●かぼっコリー(カボッコリー)はブロッコリー配合の新品種なの?
2011/1/3:昔うちで書いた
カボッコリー おいしっくす 感想というページ。このページは、情報が詳しいわく、味音痴の私の感想が載っているというだけで。もうちょっとなんか情報があった方が良いだろうな…と思ったので、今回調べてみることにしました。
まず、以前「カボチャ+ブロッコリーだと思った」と私が書いたことについて。今検索しても非常に多くの方がそう思っているようです。ただ、「思っている」というだけで、事実ではないみたいですね。最近は、2つの品種をかけ合わせた新品種があるのでそう考えたのですが、さすがにかぼちゃとブロッコリーは難しいのかもしれません。
名前の由来については「単にコリコリしているからかな?」とも書いていました。これも複数の方が感想で書いていましため。そして、こちらが実際に名前の由来だった模様。この根拠は ”「こりっとしたカボチャ」だからカボッコリーなんだって”というコメントを検索しているものを見つけただけ…というかなり弱いものですけど、今のところそう理解しておきます。
●ブロッコンなど…ブロッコリーをかけ合わせた新品種は実際多い
前述したような二種類の野菜を掛け合わせて作られた野菜は、ハイブリッド野菜ですとか、細胞融合野菜と呼ばれるようです。念のため、これらのキーワードとカボッコリーをいっしょに検索してみましたが、やはりそれらしき情報はありません。さらに、「カボッコリー 交配」でも同様。やっぱり「コリコリ」由来が有力っぽいです。
ちなみに以前もちょっと書いた通り、ブロッコリーはアブラナ科の植物です。一方、かぼちゃはウリ科で、カボッコリーと似ていると書いたきゅうりも当然ウリ科の植物になります。アブラナ科とウリ科となると遠すぎてかけ合わせるのはさすがに無理かもしれません。ただ、逆に言うと、同じ科なら大いにアリでしょう。
実際、ブロッコリーは、同じアブラナ科の大根とかけ合わせてブロッコン、同じくアブラナ科のカリフラワーとかけ合わせてブロッコフラワー(カリブロ)、アブラナ科の中国野菜サイシン(菜心)とかけ合わせてはなっこりー(名前の由来は花菜)などとなっています。かけ合わせて新品種となることが多い印象の野菜です。
●カボッコリーを生産したのはオイシックスって本当?特徴は…
それから、とっても知りたかったのが、カボッコリーをいつ誰が作り出したのか?ということなのですが、残念ながらこれはさっぱり情報なし。生でも食べられることとか、種まで食べられることとか、皮も種も包丁がサクサク入ることとかが、すごいという声も多数ありますし、名乗り出ればきっと賞賛の嵐なのに!
…と思っていたら、この記事の下書きを書き終えた後に見つけました。
ヤフー知恵袋によると、「かぼっこりーは、Oisixの契約農家が個人で開発した事になっている品種」とのこと。「事になっている」という書き方が気になりますが、だからおいしっくすで売っているんですね。
あと、情報が詳しかったのは、やはりその
おいしっくすの情報ページで、以下のような特徴があるようです。
・捨てるところなし、種も皮も柔らかくすべて生で食べることができるかぼちゃ。
・コリッコリの食感、ほんのりとした甘み。
・時々、かぼちゃを半分に切ったときに、ハート型になっていることがある。
・おすすめの食べ方は、かぼちゃをスライスして水でさらし、種ごとサラダ酢のもの。また軽く塩でもんでピクルスにしたり、ぬか漬けも合う。
カボッコリーがヒットするかはわかりませんけど、こういう新品種がどんどん出てくると、日本の農業にも未来はあるような気がします。
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