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引退するのが難しい創業者、ココイチ宗次徳二氏はスッパリ会社を辞めた


2015/11/4:
●ハウス食品、カレーの「ココイチ」買収、海外展開強化
●引退するのが難しい創業者、ココイチ宗次徳二氏はスッパリ会社を辞めた
●作家の野地秩嘉氏、ココイチ成功の秘密は気配りと指摘


●ハウス食品、カレーの「ココイチ」買収、海外展開強化

2015/11/4:ハウス食品グループ本社が「CoCo壱番屋」の壱番屋を買収するという報道がありました。どちらも過去に書いているところなので、何か書きたいと思いました。

  ■ココイチが高いのに人気な理由 と 店舗数がダントツ日本一の理由
  ■ハウス食品、中国で日本式カレー人民食化計画を進行中 バーモントカレーが主役

 ただ、あまりおもしろい話を紹介できそうになかったので、そのときは断念。とりあえず、以下が当時の買収報道の一つです。
ハウス食品、カレーの「ココイチ」買収へ ITmedia ビジネスオンライン / 2015年10月30日 17時50分

 ハウス食品グループ本社は10月30日、カレーショップ「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋の株式を公開買い付け(TOB)で取得し、子会社化すると発表した。緊密な連携で両社のノウハウを活用し、カレー市場で国内需要の拡大と海外事業の強化を図る狙い。(中略)

 ハウス食品は2002年までに壱番屋の株式19.5%分を取得し、持分法適用関連会社にしていた。TOB終了後の保有比率は51%となり、連結子会社化する。(中略)

 今後、両社でメニュー開発や販売促進を展開することで国内需要の拡大を図る一方、壱番屋の海外出店を両社の連携で拡大する。調達や生産などの協業も進める。

●引退するのが難しい創業者、ココイチ宗次徳二氏はスッパリ会社を辞めた

 当時はおもしろい話が見つからなかったものの、今になって見つかりました。創業者さんの話です。創業者は今回の買収でどうなるのかな?と思っていたら、とっくの間に辞めていたんだそうな。ひょっとしたら前調べたかもしれませんが、少なくとも記憶には残っていませんでした。

 この退社の話がクロネコヤマトの宅急便の生みの親小倉昌男 カリスマ社長の老害問題を思い出すものでしたので、興味深かくて一つ書きたくなりました。

 ヤマト運輸の投稿で「老害」と入れているように、実績のある経営者が後継に失敗することは多いです。影響力が強すぎるために後継者が独り立ちできないですとか、そもそも後継者をきちんと育ててこなかったですとかですね。すんなり引退できずに、影響力がさらに強いところに戻るというケースもあります。

 例えば、ヤマダ電機の山田昇会長は全役員が降格の上で社長に復帰、ワタミの渡邉美樹会長は常勤会長に復帰といったことをやっていました。ユーシン・田邊耕二社長もゴタゴタして社長復帰ということになっています。わりとよくあります。

 ところが、ココイチの創業者・宗次徳二さんは本当にスッパリと辞めたみたいですなんですよ。株式公開を果たした2000年のわずか2年後に会社を去っています。しかも、53歳という経営者としてはかなりの若さでの退社です。

 市場関係者だという人は、以下のように説明していました。

「現在の浜島社長は、創業まもないころから働く苦労人です。彼に経営を任せたからには、一切口を出さない。その精神を貫いています。息子さんはプロゴルファーだし、会社は個人のモノではないという思いが強い。だから、今回のTOBも迷うことなく応じたのでしょう」(資産220億円! ココイチ創業・宗次徳二氏の“大逆転”人生 日刊ゲンダイ / 2015年11月3日 9時26分より)


●作家の野地秩嘉氏、ココイチ成功の秘密は気配りと指摘

 結局、すんなり引退のエピソードは上記だけでした。ちょっと短いですね。なので、ついでに別のエピソードも。ココイチが高いのに人気な理由 と 店舗数がダントツ日本一の理由でもやったココイチ人気の理由。記事では、以下のように以前紹介したものとは、別の理由を挙げていました。

 記事ではまず、ココイチは、客が自分の好みで、ご飯の量や辛さ、トッピングなどを決められる販売方法がウケたとされるていると記述。さらにそれだけではないとして、ノンフィクション作家の野地秩嘉さんが以下のような言葉を載せていました。

「宗次さん本人が言っていましたが、カレー屋って、みんな簡単だと思っているでしょう。工場で作って大鍋で温めて……、ココイチは大鍋からカレーを小鍋に移し替えて温め直す。お皿も喫茶店のコーヒーカップと同じようにお湯で温めている。『この作業を全店でできるのがウチの実力』と言っていました。出前もやっていますが、一人暮らしの老人は店員が様子を見ていると言っていました」

 こうした気配りが成功の秘密だとされていました。そういえば、以前書いたように、ココイチは独立を志している店員への支援が手厚いことで知られています。店員を使い潰す勢いの企業が多い飲食店業界では珍しい方針です。こういった店員への思いやりが、質の高い気配りできる店員を育てているのかもしれません。


【本文中でリンクした投稿】
  ■クロネコヤマトの宅急便の生みの親小倉昌男 カリスマ社長の老害問題
  ■ココイチが高いのに人気な理由 と 店舗数がダントツ日本一の理由
  ■ハウス食品、中国で日本式カレー人民食化計画を進行中 バーモントカレーが主役

【関連投稿】
  ■ココイチ、カレーライスのルーはおかわり無料の真相 量には限界あり
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