「ネーミングセンスくそダサい選手権」ということで、いろいろまとめる予定。今は<日本一悪い駅名はどれ?>、<金沢の「弁当代行」サービス、名前を「ダイベン」にしてしまう>
冒頭に追記
2022/03/18追記:
●金沢の「弁当代行」サービス、名前を「ダイベン」にしてしまう 【NEW】
2021/11/26追記:
●ネーミングセンスくそダサい選手権 日本一悪い駅名はどれ?
●金沢の「弁当代行」サービス、名前を「ダイベン」にしてしまう
2022/03/18追記:<代わりに弁当つくります 金沢で「弁当代行」サービス始まる>(HAB北陸朝日放送)というニュースは、2022年3月15日でしたが、3日後にはすでに消えていました。地方のテレビ局のニュースは消えるのがもともと早いです。ただ、今回は誤報で消えたんじゃないの?と心配になるものでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08be45b7e5f3ae8de904a9bf9968eacda92ed089
内容そのものは、<朝練や習い事、夜おそくまでの学習塾。頑張る子どもたちのために、毎日、お弁当を作ってあげたいけどいろいろな事情でなかなか満足に作ってあげられない>という親の<声を「代弁」する気持ちで、手作りのお弁当を代わりに作ってくれるサービス>ができたといういたって普通のニュースです。
ところが、サービス名が誤報じゃないの?というものだったんですよ。おそらく「代行弁当」の略だと思われますが、「DAIBEN」という名称。大便と同じで、食べ物のサービスに不向きな名前で本当かよ?というサービス名です。エイプリルフールの2週間ほど前なのですが、エイプリルフール的なニュースでした。
これが誤報でなかったとすれば、敢えて話題性を狙ってとか、ネタ的にとかで、意図してつけた名前なんだろうと思います。たまたま気づかずにつけたってことはないでしょう。ただ、弁当代行を頼む層が好みそうなネタじゃないですし、やはりイメージが悪いです。内容は悪くないだけに、もう少し考えてほしかったですね。
●ネーミングセンスくそダサい選手権 日本一悪い駅名はどれ?
2021/11/26追記:過去に書いた全く読まれない「そのネーミングセンスはどうなの?」という趣旨の投稿をどうしてやろうか?と悩みました。で、ネーミングセンスが悪いシリーズとして模様替えすることに。
必要ない英語・カタカナ用語使ってテプラ地獄 佐藤可士和セブンカフェなどと似た方向性ですね。
模様替えのために追記する話はどれにしようか?と検索して出てきた中では、
高輪ゲートウェイだけじゃない…マツコがネーミングセンスにダメ出し3連発「超ダサい」― スポニチ Sponichi Annex 芸能[ 2018年12月17日 18:08 ]という記事が良さげ。記事では、「高輪ゲートウェイ」以外に、「品川シーサイド」「天王洲アイル」「東京テレポート」という駅名が登場。個人的には「東京テレポート」が優勝だと思いました。
<タレントのマツコ・デラックス(46)が17日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MXの「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)に生出演。カタカナの入った東京都内の一部駅名を「超ダサい」とぶった斬った。
番組では、JR山手線の新駅名に決まった「高輪ゲートウェイ」について特集し、ネーミングのプロや鉄道マニアに取材。(中略)
そして、一部にカタカナが入った東京都内の駅名について話は飛び火。東京臨海高速鉄道「りんかい線」では「品川シーサイド」「天王洲アイル」「東京テレポート」と3駅連続でカタカナの入った駅名が続くが、「そもそももうカタカナ良くない?」という鉄道マニアの意見にマツコは「分かるわー!超ダサい」と感服>
●70年前のセンス…安倍首相が言い出した「1億総活躍社会」が不評
2015/9/25:
首相 「1億総活躍社会」担当大臣新設へ NHKニュース(9月25日 6時04分)というニュースが入ってきました。私は何より内容的によくわからんなと感じたのですが、ネット的には主にネーミングがダサすぎると話題に。
<安倍総理大臣は24日、自民党総裁への再選が正式に決まったことを受け、今後の政権運営について「目指すは『1億総活躍社会』だ」と述べ、希望を生み出す 強い経済、夢を紡ぐ子育て支援、それに安心につながる社会保障の新たな「三本の矢」で、誰もが活躍できる『1億総活躍社会』の実現を目指す考えを表明しま した。
安倍総理大臣としては、アベノミクスの成果を国民全体が感じられるよう、子育て支援や社会保障に集中的に投資することで「1億総活躍社会」を実現したい考えで、具体策の実行に当たる担当大臣を、来月の内閣改造で新たに設置する意向を固めました>
はてなブックマークが不評なのは、まあ、仕方ないでしょう。
“意訳「女子供老人もみんな働け」”(mizti 2015/09/25)
“うわ、気持ち悪い…”(azumi_s 2015/09/25)
“やっぱり「1億総火の玉社会」と読んでしまう。「1億総火の玉社会担当大臣」w。誰やるの?”(nashika-ryo 2015/09/25)
“国家総動員。一億火の玉。”(scopedog 2015/09/25)
“「欲しがりません勝つまでは」に容易に変質しそう。”(hamajaya 2015/09/25)
“3本の矢から1億総鉄砲ダマに…”(bigburn 2015/09/25)
“これはツッコミどころ?”(tea2ka 2015/09/25)
“一億総Shine!国民全員Shine!”(IkaMaru 2015/09/25)
ただ、
Ceron.jp - 首相 「1億総活躍社会」担当大臣新設へ NHKニュースで見たツイッターの反応も概ね不評でした。ツイッターは右派色の強いところなので、ここですらダメってのはよっぽどですね。相当評判が悪いようです。
国家総動員法 /いかれるまぐろうさぎ(@miruna)
「進め一億火の玉だ」というわけですね。Ơ̴̴͡.̮Ơ̴͡ ふーん(@superesk)
資本主義経済戦争に学徒動員まで始めるって言っているみたい。物理的な戦争が経済に置き換わっただけで、実は70年前の歴史を繰り返している様な気もする。 /sakamata(@sakamata)
下がった支持率を取り戻すために「何かやってる感」演出に必死だな…>>tomo_hiko(@tomo_hiko)
虚構新聞、虚構になっていないじゃん、と突っ込もうと思ったら、虚構じゃなかった・・・ほとんど鏡の国のアリスの心境・・・・>>>conejo negro(@akasukepon)
名前見ても具体的に何をやるのかさっぱり伝わって来ない。実質お手上げ宣言みたいなモンじゃないのかこれ。しかし「進め一億火の玉だ!」みたいなネーミング…SHINE! /歩く配慮事項さん 10/9-13関西(@KamPinTang)
70年前のネーミングセンス。慶(@Makeinushugi)
●過去には「進め一億火の玉だ」「一億玉砕」「一億総特攻」のスローガン
直接的な元ネタは「一億総中流」じゃないかと、個人的には思いました。ただ、反応で多かったのは、「進め一億火の玉だ」でした。他に「国家総動員法」という連想もありましたね。後で読み直していて思いましたが、「一億総中流」は状況の分析であり、結果。「1億総活」の使われ方は、「進め一億火の玉だ」「国家総動員法」などの方がずっと近いかもしれません。(後半は、2015/10/23追記)
進め一億火の玉だ - Wikipedia<「進め一億火の玉だ」(すすめいちおくひのたまだ)は、第二次世界大戦中に大政翼賛会が掲げたスローガンの一種、及びそれを題材とした軍歌>
<作詞は大政翼賛会が作曲は長妻完至が担当している。歌詞やタイトルから戦争末期を思わせるが、日米開戦翌年の1942年に作曲されている。なお「一億」とは当時日本が統治していた台湾や朝鮮の人口をあわせた数である>
私はそれよりも「一億総玉砕」という言葉が思い浮かんだのですが、Wikipedia見ると「総」はつかないみたいですね。代わりに「一億総特攻」ならありました。
玉砕 - Wikipediaでは、戦局が絶望的となると、軍部は「本土決戦」を主張し、「一億玉砕」や「一億(総)特攻」、「神州不滅」などをスローガンとしたとして、以下のような説明をしていました。
<1944年(昭和19年)9月、岡田啓介は「一億玉砕して国体を護る決心と覚悟で国民の士気を高揚し、其の結束を固くする以外方法がない」と主張した[6]。1945年(昭和20年)4月、戦艦大和の沖縄出撃は、軍内の最後通告に「一億玉砕ニサキガケテ立派ニ死ンデモライタシ」(一億玉砕に先駆けて立派に死んでもらいたい)との表現が使用され[7]、「海上特攻」または「水上特攻」とも呼ばれた>
●「1億総活躍社会」と「新三本の矢」…右派の三橋貴明も批判
他にツイッター検索もかけてみました。で、一番気になったのが、右派の三橋貴明さんが批判していたこと。三橋さんはあっち行ったりこっち行ったりするので、よくわからなくなってきたんですが、今はまた安倍首相批判に回っているんですね。前は一生懸命尻尾振っていたのに…。
タイトルからして辛辣な
アベノミクスの終わり 前編|三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba(2015-09-25 08:47:46)では、「誰もが活躍できる『1億総活躍社会』」を「恐ろしく抽象的」と批判していました。
また、新三本の矢『希望を生み出す強い経済』『夢をつむぐ子育て支援』『安心につながる社会保障』も<何を言っているのか、よくわかりません。数字も具体的な政策もなく、「こうなったらいいなあ」という願望を述べているに過ぎず、こんなものは政策でも何でもありません>と一刀両断しています。
「1億総活躍社会」のネーミングのダサさについ目を奪われてしまっている状態ですが、「新三本の矢」の方がひょっとしたら重要かもしれません。これだと以前の「三本の矢」の路線が捨てられたように見えてしまいますからね。三橋貴明さんがご不満な理由の一つも、以前の「三本の矢」路線が忘れられた格好になっていることじゃないかと思われます。
【本文中でリンクした投稿】
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