Appendix

広告

Entries

仕事を休むことが大切な理由 経営者は休憩時間を軽視しすぎ!


 それほど古い投稿じゃないんですが、今回のものは2015/1/29の休むのも大事な仕事 長時間労働で労働生産性低下や職務規定違反増加の訂正・追記した書き直したものです。


●仕事を休むことが大切な理由

 ペンシルバニア大学ウォートン・スクールのヘンチェン・ダイさんらは、病院における手指衛生について調査を行いました。(疲労が溜まると職務規定違反が増える | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー(2015年01月08日 グレッチェン・ガベット)より)

 手洗いは感染リスクを減らすうえできわめて有効であり、ルール化されているのですが、大多数の従業員はこのルールをまったく順守していません。研究はこのルールの破り方について調べたのです。

 調査してみると、この手洗いルールはただ単にいつも守られないのではなく、一定の法則があることがわかりました。ルールの順守する回数は、単一のシフト内で、明らかに低下していくのです。

 "勤務時間が長引いてさらに仕事の負荷が多い状態"では、"手洗いの頻度はいっそう低下"することも確認できました。つまり、単に時間が経つと低下するというだけではなく、「疲労の蓄積」度が重要なのだと想像できます。

 さらに「疲労の蓄積」が重要であろうというのは、多忙なときはたとえ短時間であっても著しく低下することからも確かめられました。


●休憩を取れば、ルールを守る可能性は上昇

 研究でわかったことをまとめると、簡単に以下のようになります。上記の内容に、休憩による回復効果が加わりました。

・勤務時間が長引くにつれ、従業員は「職務規定」(サービスの質や信頼性、安全性を保つために組織が設けている作業標準。病院でいえば手洗い励行など)を次第に順守しなくなる。

・職務規定の無視は、「仕事の負荷」(仕事の量や頻度、緊急性、難易度が高まることで生じる大変さ)の増大によって、あるいは多くのシフトを通しで働き続けた後に、いっそう顕著になる。

・シフトの合間に休憩を取れば、作業に戻った時に職務規定を順守する傾向が高まる。


●当たり前のように感じる休憩時間の大切さ でも、経営者は休憩時間を軽視しすぎ

 この話は当たり前といえば当たり前です。では、こういった当たり前のように見える人間の特性を十分に考慮した対策が、様々な現場でなされているか?と言うと、そうとは言えないでしょう。

 対策というのは何も難しいことではなく、休憩を取ればいいという簡単なものなのですが、多くの職場では疎かにされていると思われます。疲労の蓄積に応じた柔軟な休憩時間を提供している会社なんて話は、あまり聞いたことがありません。むしろ規定時間以外の休憩は、サボっている!と敵視されがちです。

 "今回の調査結果によれば、シフトの合間に休憩をはさむと順守状況が大きく改善し"ました。それだけでなく、"従業員がより長時間にわたって勤務した後に、より長い休憩を取った場合に改善が顕著だった"こともわかっています。


●長い労働時間で労働生産性も低下

 また、長時間労働で労働生産性が低下するというのも、よく聞く話です。これは、今回の職務規定違反という話はちょっと視点が違っている気がするものの、やはり研究で確かめられている感じです。

 疲労が蓄積すると、"本来の職務のみに強く集中するようになり、二次的な作業に向ける注意はいっそう低下する"といった説明がありました。


●疲労が溜まりきる前の早めの休憩が大事

 上記では、疲労が蓄積したら休憩という話でした。ただ、精神的な疲労がたくさん蓄積してしまう前の、かなり早い段階で休憩した方が効率的だという、なかなか変わった研究もあります。これが、今回新たに見つけて追加したかった記事です。
休憩を取るのに最適な時間は午前中かも? | ライフハッカー[日本版] 2015/09/15, 11:00 am Patrick Allan(原文/訳:コニャック)

環境作家のEmily Hunter氏と科学者のCindy Wu氏は、就業時間中の休憩について900以上の調査を分析し、その研究論文が学術誌『Journal of Applied Psychology』に掲載されました。休憩というのは、就業時間中に仕事と関係のある作業を要求されない、または期待されない公式および非公式の時間だと考えられています。つまりランチタイムやコーヒーブレイク、同僚との交流、また個人的なEメールを作る時間だと考えてください。

先の研究結果が示すのは、精神力を使い果たす前に休憩を取り、リフレッシュして心身を回復するほうが良いということです。Hunter氏は以下のように説明しています。
私たちが発見したのは、働く人々は昼食前の午前中に休憩を取るべきだということです。1日の時間帯の中で、午前中に休憩を取ることがもっとも心身の回復に効果的だったのです。精神力は、1日を過ごす中で減少していきます。午前中に休憩を取ると、午後よりもダメージが少なくて済むのです。

●休憩時間軽視のリスクは、ブラック企業の利用を消費者が避けるべき理由にもなる

 美味しい100円回転寿司チェーンとヤバい回転寿司店の見分け方では味がマズイだけでなく、衛生面でも悪そうな回転寿司屋の話が出てきました。この回転寿司屋は名前が出ていなかったものの、ブラック企業と名高い某社のことではないか?と言われていました。

 ここはあまりヒントがなかったので実際にその会社かどうかはわからないものの、今回の話と考え合わせるとありそうな話ではあります。

 今回の話や従来の知見では、長時間労働などで疲労が蓄積するとミスが多くなったり、ルールを守らなくなったりするという話でした。

 これを逆にしてみると、ミスが多かったりルールを守らなかったりする会社は、労働者への負担が大きすぎるブラック企業の可能性がある…となります。

 ブラック企業と名指しされた企業については、イメージ悪化や悪行に加担したくないといった心理で消費者が避けることがありますが、これらに加えて衛生面や安全面から考えても賢い行動と言えるかもしれません。


 関連
  ■健康経営のSCSKの残業の減らし方 残業しない人にも残業代を支給
  ■これが日本の社畜だ!サービス残業肯定派34%、ブラック企業の源泉に
  ■飲み会をやれば職場のコミュニケーションが良くなるわけじゃない
  ■ブラック企業に利用される固定残業代制度 本来会社に不利な支払い方
  ■平日で好きな曜日・嫌いな曜日ランキング やはり月曜日が憂鬱?
  ■ビジネス・仕事・就活・経済についての投稿まとめ

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

宝くじ高額当選者3000人のその後……10年後の彼らの生活は?
歴代首相の身長ランキング 背の高い、低い意外な総理大臣 野田佳彦・麻生太郎・鳩山由紀夫・小泉純一郎・安倍晋三など
日本で馴染みのある韓国系企業一覧
国別ノーベル賞受賞者数ランキング 日本は8位、上位はどこの国?
橋下徹大阪市長の出自 同和地区(被差別部落)と父・叔父と暴力団
意外に有名企業があるファブレス企業・メーカー 任天堂・ダイドードリンコ・やおきんなど
飛び降り自殺は意識を失うから痛みはない…は嘘 失敗した人の話
白元・鎌田真の経歴と派手な交友関係 神田うの,松本志のぶ,妻も美魔女など
楽天Edyはコンビニの公共料金の支払い(収納代行)に使える?
楽天Edyの使えるコンビニ・使えないコンビニ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
のれん代とのれん代の償却のわかりやすい説明
消滅可能性都市ランキングと一覧 1800市区町村中896自治体が危機
カルシウムの多い食材ランキングベスト20 牛乳以外に取れる食品
堀越二郎の妻は死んでないし菜穂子でもない モデルは堀辰雄の婚約者矢野綾子
創価学会、会長候補の正木正明氏左遷で谷川佳樹氏重用の理由は?
インチキで効果なし、活性水素水詐欺 誇大広告であるとして排除命令が出た商品も
高カロリー食品ランキングベスト20(100グラムあたり)
EPA、DHA(オメガ3脂肪酸)の魚油サプリ 効果なしどころか危険という説
リチウムイオン電池の寿命を長持ちさせるのは、使い切って満充電?継ぎ足し充電?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由