創価学会の池田大作名誉会長も、ノーベル平和賞候補に名前が挙がっていたんですね。ただ、報じる必要性を感じた新聞社はあまりなかったようで、検索しても産経新聞の記事しか出てきませんでした。(2015/10/10)
2017/10/07:池田大作名誉会長が平和賞受賞団体に祝電!と産経新聞がわざわざ報じる
●創価学会・池田大作氏がノーベル平和賞候補になっていた!
2015/10/10:知らんかったなぁ…とグーグルニュースで「池田大作 ノーベル平和賞」を検索してみると、最近の話で出てくるのは産経新聞とサンケイビズだけ。しかも、サンケイビズは産経新聞と同じ内容です。あまり報道されたなかったみたいですね。
池田大作氏もノーベル平和賞候補 CNNが報道 - 産経ニュース 2015.10.9 13:12
米CNNテレビは8日の電子版で、2015年ノーベル平和賞の候補に、創価学会の池田大作名誉会長や日本の憲法9条が挙がっていると報じた。
CNNは、受賞予想で有名なオスロ国際平和研究所や、ブックメーカー(賭け屋)の情報をもとに10の有力候補を挙げた。池田氏は、メルケル独首相やローマ法王フランシスコとともに候補の1人として紹介された。(ニューヨーク支局)
●池田大作名誉会長について大きく紹介したのは、産経新聞だけ?
グーグルニュースでは結構漏れがあるので検索してみましたが、パッと見た感じ、どのサイトも産経新聞を引用しています。他は大きく報道しなかったのかもしれません。
だとしたら、おもしろいですね。産経新聞は自民党の機関紙と言われるほど自民党寄りですので、その自民党が連立を組む公明党の支持団体である創価学会に配慮したのかもしれません。
●安保関連法案で「池田名誉会長のノーベル平和賞が遠のく」と信者が心配
なお、最近の記事以外ですと、
池田名誉会長のノーベル平和賞が遠のく? 安保法案成立カウントダウンに公明党が揺れている! 2015年07月27日 06時00分 提供:週プレNEWS (取材・文/菅沼 慶)という記事も「池田大作 ノーベル平和賞」のキーワードで引っかかりました。
この記事では、自民党の大物OBであるA氏という方が以下のように証言していました。
「公明党は元々、集団的自衛権の行使容認には消極的だった。支持母体である創価学会は世界平和を志向する団体だし、池田大作名誉会長がノーベル平和賞を受賞するべきだと信じている。今回の安保法案に賛成することで、ノーベル平和賞は確実に遠のくのではないかと心配している創価学会員も多いと聞いているよ。
公明党の山口代表は、自民党との連立維持という党益と創価学会からの突き上げとの板挟みに苦しんでいるように見えるね。来年に改選を迎える参院議員たちの間で選挙への不安が蔓延(まんえん)し始めれば、安保法案の採決に党議拘束をかけず自主投票とする可能性も考えられる」
●反対デモへの参加を禁止していた創価学会
しかし、実際には自主投票にはなりませんでした。これはかなり創価学会が自民党に配慮したためだと思われます。以下のような記事もありました。
創価学会 会員の安保反対デモ止めた背景に後継者を巡る動揺 NEWSポストセブン / 2015年10月7日 16時0分
安保法制への国民の反対運動は、いまや「自民党最大・最強の集票マシン」と呼ばれる創価学会内部に大きな亀裂を生んだ。
デモが全国に広がり始めた頃から、池田大作・名誉会長が定めた「勝利」(赤)「栄光」(黄)「平和」(青)を意味する創価学会の三色旗をバックに、〈戦争法案即時廃案〉〈バイバイ公明党〉──などと書いたプラカードを掲げる創価学会員が参加するようになったからだ。
公明党は「平和の党」だと教えられてきた学会員たちが、安保法制に反対するのは自然なことだろう。ところが、法案審議の半ばから、学会員のデモ参加者が増えなくなった。学会上層部からこんな指示が出たというのだ。
「最初は何もいわれなかったのに、途中から『デモには行くな』『ろくなコトにはならんぞ』と締め付けが厳しくなった」(デモに参加した学会員)※週刊ポスト2015年10月16・23日号
●自民党も公明党に配慮し、野田毅税制調査会長を更迭
一方、自民党も大事な相棒である公明党に配慮を示しています。
自民税調会長に宮沢氏起用へ 野田氏、事実上更迭の見方:朝日新聞デジタル 2015年10月10日11時03分
安倍晋三首相は、自民党の野田毅税制調査会長を交代させ、後任に宮沢洋一前経済産業相を充てる方針を固めた。来週中にも正式に決定され、野田氏は党税調最高顧問に就く見通し。2017年4月に消費税率を10%へ引き上げる際に導入が検討されている軽減税率をめぐり、慎重な立場の野田氏は公明党と対立しており、今回の交代は事実上の更迭とみられる。
自公による軽減税率の与党協議で、野田氏は財務省が提案した増税分を後から還付する方式を支持し、公明が主張する欧州型の複数税率の導入に強く反対。このため公明から野田氏の交代を求める声が出ていた。
首相側は来夏の参院選を控え、公明との選挙協力を重視しており、野田氏を交代させて公明に配慮した形だ。
選挙の話がちょくちょく出ていますけど、自民党が小選挙区で強いのは公明党・創価学会のおかげというのがあるんですよね。公明党票が貰えない比例区での自民党への投票数は、昔と比べるとかなり下がっています。
ということで、一応見返りももらっていたのですが、公明党や創価学会も妥協しすぎで、信者から見ると「言っていることとやっていることが違うじゃないか」と思うのは無理がないことでしょう。そこらへんは大人の事情がいろいろとあるんだろうと思います。
●池田大作名誉会長が平和賞受賞団体に祝電!と産経新聞がわざわざ報じる
2017/10/07:池田大作先生が大好きなのかもしれない産経新聞が、またノーベル賞絡みで
【ノーベル賞】創価学会インタナショナルの池田大作名誉会長がICANに祝電「受賞は何ものにも代えがたい喜び」 - 産経ニュース(2017.10.7 01:11)という記事を報じていました。
2017年にノーベル平和賞を受賞したのは、「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)でした。おそらく北朝鮮の核問題を意識したものでしょう。なぜこれに池田大作さんが関係するのか?というと、創価学会インタナショナル(SGI)の会長を務める創価学会の池田大作名誉会長が、このICANと連携し、核兵器廃絶への運動をともに進めてきており、6日夜にICANに祝電を送ったため。
ただ、わざわざニュースで取り上げるようなことでもない気がしますけどね。平和に貢献してますよ!という創価学会の宣伝っぽさのある記事でした。自民党の機関紙とも言われる産経新聞としては、連立を組む公明党とその支持団体創価学会への配慮のつもりでしょうか?
グーグルニュースは改悪されて精度が悪くなったため、他の検索と合わせて探してみたものの、予想通り報じたのは産経新聞のみのようでした。これも大人の事情があるのではないかと思われます。
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