2020/08/31:
●まさか!?プーチン大統領はITオンチで危険なWindows XPを使用?
●プーチン大統領がサポート終了のWindows XPを使っていた理由は?
●まさか!?プーチン大統領はITオンチで危険なWindows XPを使用?
2020/08/31:Windows XPは2009年4月にメインサポートが終了し、2014年に延長サポートも終了。このようなOSを使い続けることは危険で、Microsoftはセキュリティのリスクやウイルスにさらされる可能性が高くなると注意を促しています。しかし、2019年11月時点でもWindowsユーザーの1.29%がWindows XPを使い続けていることがわかっていました。
そして、あのプーチン大統領もこのような危険でアホな行為をやっている…と報じられていてびっくり。何かの間違いではないかと思いましたが、とりあえず、ロシアのオンラインニュースメディアであるOpen Mediaは、ロシア大統領府が公開したプーチン大統領の写真にPCモニターが映り込んでおり、その画面がWindows XPのものだと指摘していました。
クレムリンにある官邸でプーチン大統領と会談するロシア連邦中央銀行のエリヴィラ・ナビウリナ総裁の写真にもPCモニターが映り込んでおり、公邸書斎でのものと同じ画面が表示されていることもわかっています。
●プーチン大統領がサポート終了のWindows XPを使っていた理由は?
私は何かの誤解である可能性を考えたのですけど、Open Mediaは、本当にXPを使い続けているという理由を説明しており、これが説得力あるものでした。まず、ロシアでは、2016年に発効された命令により、政府関係者が自由に使用できるのは情報主権の関係でFSTEC(ロシア連邦技術・輸出管理局)による認定を受けたソフトウェアのみとなっているというのがポイントです。
そして、Windows XPは政府機関での使用が認められた最後のWindowsであり、Windows 10では機密情報が一切扱えないとのこと。おそらくロシアは敵国であるアメリカのOSを使わない方針にしたものの、すでに使われていたOSだけはそのまま認めたのだと思われます。
ただ、そうであっても、新しいロシア製OSあるいは、アメリカ製以外を使えるのでは?とも思いました。ところが、これがまたダメ。ロシア政府は2017年から、政府機関での運用を視野に入れてロシア国内で開発されたAstra Linuxにシステムを移行しようと考えていたそうですが、2018年2月には「Astra Linuxへのシステム移行は時期尚早」と見送りの判断を下したことが報じらています。
ロシアの民間のITレベルは非常に高いと言われているのですが、政府は低レベルすぎて驚きました。また、実際、プーチン大統領もITオンチなようで、Open Mediaは、プーチン大統領はかねてよりインターネットやスマートフォンをほとんど使わないと公言していることも紹介しています。意外にしょぼい国ですね。
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