの、普通に買い物をしてくれる客は月に10~20人程度まで落ち込んでいたといいます。

 「しん窯」に限らず、約400年の伝統を誇る日本を代表する陶器、有田焼自体の状況が芳しいものではない状況でした。景気の悪化とともに巷には中国製の安い陶器が溢れ、旅館やホテル、飲食店など業務用の需要も低迷の一途を辿ります。2008年、有田焼主要企業の売上高は、バブル期のピークの4分の1、約65億円まで落ち込み、伝統を守り切れず廃業する窯は、後を絶たないそうです。

 しかし、それが冒頭のような客の入り。人で溢れかえる店内。飛ぶように売れていく焼き物。バブル期でもこんな光景を見たことがないとのこと。2008年来の経済危機の影響で、百貨店など流通経由の売り上げは激減していたものの、新たなの客が増えたことで助けられました。

 では、この新たな客とカネを運んだのは、どこだったのか?と言うと、それは「メディア」です。しかし、それはテレビでも、新聞でも、雑誌でもなく、携帯電話のゲームという「メディア」でした。コロプラ(2009年当時はほぼ無名。その後別のゲームのヒットで大ブレイク)という20人ほどのベンチャーが運営する「コロニーな生活☆PLUS(コロプラ)」という携帯電話向けゲームがあり、「しん窯」を訪れたツアー客は全員、このゲームの熱心なユーザーだったそうです。

 コロプラというゲームは携帯電話のGPS(全地球測位システム)機能や基地局による位置情報を活用した、「位置ゲー」と呼ばれるジャンル。無料であり、2009年12月時点の登録会員数は約65万人。このゲームの目的は、水や食料などの資源を配置したり、様々なアイテムを使って、「コロニー」と呼ばれる自分の島を発展させることです。

 そして、ポイントとなるのが、ここで他人に差をつけるアイテムは仮想通貨で購入する必要があるということ。仮想通貨の稼ぎ方としては、一つが移動。位置情報を登録すると、現在の位置情報と前回の位置情報から移動距離が算出され、1kmあたり1仮想通貨がもらえます。

 さらに、重要なポイントがもう1つ。ゲームにアクセスした、現実世界のその場所でしか購入することができない、ご当地のお土産アイテムがあるのだそうな。例えば、北海道全域でアクセスすれば「カニ」を、札幌市内では「時計台の写真」を、夕張駅付近では「夕張メロン」といった感じです。

 そのご当地アイテムの数は約700種類で、いかに多くのお土産を集めるか、制覇するかが、ユーザーのあいだで流行っており、仮想通貨を使った売買の対象にすらなっているとのこと。そして、このお土産の1つというのが、しん窯にもあり、現実世界で自分や友人へのお土産を買うと、コロプラという仮想世界でもレアなお土産を得られるという仕掛けでした。

 この仕組みを導入した商店や企業は地方を中心に全国約30カ所まで増え、軒並み売り上げを伸ばしているそうです。日光を代表する銘菓「甚五郎煎餅」で有名な栃木県日光市の石田屋は、秋の行楽シーズン、ケータイ片手の若者で行列ができるほど賑わったとのことですし、秋田県大潟村、八郎潟の干拓地にあるケーキ屋「野の花シフォン」は、県外から1カ月で200人以上ものユーザーが押し寄せ、月商が3割ほど上がったということです。

 かつて、検索連動型広告の黎明期に、地方の商店が救われたという話が話題となったことがあり、この話も一見それと似ているように見えるのですが、似て非なるものだと記事では言います。「検索連動型広告」とコロプラのアイテムによる地域活性化の違いとしては、以下のような点が挙げられていました。

 1.レア土産は、広告の機能を果たすが広告ではない。
 2.ゲームのアイテムとして練り込むことで、何らその商品に興味のない潜在顧客に対して、自然と商品の知識を与えることができる。
 3.移動を基軸とする位置ゲーだからこそ、衰退に悩む地方だろうが、商店があるその場へと消費者を誘うことができる。

 ”つまり、仮想世界から現実世界の特定の場所へとユーザーを連れ出すことができる「パワー」を持った、実にユニークなメディアなのだ”としていますが、3は特にユニークですね。移動そのものが目的となっているために、確実に顧客を呼び込むことができます。これは従来型の広告だと、真似が難しい点でしょう。

 このツアーは、大手情報サービス業のリクルートが企画・催行したもので、近年、宿泊旅行者数、延べ宿泊数ともに微減傾向にある国内旅行需要の、特に落ち込みが激しい20歳から34歳の若年層に向けた観光産業の活性化策の1つだったようです。「位置情報を利用する『ジオメディア』は、地域活性や観光産業とのシナジーが高い」 との読みでした。

 さらにJR九州はコロプラ内に特設のイベントゲーム「九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅」を用意し、JR九州管内の50駅、それぞれの場所で位置登録をして、地図上の駅を塗りつぶすゲームで、訪れた数が多いほど、レアなアイテムがもらえるという「コロプラ★乗り放題きっぷ」を発売。 このように大手企業からも注目されているコロプラですが、これは新たな広告モデルと言って良いようです。

【従来型の広告】
・潜在顧客の注意を引き、興味関心を持ってもらうこと。その後は、サンプル品の配布などの販売促進や小売店での値引きといった個別対応。その広告を潜在顧客が見たかどうか、影響されて買ってくれるかどうかは、神頼み。
・広告料金:メディアパワー=視聴者や読者(潜在顧客)の数で、パワーが大きいほど、より高額な広告料金。
・広告業界に根付く、古典的な「AIDMA(アイドマ)理論」:Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲望)→Memory(記憶)→Action(行動)

【コロプラが示したモデル】
・潜在顧客の注意を引き、興味関心を持ってもらい、商品を欲しいと思わせ、移動させて、買ってもらうという、消費行動の上流から下流までを垂直統合したもの。
・広告料金:広告主はモノが売れた時点で代金を支払う。
・「新AIDMA理論」:「Memory(記憶)」を「Move(移動)」に置き換えて、Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲望)→Move(移動)→Action(行動)

 リクルートのツアーの事後アンケートでは、92%が「満足」「大満足」と回答するなど評判は上々。また、ギャル風の女性客は「最初はアイテム狙いだったけど、参加して良かったよねー。陶器とか可愛かったし。楽しかった。また来たい」と記者に話していたとのこと。こうやってみんなが満足できるのですから理想的な話。アイデアがあればまだまだこんなこともできるのだと、思い知らされた事例でした。

【本文中でリンクした投稿】
  ■ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由

【関連投稿】
  ■情弱バカにしていたホリエモン、ハリボテ宇宙船で56億円詐欺られる?
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