レーシック後に1年半寝たきり…後遺症で9人提訴、7800万円の賠償求める - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ) 2015.10.30 18:36
訴えによると、9人は2006年11月~13年9月に2法人のクリニックで手術を受け、ドライアイのほか、眼精疲労や網膜剥離などの症状が出た。後遺症のリスクを詳しく説明されなかったと主張している。
提訴後に記者会見した神奈川県の40代男性は、手術後は激しい痛みで目を開けられず、1年半寝たきりになったといい「手術を受ける前に危険性を知ってほしい」と話した。(共同)
「「レーシック手術で後遺症」新たに9人が集団提訴」 News i - TBSの動画ニュースサイト
裁判で2つの病院側は、いずれも争う姿勢を示していますが、弁護団によりますと、被害を訴える患者は100人近くいるということで、さらに追加提訴を検討しているとしています。(30日21:30)
<なぜ、レーシック訴訟が起きるのか?>費用の安さではなく、医師と2人3脚で歩めるかどうかで医療機関を選ぼう | マイナビニュース「メディアゴン」 [2015/01/06]
松井宏夫[医療ジャーナリスト]
* * *
レーシック自体は1995年にアメリカのFDA(食品医薬品局)がレーザー治療を認可し、日本では2000年に厚労省の認可が下りて以降、急速に普及した。もちろん、手術自体は技術的に確立された手術である。
では、何処が問題なのか。
この手術の基本的なあり方として、第①は「医師がきちっと患者と向き合っている」こと、第②は「レーシックは弱め弱めの矯正」、ということがある。
どうしても弱かったときは追加矯正をする。追加矯正の料金は最初の手術料金で行うもので、追加請求はあり得ない。このように行うと過矯正の問題は起こらない。
しかし、過矯正されてしまった患者は、その改善治療を求めて「レーシック難民」になってしまう。この改善治療はかなり難しい。
治そうとして上手くいかないと「善意の眼科医」も患者から敵にみられることになってしまう。ここが難しい点である。患者は費用が安い医療施設を選択するのではなく、その医師と2人3脚で歩めるかどうかを考えるべきである。それと共に、医療施設の認可制なども考える必要があるのではなかろうか。
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