2020/10/04:
●国際社会で孤立するのは中国?アメリカ?新型コロナ対策に反対!
2021/01/07:
●「中国は国際社会での孤立を避けるのに必死」とNHKニュースが報道
●国際社会で孤立するのは中国?アメリカ?新型コロナ対策に反対!
2020/10/04:
トランプのせいで中国アフリカが結束 中国アフリカ協力フォーラムはまるで「新国連」に追記でも良いかなと思ったのですけど、とりあえず、別でひとつ。中国が良いということは全然ありえない話なのですが、最近はアメリカのひどさが目立ちます。相対的に悪いといった感じですね。
国連総会(193カ国)は2020年9月11日、新型コロナウイルスに協調して対応するよう呼び掛ける包括的決議案を賛成多数で採択しました。日本を含む169カ国が賛成しています。当然の判断でしょう。ところが、これに反対した国もありました。アメリカとイスラエルが反対したといいます。
共同通信の記事である
国連コロナ対応決議、米孤立 日本含む169カ国が賛成:東京新聞 TOKYO Web(2020年9月12日 15時35分 共同通信)では、他に反対した国があったと書かれておらず、「米国とイスラエルが反対」という書き方。さらにこの記事では、<決議に拘束力はないが、国際社会での米国の孤立が改めて鮮明になった>とも書いていました。
ここでアメリカとイスラエルが反対したのは、決議案の中でイランなどに対する個別制裁の停止要求があったためのようです。アメリカは最近イラン憎しで活発に動いており、その動きのひとつでしょうね。また、トランプ政権は新型コロナウイルス対策軽視・経済重視でもあり、後にトランプ大統領を含めてホワイトハウスで集団感染を引き起こしています。新型コロナウイルス対策軽視の姿勢も現れたと考えられるかもしれません。
●「中国は国際社会での孤立を避けるのに必死」とNHKニュースが報道
2021/01/07:「国際社会で孤立」と検索すると出てくるのは一般的には中国の話ばかりですので、そっちの話もやっておきましょう。例えば、中国がカンボジアとの間でFTA=自由貿易協定に調印したことについて、NHKが<中国 カンボジアとFTA調印 国際社会での孤立避けたい思惑>(2020年10月13日 9時19分)という記事を書いています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201013/k10012660601000.html
<中国は、カンボジアとの間でFTA=自由貿易協定に調印し、アメリカとの対立が深まる中、周辺国との関係強化を図ることで国際社会での孤立を避けたい思惑があるとみられます>
<王外相はこのあと、マレーシアやタイなどを訪問する予定で、中国としてはアメリカとの対立が深まる中、周辺国との関係強化を図ることで国際社会で孤立するのを避けたい思惑があるとみられます>
ただ、「国際社会での孤立」と書いているにも関わらず、記事の中で具体的に出てくる対立相手はアメリカのみだったのでびっくり。「アメリカと対立」=「国際社会での孤立」という認識は歪みすぎでしょう。世界=アメリカという、アメリカ中心主義になっています。いわゆる右派政治家のアメポチ(アメリカの飼い犬のポチ)みたいな思想です。
あと、タイトルを見た時点で疑問に思っていたのは、
アメリカのTPP離脱で、中国参加のRCEPに日本政府が傾斜?で書いているRCEPはどうなの?という話。自由貿易協定調印で国際社会での孤立を回避…という論理なら、日本・豪州・韓国など15カ国の参加が決まった、中国が中心となった経済連携協定のRCEPで、もうすでに孤立を回避できているように思えます。
【本文中でリンクした投稿】
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トランプのせいで中国アフリカが結束 中国アフリカ協力フォーラムはまるで「新国連」 ■
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