2019/03/02:
●なぜ隣に停める?ドアパンチのリスクなどデメリットだらけなのに!
●理解できない…わざわざ隣にとめるのは、運転が下手なのが理由か?
●駐車場でわざわざ隣にとめる「トナラー」、昔からあるスラング
2021/02/02:
●駐車場だけじゃないトナラー!ジム・トイレ・飲食店などでも出没 【NEW】
●トナラー「誰も好き好んで人の隣には行かない。必ず理由がある」 【NEW】
●なぜ隣に停める?ドアパンチのリスクなどデメリットだらけなのに!
2019/03/02:ほかが空いているのに、なぜわざわざ横に止める人が最近多いと感じていた作者が、事例を収集しつつ、周囲の人間だけでなく、当事者にも聞くなどしたという記事がありました。
イラッ! 駐車場はガラガラなのになぜか隣にクルマを駐めてくる「トナラー」の真意とは – WEB CARTOP(投稿日: 2019年2月19日 TEXT: 近藤暁史)というものです。
作者の近藤暁史さんが経験したものでは、広大な駐車場に自分1台だけだったのが、戻ってきたら隣に駐まっていて、広大な駐車場に、ぽつんと2台が寄せ合って駐まっているというシュールな光景になっていたとのこと。例によって本文を読まない人がそういうコメントしていたのですけど、ショッピングモールの入口に近いとから…といった理由は関係なしだといいます。
そのわざわざ隣に駐めたるのはなぜか?という理由の前に、隣に駐めることのデメリットの話を。わざわざ隣に駐めることは、以下のようなデメリットがあるだろうと、作者はしていました。これらは満車状態でもあるデメリットですが、満車状態なら他に駐めるところがないですからね仕方ないです。どうじゃないのにわざわざ…という話ですね。
・ドアを開けにくい。
・ドアをぶつけてドアパンチする可能性がある。
・ドアをぶつけてドアパンチされる可能性もある。
●理解できない…わざわざ隣にとめるのは、運転が下手なのが理由か?
作者がいろいろ聞いてみたところ、まず白線内にキッチリと止めるのが苦手で、すでに止まっているクルマを目標にして位置を決めたいというのが一番の理由だったとのこと。少数派としては、防犯的に隣にもクルマがいて、固まっていたほうがいいからという人もいたそうです。
運転が下手だから…に関係しそうな理由はもう一つありました。便利な入口付近から離れて止めて、“避難”してもわざわざ隣に来るのは、人気薄の場所はほかのクルマが後ろからやってきてせっつかれないから、だそうです。何人かの知り合いは「もたもた停めていて、後ろにクルマがいると凄いプレッシャー」と言っていたといいます。
「これはおかしい。運転が下手なら隣に車がないところに止める」という感想がありました。私も駐車が下手で、車がないところに駐めたいと思うタイプです。ただ、実際にそういう風に言われてしまったのですから、それを無根拠に否定するってのもおかしいですけどね。
また、こうした人たちは他人の自動車をぶつけるリスクを、そもそもあまり考えていないという可能性もあります。運転して自動車をぶつけるリスクを直接聞いたわけではないものの、ドアパンチのリスクについては「あんまり考えたことがない」という人が多かったということで、ぶつけるリスクはそもそもあまり考慮していないのかもしれません。
かなり不思議な話なんですが、運転が下手な人全員がトナラーになるわけではなく、おそらく「運転が下手」と「ぶつけるリスクを考えない」という二つの要素が合わさった人がトナラーになるのではないかと。他人に迷惑をかけるリスクを考えられないという人は一定数いますからね。
なお、記事では、昔は少なくとも1台空けて停めるのが普通だった、としていましたが、これにもリスクがあるという説も。1台空けてそこにとめられるときの方が、駐車時などにぶつけられるリスクが高まるためという説明で、確かにそれはあるかもしれません。これはドアパンチのリスクについても同様でしょう。
●駐車場でわざわざ隣にとめる「トナラー」、昔からあるスラング
記事では、「トナラー」という言葉が使われていて、また妙な言葉を作ったなと思ったら、以前からあるスラングみだいですね。思った以上に、隣にとめる人が多いと感じている人たちがいるようです。
かなり昔からある言葉のようで、2011年の
トナラーに直接聞いてみた「貴様なぜそこに停める!?」 - スポイチ編集長日誌(2011年10月09日)というページも発見。ここでは、トナラーが嫌な理由として、「単純に気持ち悪い」も挙げられていました。そういや車内にいるときに隣にいられると気になるといった声も他でありました。
で、この方は「自分の親父がトナラーだった」という衝撃の事態が判明したんだそうな。で、この親父さんがこれまたヘタくそかつ優柔不断だったとのこと。理由についても、記事に出てきた複数の説明がそのまま。というか、記事の人はこれを参考にして書いたのかもしれません。
●駐車場だけじゃないトナラー!ジム・トイレ・飲食店などでも出没
2021/02/02:
結局「トナラー」は何を考えているのか 経験者が告白した「私が他人の隣に行く理由」 - コラム - Jタウンネット 東京都という記事も出ていたので読んでみました。2020年3月19日の記事ですので、以前書いたときにはなかった話です。
ただ、アクセスしてびっくり! これは駐車のトナラーではありませんでした。トレーニングジムでマシンはガラ空きなのにわざわざ隣に来る…という人の話でした。また、トレーニングのマシンだけ…ということではなく、後述する飲食店など、様々なところで「トナラー」が観察される…という話でもあります。
例えば、読者の反響では、「ホットヨガでスペースが広く空いているのにも関わらず、必ずピッタリ近くにヨガマットを敷いてきます」といったものがありました。それから、男子トイレの便器で、通常隣に来るのを嫌がる人が多いのに、「空いているのに意外と横来る人いる」といった反応も出ています。
記事で紹介されていたトナラーを自称する読者は、ジムのクロストレーナーを使う時にときどきトナラーになるという人。この人の場合は、マシンの標準設定にバラツキがあるため、常に同じマシンでトレーニングをすることにより、その日の調子が把握できるから必ず同じマシンを使うとのこと。論理的な理由でした。
●トナラー「誰も好き好んで人の隣には行かない。必ず理由がある」
別の読者も器台の上にエアコンの吹き出し口があるなど、条件があるとしており、やはり理由が理解できるタイプ。この人は「誰も好き好んで人の隣には、行きたくないんですよ。それなりの理由があります」と断言していました。ただ、こちらの発言は勝手に断言しており、論理的ではありませんでしたね。
実際、記事の時点ですでに、論理的な理由がないトナラーの例が出ていました。彼は「一言でいえば『癖』だと思います」「つい癖で隣を利用することがある」としています。ただ、この人も飲食店の場合に限って言えば、理由あってトナラーになっており、これが癖になって他でもやっちゃう…といった説明ではありました。
混雑する飲食店で席が足りなくて、店員から相席を促されたり席の移動をお願いされて、イライラすることがあるので、それならば、初めから席を詰めて座った方がイライラせずに済むとして、隣に行くのだそうな。そんなんでイライラするの?と思いますが、それは人それぞれ。駐車場の件もそうであったように、ある程度理由あってトナラーになっていることが多いようです。
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