もう一つ驚いた話があったので、
再提出論文も門前払いレベル 小保方晴子氏、早大博士号取り消しの他にも書きます。
こちらは小保方晴子さんによる反論に着目したものです。
●小保方晴子氏「不合格を前提とした手続き」
セットの方で書いたように、過去に小保方晴子さんほど特別な扱いを受けた人は、世界中探してもいなかったと思います。本来でしたら問答無用で博士号取り消しでした。
ただ、小保方晴子さんはそうは考えていないので、早稲田大学を批判しているそうです。
小保方晴子氏の博士号を取り消し 早稲田大:朝日新聞デジタル 2015年11月2日19時12分
一方、早大が小保方晴子氏の博士号の取り消しを決定したことについて、小保方氏は2日、代理人の三木秀夫弁護士を通じて、「当初から不合格を前提とした手続きで、とても不公正なもの」とするコメントを発表した。今回の早大の判断について、小保方氏はコメントで「指導過程、審査過程の正当性・公平性について大きな疑問がある」と主張。修正論文を提出した後、指導教員とは1回のやり取りで不合格の判定をされたと訴えている。
●「学術的な理由とはかけ離れ、社会風潮を重視した結論」に「失望」
他に「学術的な理由とはかけ離れ、社会風潮を重視した結論」というのも言っていたようです。こちらの後半はまだわからなくもないのですけど、学術的に考えたら普通は再提出なんぞ認められません。
早稲田大学もマジで世間体を考えていたのなら、再提出なんか認めずに取り消しすべきでした。そうしなかったので、早稲田大学の価値は一部の人の中ではガタ落ちしています。
小保方晴子学位問題で早大博士号返上 坂井伸之山口大教授の経歴で書いたように、早稲田大学の博士号を返上すると言い出す方まで現れていました。
小保方氏が反論「社会風潮を重視」の博士号取り消し - 社会 : 日刊スポーツ [2015年11月2日19時21分]
早大から博士号取り消しを発表された小保方晴子元理化学研究所研究員(32)は2日、代理人弁護士を通じて、「失望しています」「学術的な理由とはかけ離れ、社会風潮を重視した結論」などと、決定を受け入れられない旨のコメントを発表した。
●体調不良を無視、政治的な理由での博士号剥奪?
ただ、読み進めていくと、小保方晴子さんの主張がわからんでもないというところもありました。
また、体調不良の中での作業は困難であるとの診断書を提出したものの受け入れられず、修正論文の提出前から「今回は合格の可能性はとても低い」と告げられていたと暴露。その理由は「博士として認めることのできないのは、一連の業界の反応からも自明なこと」などと伝えられたことも明らかにした。
政治家の逃げでもおなじみなので印象悪いですが、体調不良というのは一応わかります。これを認めると、無限引き伸ばしも可能になっちゃいますけどね。
また、提出前から「今回は合格の可能性はとても低い」と告げていたというのが本当なら、早稲田大学はクソです。本当かな?と思うものの、早稲田大学ならやりかねないとも思います。
さらに、「博士として認めることのできないのは、一連の業界の反応からも自明なこと」などと言っていたのであれば、頭が悪すぎます。何でそんな審査の正当性を疑われるようなことを、わざわざ言ったのか?
ただ、過去の小保方晴子さんの言動からすると、こちらもそのまま受け入れるのが難しく、「飽くまで本当ならば」と強調しておきたい話でもあります。
●今回の騒動で判明した他の博士はなぜ取り消しなし?
なお、以下は
再提出論文も門前払いレベル 小保方晴子氏、早大博士号取り消しの最後で書いたように、早稲田大学がおかしいです。本来、早稲田大学は大量の博士号取り消しを断行すべきでした。
代理人の三木弁護士は、小保方氏からの聞き取りとして補足。小保方氏は「同時期に問題視された学位論文について、200余名の方がいた」と言い、自身以外の該当者は修正で済んでいるが、自らだけは「明らかに違う扱い」を受けたと主張しているという。
●正しい「最終論文」を製本しなかった早稲田大学が悪いと法的措置検討
あと、法的措置まで言い出しやがった!と思ったら、これは例の下書き説に絡んだものでした。下書きだって言うの、本当だったんだ!
正しい論文があれば、それを出せば済んだ話なのですが、小保方晴子さんは正しい「最終論文」を捨てちゃったんですかね?
また、三木弁護士は、そもそも、今回の博士号取り消しにいたった論文について、小保方氏は「誤って草稿段階の論文を提出していた」とし、その後、最終論文を再提出していた経緯を説明。大学側が正しい「最終論文」を製本せず、途中段階の「草稿論文」を製本し、確認を怠ったことが今回の取り消し問題の原点であるとし、今後は法的措置も視野に入れ、小保方氏と協議を進める。
上記が本当なら早稲田大学も相当杜撰なのですが、大事な大事な最終論文とあんなデタラメ文章とを間違える小保方晴子さんは相当問題ですよ。そんな人に博士号与えちゃいけませんわ。
しかも、間違えて提出しただけでなく、提出し直した最終論文がきちんと製本されたかどうかも彼女はチェックしていなかったわけです。前代未聞のミスをしでかしたのですから、ちゃんと差し替えられているかどうか、普通なら確認するでしょう。いい加減すぎます。
言い分がすべて本当でも、被害者面できる内容ではありません。
●自ら公開処刑?小保方晴子氏が再提出論文公開へ
思ったより記事の内容が多くて長くなりましたが、当初紹介したいと思っていたのは以下の話でした。
小保方晴子氏:「決定に失望」…代理人通じコメント発表 毎日新聞 2015年11月02日 18時45分(最終更新 11月02日 19時07分
小保方氏は、再提出した博士論文やデータを今年度内をめどにインターネットで公開する方針も示した。【根本毅】
どの記事か忘れてしまったものの、STAP細胞完成のためにみたいな公開理由を書いているところもありました。
しかし、門前払いされたレベルの論文ですよ。普通なら公開処刑ものだと考えそうなのですが、自ら公開するという判断。また、間違い探しされちゃうんじゃないですかね?
とりあえず、小保方さんは常に予想の斜め上を行くなぁと、改めて驚きました。
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