2015/9/13:
●バカボンのパパの名前(本名)は?苗字「バカボン」名前「パパ」説
●怪しいとされていた「田中田フチオ」説、オフィシャルだと…
●表札の「バカボン」は嘘…まさかの「本名ははない」説が正解?
●バカボンのパパと似たムーミンパパたちの名前(本名)の謎
●スノークなども種族名で呼ばれる!ポケモンの世界もムーミンスタイル?
●バカボンのパパの名前(本名)は?苗字「バカボン」名前「パパ」説
2015/9/13:「バカボンのパパ」などについての話を今回はやります。最初、
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?といっしょにやろうと思っていたんですが、あんまり関係ないかなと思ったので別にした話でした。
バカボンのパパというのも妙な名前ですよね。バカボンがいなければパパではないですし、第一子供の頃はパパと呼ばれていたはずがありません。で、
バカボンのパパ - Wikipediaを読むと、「名前」という項目がありました。
こちらによると、名前は不明。ただし、アニメ第1作の第1話で警官から姓名を尋ねられ、「バカボン」と答えています。このときの新居の表札は「バカボン」でもありました。さらに、第2作ではママが電話に出たときに「バカボン家です」と応対していたそうです。
また第4作では背広の注文書の氏名欄に「パパ」と書かれていて、電話では「バカボンのパパなのだ」と名乗ります。こうなると、「バカボン」が苗字で、名前が「パパ」であるように思えます。ただ、さらに、以下のようにいろいろとあって、よくわかりません。
<本名は「みんなそろってフチオさん」で「田中田フチオ」(たなかだ -)と自分で言っているが、田中フチオ・中田フチオ親子(義理の親子?)と共におまわりさんをからかっているように見えているので、かなり怪しい。『元祖天才バカボン』ではおまわりさんに「三丁目のバカ田さん」と呼ばれたことがある>
ライターの豊福きこうさんは著書『天才バカボンのパパ「国会で細川総理が決めたのだ!!」宣言』で、バカボンの家の表札の分析から父、長男とも姓名なしの「バカボン」で、区別するために父バカボンを「バカボンのパパ」と呼ぶのはないかと推理しているそうです。
●怪しいとされていた「田中田フチオ」説、オフィシャルだと…
「おまわりさんをからかっているように見えているので、かなり怪しい」とあった「田中田フチオ」。ノリがあれなのでこれも本気かどうかわかりづらいですが、オフィシャルサイトでは以下のように一応、完全否定の文面ですね。
Q バカボンのパパの本名が田中田フチオと聞いたことがありますが、本当ですか?
A 確かに「みんなそろってフチオさん」のなかで、パパが「田中田フチオ」といっている場面がありますが、これはいつものように目ン玉つながりのおまわりさんをからかっただけです。パパお得意の冗談です
(
よくある質問 | 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!より)
●表札の「バカボン」は嘘…まさかの「本名ははない」説が正解?
ところが、オフィシャルサイトでは、実はWikipediaでは否定していなかった苗字がバカボン説までも否定していたのです。
Q バカボン一家の苗字を教えてください。一家の家に「バカボン」という
表札がかかっているのを見たことがありますが、「バカボン」が苗字ですか?
A バカボン一家に苗字はありません。表札に「バカボン」と書いてあるのは、バカボンが迷わないで帰って来られるように、というママのやさしさです。
Wikipediaでは、"フジオプロのサイトでの質問コーナーでは「そんなもの(本名)はないのだ」と記されている"とありましたが、出典が未記載でその記述は確かめることができませんでした。ただ、この流れからすると、本名は明かしていない、設定していないと考えた方が良さそうです。
●バカボンのパパと似たムーミンパパたちの名前(本名)の謎
バカボンのパパとともに私が不思議だったのが、ムーミンパパ(&ムーミンママ)です。こちらも同じく息子がムーミンで、父がムーミンパパ…と思って、Wikipediaを見ると、息子の方はムーミントロールと記載してありました。
トロールはトロールという怪物みたいな妖精がいます。これは北欧の伝承ですからそれが由来だろうと思ったら、実際そのトロールから来ているようです。
ムーミンの登場人物 - Wikipediaでは、以下のように書いてあります。
<「ムーミントロール」という名前は、北欧の伝説に現れる妖精トロールからとられている。実際には「ムーミン」という名前は妖精の種族を表すようだが、童話での「ムーミントロール」は主人公の名前として使われている>
同じサイトのムーミンパパの説明はこちら。名前についてはあまり突っ込まれていませんでした。ムーミンママではもっと説明がないので、そちらは省略。
<ムーミントロールの父親。妻はムーミンママ。(中略)
航海の後、嵐の海岸で助けた女のムーミン(のちのムーミンママ)との間に生まれたのがムーミントロールである。(中略)
子供の頃は「ムーミン」と呼ばれていた(『楽しいムーミン一家』のみの設定)>
●スノークなども種族名で呼ばれる!ポケモンの世界もムーミンスタイル?
ムーミンの話は他でも名前が設定されていないものがあります。たとえば、"スノーク族というムーミン族とは似ているものの異なる生き物の兄妹"は、兄がスノークで、妹がスノークのお嬢さんとなっています。
ムーミン谷の住人では、ヘムレンというのもいますが、"ヘムル(スウェーデン語:Hemulen)は個体名でなく種族名で、ヘムレン(hemulen)は「そのヘムル」という意味"と説明があります。このヘムレンにいたっては、"原作小説の物語中に複数の「ヘムレンさん」が登場している"という困ったことになっていました。
変な気がしますが、そういえば、ポケモンのピカチュウも種族名なのに「ピカチュウ」と呼ばれています。私はむしろピカチュウなどのモンスターが固有の個体ではなく、たくさんいることを気味悪く感じましたが、まあ、考えてみると動物みたいなものなら同じようなのがいっぱいいて普通ですね。
でも、名前の話に戻してしまうと、ムーミンを「ムーミン」、ピカチュウを「ピカチュウ」と呼びかけるように、犬に対して「犬」、猫に対して「猫」とは呼びかけませんからね。結局、妙な感じがあります。
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