税金の無駄遣い?STAP細胞関連経費1億4500万円 小保方晴子氏の検証実験参加は不要だったで書いた理研の税金の無駄使い。
実は小保方晴子さんらのSTAP細胞関連だけでなく、別の問題にも触れられていました。扱いが小さかったんですけど、こちらもすごく問題だと思います。
●理研の契約・物品購入など、3910件が不適切と指摘
例えば、毎日新聞で触れていた部分は以下。
STAP経費:小保方さん給与や調査費で1億4500万円 毎日新聞 2015年11月06日 12時01分(最終更新 11月06日 12時55分)
一方、検査院は、(引用者注:小保方晴子氏ではない)他の研究員が遺伝子研究に使う物品の契約方法についても調査。その結果、研究員が内規に違反して業者に直接発注したり、現金を前払いしてポイントと交換し物品を購入したりしていたケースが3910件あったことが判明し、理研に改善を求めた。理研は契約課を通じて物品を発注するなど改善策を講じているとしている。
●理研、高級家具を実質的に入札せずに指定して購入
そして、最も気になったのが、時事通信社の以下の部分です。
理研、高級家具指定購入など問題発注=STAP検証費9千万円超―検査報告 時事通信 / 2015年11月6日 11時54分
検査院(引用者注:会計検査院)によると、理研は2011年3月、神戸市の研究施設で使うイタリアブランドのいすやテーブル数十点を計954万円で購入。入札を募りながら、実際には「座面と背もたれに計288個の穴があること」と指定し、ミリ単位で大きさを定めるなど、そのブランド以外を排除していた。
●954万円の高級家具はカッシーナ・イクスシーのことでは?
私は記事を見て、あっ、これ、
9割が税金の理研 報酬増要求の一方、高級家具カッシーナに1000万円の件じゃない?と、パッと思いました。
金額が合うかどうか、当時使ったものを元に計算してみましょう。
(1)物品役務等の名称及び数量 幹細胞研究開発棟2Fセミナー室等什器類
(3)契約締結日 平成23年3月8日
(4)契約相手方の氏名及び住所 (株)カッシーナ・イクスシー
(6)契約金額 4,672,500
(1)物品役務等の名称及び数量 幹細胞研究開発棟2階交流スペース及び居室用什器
(3)契約締結日 平成23年3月18日
(4)契約相手方の氏名及び住所 (株)カッシーナ・イクスシー
(6)契約金額 4,872,000
(PDF)https://choutatsu.riken.jp/r-world/info/procurement/docs/infofile/file/ic000000820.PDF/id/000000251 これらを足すと、954万4500円。四捨五入すれば、時事通信の報道の「計954万円」とピタリ合います。
●本来なら大問題である税金の無駄遣い
この高級家具の件は、小保方晴子さんが買ったのでは?と、STAP細胞疑惑のときにいっしょに話題になったものです。しかし、すぐに東大教授になった別の方のところで購入したものだと、断定されていました。
違っていたら困りますし、名前を出しちゃうとあれかな?と思うので書きませんが、「カッシーナ・イクスシー 東大教授」あたりで検索すると簡単に出ます。もうあだ名が「カッシーナ」という感じになっていました。
「計288個の穴があること」など、実質的に特定のブランド以外を排除した購入など認められるはずがないものであり、本来なら非常に問題です。これは小保方さん問題以上に返金を求めやすくないですかね?
マスコミはこっちの問題ももっと追求すべきだと思います。
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